カワセミ側溝から(旧続・中岳龍頭望)

好きな言葉は「のこのこ」。好きなラジオ中継「相撲」。ちょっと苦手「煮た南瓜」。影響受けやすいけど、すぐ忘れます。

孤立する場所

2007-12-08 | 雑記
 午後から会議だったが、時間前に会場に着きそうなので駐車場から遠回りして散歩した。風はあるが、陽も照って気持ちいい。時々落ちているどんぐりを踏み潰しながら歩みを刻んだ。
 さて会場に着くと既に会議が始まっている。あれれ、と思ったら時間変更で三十分早く開催されたとのこと。ちゃんとファックスで案内を流したとの由。いえ、僕は知りません。このあいだも開催案内を知らなかったし、僕の職場にはブラックホールのような連絡網が存在するらしいことが疑われる。まあ、以前からよくあることだ。困るなあ。
 事業の進捗状況と中央情勢の新情報など。うーむ、まだまだ混迷を深めてますなあ。この国は本当に迷走が好きである。いや、好きじゃないが、あっちを立てて、こっちも立てて、とふらふらしちゃうんである。それも水面下で足をばたばたさせて強引に動くやつが強いらしい。ツケは全部後の人。将来に誰かが地雷を踏む。年金問題なんて、今の担当者は運が悪いだけだとしか思っていないだろう。運じゃなくて体質なのに。ぜんぜん駄目だなあという思いと、恐ろしいなあという思いで話を聞いたのだった。
 さて終了後県庁に陳情に行く。約束していたのに部長も課長も不在とのこと。このために会議が早まったそうだから、会長もご立腹であった。帰ろうとすると玄関で多くの議員さん方と立ち話になる。僕らもいろんな地域から集まっているのでいろんな議員さんがいることを改めて知る。議会開期中なんですね。なかなか帰れない。まあ、しかし陳情にはなってるな。僕らも足をバタつかせているわけである。システムとして同類なのかもしれないなあ、と思った。
 こちらの忘年会はパスして高速飛ばして戻る。地元のPTAの忘年会である。お父さんお母さんと席の塊がある丁度中間に座ったせいで、ちょうど話題の切れ間で話が聞こえてきて、僕の両隣の人がそれぞれ僕に背中を向けるような状態になってしまって孤立した。目の前に座っている少しきれいな奥さんもおとなしい人らしく、時々僕のように孤立するのだが(そういう位置関係の場所ってあるのである)、お互いに特に共通の話題はなくて、気まずい二人だった。時々急に話題がふられ、質問に答えられない間抜けな生徒みたいな感じになるのであった。
 全員が同じ話題で合流したのは血液型がどうだということだった。十四人中六人がB型だそうで、Rhマイナスが二人いた。それで盛り上がりを見せたが、何で盛り上がるんだろうと思った。だいたいPTAに参加するような人間はもともと少数派なんだから、少数派が多少多くても何の不思議もない。
 二次会にも行って、さあシンデレラの時間だというので帰ろうとしたら、Jんさんから強引に手を引かれてビーフンを食いに行った。いや告白するとチャーハンも餃子も酢豚も食った。なぜか付き合わされた僕とO塚さんが持つことになった。たぶんあれは明日になっても覚えてないだろうなあと思ったが、愉快ではあったので諦めた。
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