僕等の小中学生時代のアイドルといえば、なんといってもクイッシー・ハインドではないだろうか。まあ、姐御っていやあそうなんだけど、写真でしか見たことなかったし、単にかっこいいなあと思ってました。その当時も正直言って美人だと思って慕っていたわけじゃなかったかもしれないが、骨のあるロックシンガーとして長く君臨したという感じがしている。コピーするアマチュアバンドも多くて、ああ、やっぱみんな好きなんだなあと嬉しかったものだ。もちろん留学生なんかにもウケてたので、あちらでも姐御は慕われていたんじゃなかろうか。
レイ・デイビスに憧れてロックやって、結局レイの子供は流産して破局。その後シンプル・マインズの誰かと結婚したんじゃないかと思うが、たぶんその後離婚した。渋谷陽一はこのような経歴からクイッシー・ハインド松田聖子論を唱えていた。松田聖子は郷ひろみに憧れて歌手になったが、やっとあこがれの人と一緒になって現実に目覚め破局。本当の結婚相手は神田正輝を選んだが、自分がわがままなので結局破局した。まあ、そうなのかという疑問も大きいが、つまり二人とも歌やロックそのものが好きでこの世界に入ったわけではなかったのだけれど、実際の自分の才能が開花して巨大化して、結局自分の道を歩んでいるのだ、という意味で解釈するのが正しい。ちょっと同意しかねるが…。
僕が知っているのはその程度だけど、女性ロックの一人というと、真っ先に思い浮かぶのはこの人なのであった。
デビューらしい。もろキンクスである。だって、レイ・デイビスの曲だもんね。
Stop your sobbing
http://jp.youtube.com/watch?v=1cguXYfVuSg
そして、結構ヒットソングがたくさんある。中には日本で売れてないのもあるようだが、聞き覚えのある人も多いのではないか。
brass in pocket
http://jp.youtube.com/watch?v=5LO265eITJ0
ちょっと動きが変でしたね。
スタジアム・ライブも堂々の貫録。
back on chain gang
http://jp.youtube.com/watch?v=KYZh5cY2Gsk
僕はこの曲は好きでしたね。
don’t get me wlong
http://jp.youtube.com/watch?v=ometyZNimIU&feature=related
バラードだって歌えます。ミルクがもったいないです。
I'll Stand By You
http://jp.youtube.com/watch?v=IYQF1Jcrb_I
これは名曲。鼻歌で歌いたくなります。
kid
http://jp.youtube.com/watch?v=-3ltueXbJMg
そして、やっぱりこれはかっこいいです。永遠の青春という感じ。そして大好きなレイ・デイビスを、ある意味で凌駕している。キンクスっぽいけど、まっとうなプリテンダーズという意味で。
Middle of the Road
http://jp.youtube.com/watch?v=eiW_NI9stp8&feature=related
座っても歌います。楽しそうです。
Night In My Veins
http://jp.youtube.com/watch?v=BxY6YitjNM0&feature=related
コールドプレイがカバーしてます。でもクイッシーが歌った方がいい曲でした。僕にとっては山下達郎よりこの曲がクリスマスらしいです。
Coldplay - 2000 Miles + Lyrics (The Pretenders Cover)
http://jp.youtube.com/watch?v=opjTjUQEbGE
逆にレディオ・ヘッドの曲をカバーしてます。
クリープ(レディへ)
http://jp.youtube.com/watch?v=lML2N4xB9GU
この映像が当時の僕のイメージに一番近いかも。
Louie Louie
http://jp.youtube.com/watch?v=Yq7TyAjje0Y
なんだか、だいぶ気分が若返りました。やっぱりアイドルなのかもしれない。