カワセミ側溝から(旧続・中岳龍頭望)

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

意外とあっさり感

2007-07-30 | 時事
それにしてもおおかたの予想通りの選挙結果だった。これだけ予想が当たった選挙って初めてではないだろうか。だいたいマスコミは大げさなので、ものすごいことが起こりそうだと煽るものだけれど、そのあおり以上の結果になったような感じである。選挙といえば、どうせ何にも変わらないという絶望だけの体験しかしたことがなかったので、かえって拍子抜けしてしまう。これは勝ったほうも負けた方も感じていることであろう。もちろんこれでもたぶん何も変わらない(細川内閣なんて国民の70パーセントが支持しているのに崩壊した。政治は国民の支持で行われている営利ではないのである)のだろうけれど、以前の民衆とは違う民衆が誕生したような気がしないではない。日本という国は、何か内容的に変化している可能性がある。よりバカになった(いや、昔の人もそれなりにバカだけれど、深く考えていないという意味である)というか、単純化していることは日々感じていたけれど、子供が大衆化したのかもしれない。いや、成長できない何かの要因があるのではないか。今の若い世代がどうだというより、僕より上の世代がおかしいのではないか。大人のクセにやたらに幼い。マスコミに簡単に踊らされている世代は、恐らく投票に行った大多数の良識ある中年層以上の人たちなのだ。結局自己中心の若い世代が、政治でムーブメントなんておこすはずがないじゃないか。保守派といわれる人たちに何があったのか。保守ってムードに弱いのだろうか。このあたりのことは、いろいろ分析する人が現れるだろう。表面的なコメンテーターはパスして、このあたりに目をつける人に要注目である。

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