シリーズ化を示唆したので続けてみる。
厚切りビーフカレー(S&B)
これは息子が食っているのを横目で見たことがあって、正直言って気になっていた。やっと自分に順番が巡ってきたような感じもして、食う前から感慨深かった。
確かに厚めの肉の塊が入っていて幾分ボリューム感がある。ガツガツ食うにはしあわせな感じもする。なんというかオーソドックスなカレーでありながら、レトルト上位の貫録があるのは、この充実感かもしれない。もちろんボンカレーなどとは十分に別モノという前提の上で、他のレトルトより貫録があるという意味である。これなら下手な喫茶店でカレーを食うより、レトルトで良かったという逆の充実感さえ味わえる気がする。
黒カレーコクの黒(グリコ)
酔っ払って〆で食った。
佐世保に黒カレーの旨い店があったよなあ、と思いだしたが、同じ味というわけではない。
いやそれが、結構いけるんですねこれが。はっきり言ってかなりうまい。ひき肉が使ってあってルー全体にまんべんなく肉の旨さが伝わっており、どの部分をすくっても後引き感の威力が誘惑する。ピリリとした辛さがこのうまみをさらに引き立てて、いつの間にか汗しながら止められない感じだ。
飲んだ後にはラーメンもいいけど、カレーも侮れないものだと思う。このようなカレーを出す深夜の店があったら、行列ができるのではないか。まあ、どちらもダイエットの大敵であることは間違いないのだが…。