ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

『脳を活かす仕事術』レポ(4)

2012-02-15 | 勉強に役立つ書籍

◆◇◆『脳を活かす仕事術』茂木健一郎(もぎ・けんいちろう)著(PHP研究所)より◆◇◆

「わかる」を「できる」に変える!

はじめは、注目すべき内容のまとめです。
次にアビットからの補足となります。

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時々、アウェー戦をやると脳は大きく伸びる

自分の得意分野、あるいは専門として豊富な経験がある領域の仕事は「ホーム」です。

一方、自分の苦手な分野、あまり経験を積んでいない領域における仕事は「アウェー」です。

もちろん、ホームでの闘いで確実に実績を上げることは大切ですが、その一方で、アウェーでの闘いを重ねることで、自分の幅を広げ、さらなる成長を望むことができます。

アウェーでは、脳は緊張して苦しみ、全力で結果を出そうと必死になります。

スポーツと同じで、厳しいからこそ脳は成長するのです。

脳は苦しみを乗り越えられた時に、つまりアウェー戦を闘い終えた時に喜びを感じ、その時、脳の中では大量のドーパミンが放出されています。

そうすると、その前にとっていた行動(=アウェーでの仕事)が強化されるというわけです。

つまり、アウェー戦に繰り返し挑戦することで、脳が鍛えられ、よりアウェー戦に強い自分を作り上げることができるのです。
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時々ですが、勉強についても「アウェー」がありますよね。

たとえば、小学生の場合は、漢検の受検会場です。
アビット新白岡校では・・・。
埼玉県・大宮にある「JA共済埼玉ビル」を推奨しています。

埼玉県の子どもたちが、続々と「JA共済埼玉ビル」に集結します。
「漢検を勉強している人って、こんなにいるんだ」
そんなことを体感することができます。

刺激を受けて、勉強のやる気もUPするかもしれませんよね。

埼玉県の中学生の場合は、北辰会場テストがありますよね。
また、埼玉県の小6の場合は、首都圏統一模試があります。
会場は2~3つくらいの中から選ばれます。

「普段行かない会場で、成果を出す」
そんな「アウェー」を経験して・・・。
「アウェー」でも普段の力を出せるように、慣れてほしいと思います。

そして最大の「アウェー」は、中学入試、高校入試の当日ですね。

ところで、アビット新白岡校で北辰テストの過去問を解くと・・。
ある程度よい偏差値【SS】が出る。
「ホーム」での勉強はよくできる♪

でも、当日の本番だと、過去問ほど【SS】が上がらない・・・。
そんな経験はあるでしょうか?

当日の本番だけ特別難しくて、【SS】が落ちる・・・。
基本的に、そんなことはありません。

自分が難しければ周囲も難しいものです。
特別に、自分だけ【SS】が落ちるというのは、考えにくいです。

そんなときは・・・。
「よい【SS】出さなきゃ」というプレッシャーから逃れてください。

普段から努力して、過去問で成果が出ている子ども。
そんな子どもは「アウェー」にて・・・。
どのくらいリラックスして問題が解けるかが勝負になります。

私の経験では・・・。
北辰過去問が、【SS 60】~【SS 65】くらいのマジメな子どもに見られます。
「よい【SS】出さなきゃ」と考えないで、普段の力を出してほしい。

それ以下の子どもは? 
子どもにもよりますが、まだまだ普通に普段の努力が必要ですね。
つまり、まずは「ホーム」での勉強をしっかりやりましょう★

「逆境に勝る教育はない」
 (ベンジャミン・ディズレーリ Benjamin Disraeli イギリスのヴィクトリア朝期の政治家)

・・・次回ラスト。

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アビット新白岡校からのバレンタインチョコ

2012-02-14 | 教室日記

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写真は、アビット新白岡校からの「塾チョコ」です。

本日(120214)は、バレンタインデーでしたね。
2012年も、写真のチョコレートを多数いただいてしまいました。
2011年もいただいたのです。

もちろん、私個人がいただいたのではありません。
「塾生のみなさんにあげなさい」ということです。
作成者の方曰く「去年のものよりおいしい」と♪

手作りで、味は3種類です。
ココア、ホワイト、カラフルなチョコふりかけ(?)のもの。
どれかが、2つずつ入っていますよ。

私は、一足先の120213に食べましたよ~・・・味見として。
たしかに、去年のものよりもおいしいかも。
・・・まあ、去年の味をあまり覚えていませんが★

なぜ、このチョコレートを、私がいただけるのか?

