出張で北九州他。子供も修学旅行で同じような場所(じゃ無くて近いだけだけど)に来ているらしい。出発前の晩に嫌がっていたけれど、僕としてはなんとなくそういう偶然にうきうきする感じがする。まあ、万が一にもすれ違いさえしないだろうけど…(実際こうやって帰ってきてから、そういう偶然が無かったことは当然だったことは知っているのだが…)。
収穫もあったけど、まあ、あんまり関係無いことも多くて逆に気楽ではあった。意外なところで羽目を外して、またある団体へのお誘いも受けることになった。団体というのは自己増幅することがあって、僕のような存在を嗅ぎつけて付け込むのである。JCみたいに忙しい団体でないにせよ、既に僕は当て職を入れると10以上の団体の役員(JC卒業のおかげでだいぶ減りました)をしているわけで、勘弁して欲しいというのが正直なところ。ろくなことが出来ない人間なのに、ますます何にも出来ないことを正当化するような増殖は日本社会の恥部だと思う。本気じゃないからいいのだろうけど、だからといって浪費には違いなく、僕の寿命がそれだけ縮まることだけは確かなことなのだと思う。この世から早く引退すべきということなのかもしれない。
ニュースではトヨタの70なんパーセントの減益というような騒ぎ方である。うーん、赤字じゃなくてまだ利益が出てるんですけどね。むしろそれでも黒字だということが驚くべきことだというのが素直だと僕は思う。恐るべき強さのトヨタ。日本という国の力を越えている。
結局日本のマスコミこそ衰退しているのだと思う。いまや何も正確に報道する力さえない。そうとう優秀な人が居るだろう事は容易に想像できるのに、そういう力がぜんぜん発揮できないままに埋もれているのだろう。馬鹿は淘汰されるどころか、容易に共感を広げて増殖する。愚民こそ次世代を作り上げる原動力なのだろう。とほほ。