それは、作成者の方の・・・。

「塾生のみなさんに喜んでもらいなさい」
「そして、もっと地域の役に立ちなさい」

・・・そんなメッセージが込められているのかなあと。

ところで、白岡東小や篠津中は・・・。
学校にチョコレートを持ってきてはいけないようですね★
まあ、たしかにお菓子ですからね。

おそらく、先生に見つからないように渡しているのでしょう。

アビット新白岡校では、その場で食べなければノー問題です。
そもそも、私が渡しているわけですから・・・。
機会あれば塾生同士で、どんどん渡してくださいね☆

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中3社会 定期テスト対策 不況のときに何をする?

2012-02-13 | 本日の授業

Cimg3921

写真は、120212、中3の定期テスト対策指導、社会です。

日曜日なのですが、篠津中・定期テスト(第4回)の対策指導ですよ。
中3は、もう中学校の調査書も作成済みです。
まあ、3学期の定期テストはそれほど・・・とも思うのですが。

結局、何を勉強しても公立高校入試に役立ちますからね。
しかも、何かを手抜きするけど、ラストの入試だけうまくいく・・・。
勉強に対する姿勢として、それはよくないかと。

写真の問題を見てください。
埼玉県公立高校入試、平成22年度(前期)と同じ問題ですよ。
結局、普段の勉強が入試につながりますね~☆

入試問題は、写真と同じような図がかいてあり・・・。
「不況のときの政府の景気対策を、税金と財政支出の二つに着目して書きなさい」
そんな問題でした。

答えは、「政府は減税したり、公共事業を増やしたりする」でした。

もちろん、この日の対策プリントの答えも同じです。

Cimg3923

↑できましたか?

ところで、今回の定期テスト(第4回)の社会の範囲ですが・・・。
教科書P108~P165(ラスト)までということで、量が多いですよ。
この日の対策プリントも、7枚もありましたからね★

でも、勉強しているとわかるでしょう?
入試問題で出題されていた問題が、多数入っていることを。

たとえば・・・。

累進課税制度(平成23年度 前期)
少子高齢化と社会保障関係費(平成23年度 前期)
高度経済成長(平成22年度 前期)
利潤(平成22年度 前期)
中央銀行(平成21年度)

ハッキリと語句を書く問題や・・・。
説明を記述する問題だけでも、これだけあります。
入試の対策にもなっていることが、わかると思います☆

それにしても、不況のときは減税のはずなのですが・・・。
2012年の日本は、消費税を上げることで話がまとまっていますよね★
2011年の東日本大震災以来、景気はよくないはずですが。

消費税は、現在の5%から、8%へ。
そして、10%へと。
ホントは、もっと増やさないと足りないとも★

公民の勉強(原則)は、現実とズレることがあるものです。
でも、原則を知らないと、現実の問題点も見えてきません。

「不況なのに増税なんて、キツイんじゃないの?」
たとえば、そんなことを思ってほしいわけです。
現実の問題点を、自分の頭で考えてほしいわけです。

もし、何も勉強していない、知識がない場合は・・・。
「不況なのに増税か~、まあ、そういうもんなんでしょ」
このように、政府の思いのままになっては困ります★

まずは学校の勉強で、原則としての知識を付けておくこと。
これが大切なことだと思っています。
それがないと、自分の頭で考えた判断ができないのでは★

あと大きい問題は、この日の対策指導でも出ましたが・・・。
年金制度のことですね。

2060年には、若い人1.3人で、お年寄り1人を支える?
・・・制度そのものに、ムリがあるような気がするのですが。

最後に、私が授業中、たまに言うことです。

「残念ながら、私たちの世代では、日本を大きく変えるのは難しいかも。今の学生さん世代が、しっかり勉強して世の中で活躍して、日本を良くしてほしいなあ」

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『脳を活かす仕事術』レポ(3)

2012-02-07 | 勉強に役立つ書籍

◆◇◆『脳を活かす仕事術』茂木健一郎(もぎ・けんいちろう)著(PHP研究所)より◆◇◆

「わかる」を「できる」に変える!

はじめは、注目すべき内容のまとめです。
次にアビットからの補足となります。

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「楽観主義」は脳の扁桃体(へんとうたい)から生まれる

よく楽観的な観測をする人を「おまえは気楽でいいよな」とか「何も考えていないのか」とからかうことがあります。

確かに、本当に「何も考えていない」のは問題ですが、楽観的であるということ自体には問題がありません。

楽観的な時は、えてして「えいやっ」と実際の行動を起こすことが多いからです。

不確かな未来におびえて何も行動をとらないことは、せっかくの学習機会を失うことになります。

すぐ近くの未来に、すばらしいセレンディピティが待っていたとしても「行動」を起こさなければ、偶然の幸運に出会うこともつかみとることもできません。
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リスク(危険性)を考えることは大切です。
何も考えないで行動すると・・・。
考えられないようなヒドイ結果になるかもしれませんね★

でも、行動にはリスクは付き物とも言えます。
生命に関わるリスク以外のことなら・・・。
「えいやっ」と行動したほうがいいことがあるかもしれません。

今、自分で仕事を興して成功している人も・・・。
最初は「えいやっ」と行動したから成功したのだと思います。

それをしないで・・・。
「開業して3年以内に倒産する会社は、80%もあるらしい」
・・・などとリスクばかり見ていると、行動することができません。

その結果、自分で仕事を興して成功することもなくなります。
もちろん、仕事での成功は様々なパターンがあります。
これでなければいけないということはないのですが。

ところで、学生さんが勉強してリスクってあるのでしょうかね? 
勉強してできなくても、また勉強し直せばいいだけの気がします。
むしろ、できないことがわかってよかったと思います。

塾で、間違えることを心配する必要はありません。
塾は失敗するところとも言えるのです。
塾で失敗しても、基本的に何のリスクもありませんよ♪

「ムリ」「できっこない」「わかんない」。
最初から、おびえて行動をしないのは、もったいないですよ。
学習機会を、なくさないようにしてほしいです。

「できないと思いこんで事にあたるのは、みずからできないようにする手段である」
 (ジョン・ワナメーカー John Wanamaker アメリカの実業家・商人)

・・・次回へ続く。

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『脳を活かす仕事術』レポ(2)

2012-02-06 | 勉強に役立つ書籍

◆◇◆『脳を活かす仕事術』茂木健一郎(もぎ・けんいちろう)著(PHP研究所)より◆◇◆

「わかる」を「できる」に変える!

はじめは、注目すべき内容のまとめです。
次にアビットからの補足となります。

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セレンディピティ(偶然の幸運に出会う力)を呼び込む3つの条件

偶然を幸運に結びつけられるかどうかは、実は脳の使い方次第なのです。
そのポイントは3つあります。
それは「行動する」「気付く」「受け入れる」ことです。

まず「行動する」。
自分だけでアイデアをあたためて、世に送り出そうといくら焦ってもダメです。

「果報は寝て待て」ではなく、とにかく何か具体的な行動を起こすことが肝心です。

第2に、行動することによって偶然の出会いがあった時に、まずその出会い自体に「気付くこと」が重要です。

気付くためには、自分の身の回りで起こっていることや、自分が心の中で感じていることに対し、よく観察していなければなりません。

そして第3のポイントは、意外なことに出会った時に「これは自分の思っていたことと違う」などと拒否せずに「素直に受け入れる」ことです。

頭の中で「これは違う!」と一方的にはねつけるのではなく、「ちょっと待てよ」と柔軟に、自分の中に受け入れてみることです。
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「セレンディピティ(Serendipity)」なんて、聞きなれない言葉ですよね。
でも、アビット新白岡校の小5国語テキストを勉強してみてください。
説明文の読解問題にて、「セレンディピティ」が出てきますよ。

小学生くらいでも、勉強しておいたほうがいい内容・・・。
そして、知っておいたほうがいい言葉として登場するのだと思います。

少しテキストの本文を見てみましょう。

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発明や発見のアイデアは神様が与えてくれるものではありません。
むしろ、それまでにどれほど努力と勉学を重ねてきたかにかかっています。

思いがけない発見をする才能、単なる偶然ではなく、おとずれた幸運を自分のものにできる能力。

発見は周到に準備した者だけにおとずれる――絶対に忘れてはならない研究者の戒めです。
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テキストの本文は以上です。

現場で気がつくことは、「これは違う!」とはねつける子どもですね。
私が添削して間違いの×がついているのですが・・・。
「これが正解じゃないの?」とこだわっています。

もちろん、私が○×を付け間違えることはあります。
かなり少ないですが。

私が○×を付け間違えしていない場合・・・。
その子どもは、まず「受け入れる」ことが必要なのだと思います。

「自信あったんだけど、違うんだな」と思うことです。
そうなれば、正解に向って色々な手段が考えられます。
こだわっていると、ずっと正解には向かえませんよね。

勉強の一番の敵は、「思い込み」と言われています。

私も仕事において、「受け入れる」が難しいことがありますね。
「このやり方が正しいはずなんだ」と。
どうしても、こだわってしまうわけです。

これでは、子どものことは言えません★

成果が出ない場合は、「素直に受け入れる」ことですね。
そうすると、次の一手が考えられるような気がしています☆

「成功の秘訣は、よい機会がやってきたら、直ちに迎えられる心構えができていることだ」
 (ベンジャミン・ディズレーリ Benjamin Disraeli イギリスのヴィクトリア朝期の政治家)

・・・次回へ続く。

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中3理科 埼玉県公立高校入試問題 運動とエネルギー

2012-02-04 | 本日の授業

Cimg3910

写真は、120204、中3入試対策の授業です。

土曜日ですが、急遽、中3公立高校入試対策の授業を入れました。
「これ、たぶん解説読んでも難しいかな~」
そんな問題を、集団指導で解説しています。

埼玉県公立高校入試の過去問は、一度はガチで解いてもらいます。
マル・バツと点数は、こちらでつけますが・・・。
間違え直しは、宿題にすることが多いですね。

家でじっくりゆっくり、解答・解説を確認して直してください。
主に数学で、解説を読んでも難しい問題はあるでしょう。
そのときは、ぜひ質問してくださいね。

さて、写真は平成22年度、前期入試の問題です。
わかっている情報は、すでに全て書き込んであります。

問題「斜面の角度や経路を変えて小球の速さを調べる実権をしました。図1と図2があります。スタートのAからゴールのCまで、どちらが早く着くでしょうか」

ただし、「図1」「図2」「同じ」の三択問題ではありませんよ。
その理由を、記述(文章や箇条書き)で書いていく問題なのです。
解答用紙のスペースは、けっこう広く取られています。

教室のある子どもは、なんとなく「図1かな~」と言っていましたが。
さて、どうなるでしょうか?
しっかり計算しながら、見ていきましょう。

すべて、「速さ・時間・距離」の計算で説明できます。
「距離÷速さ=時間」を使いますよ。
ただし、ある区間の「平均の速さ」が求められるかどうか?

図1

AB間は、ずっと2m/秒で転がっているわけではありません。
だんだん速くなって、B地点で最速の2m/秒なのです。
さて、AB間斜面の「平均の速さ」は?

Aでの速さ 0m/秒
Bでの速さ 2m/秒
AB間の平均の速さ (0+2)÷2=1(m/秒)

AB間の時間 0.6÷1=0.6(秒)

BC間の時間 1.8÷2=0.9(秒)

ラスト、AC間の時間 0.6+0.9=1.5(秒)

図1のかかる時間は、「1.5秒」になりました。

図2

AP間は、ずっと3m/秒で転がっているわけではありません。
だんだん速くなって、P地点で最速の3m/秒なのです。
さて、AP間斜面の「平均の速さ」は?

Aでの速さ 0m/秒
Pでの速さ 3m/秒
AP間の平均の速さ (0+3)÷2=1.5(m/秒)

AP間の時間 0.6÷1.5=0.4(秒)

PQ間の時間 1.2÷3=0.4(秒)

同じように、QR間の「平均の速さ」を求めましょう。

Qの速さ 3m/秒
Rの速さ 2m/秒
QR間の平均の速さ (3+2)÷2=2.5(m/秒)

QR間の時間 0.5÷2.5=0.2(秒)

RC間の時間 0.36÷2=0.18(秒)

ラスト、AC間の時間 0.4+0.4+0.2+0.18=1.18(秒)

図2のかかる時間は、「1.18秒」になりました。

だから、図2のほうが早くCに着くのですね。
先ほどの子どもの予想は、外れてしまいました★

Cimg3911

↑できましたか?

上のやり方を、ほぼそのまま書いても正解だと思います。
ただ、解説には、もう少しアッサリした書き方がありました。
ただし、それだけ見ても果たしてこの問題を理解できるのか・・・?

ベタに「は・じ・き」の計算をしていけば、時間は出ます。
これが一番わかりやすいかなあと思って、説明しました。

埼玉県公立高校入試は、考え方を説明する問題が出題されますよね。
単なる暗記では書けないこともあるでしょう。
普段から「過程」「プロセス」を重視して、勉強していきたいですね☆

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『脳を活かす仕事術』レポ(1)

2012-02-03 | 勉強に役立つ書籍

◆◇◆『脳を活かす仕事術』茂木健一郎(もぎ・けんいちろう)著(PHP研究所)より◆◇◆

「わかる」を「できる」に変える!

はじめは、注目すべき内容のまとめです。
次にアビットからの補足となります。

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わかってはいるのにうまく再現できない理由

感覚系を鍛えるためには、音楽でもスポーツでも、生で聴き、観ることが大切なのです。

「何がよいもので、どれがダメなものか」を判断する時に、この感覚系の学習回路が重要な鍵を握ります。

ここが十分に鍛えられていないと、いわゆる「本物」を見抜くことができません。

一方、「運動系学習」は、身体を使って情報を出力する時に重要な働きをします。

手を動かして絵を描く、声を出して歌を歌う、思ったことを文章にして表すなど、能動的な運動を通して表現する場合、アウトプットの精度は、運動系学習の回路がどれだけ鍛えられているかに依存するのです。

感覚系学習がちょっとしたきっかけで飛躍的に発達するのに対し、運動系学習は反復でしか鍛えることができません。
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勉強についての「わかるとできる」。
誰でも知ることになりましたが、これは大きく違うことなのですね。

「わかる」からといって、「できる」とは限らないわけです。
「できる」ようになるためには・・・。
子どもが実際に勉強(アウトプット)をする必要があります。

感覚系を鍛えるには、ライブが大切ですね。

書籍などで読んでわかっているはずの内容があるとします。
でも、その内容のセミナーに参加してみました。
そこで、実際に講師の先生から熱く語ってもらいます。

やはり私を含め、セミナー参加者の理解は、より深まります。
やる気もUPするような気がします。
ライブの強さですね☆

多くの人は、この時点で・・・。
「いや~、よい話を聞いた。よかった、よかった」
これで終わってしまいがちです。

理解が深まり、やる気もUPしたはずですが・・・。
実際の行動が起こらないというわけです。
私も気をつけないといけませんが★

インプットしたあとは、アウトプットが必要なのです。
アウトプットなしでは、向上も成果もありません。

それも、何度も必要です。
一度試してダメでも、それを改良して再び試してみる。
それに加えて、まったく違う方向から違うものを試してみる。

そして、また大切なのは、成果が出るまで止めないということですね。

以上は、私が感じている仕事のことなのですが・・・。
勉強も変わりませんよ。

聞くだけ、教わるだけで終わらないこと。
それを自分で練習して身につけて・・・。
自分で自由自在に使えるようにすることです☆

「どんな天才でも努力をしなかったら、才能は開花しないんですよ」
 (茂木健一郎 100915『ザ・ベストハウス123 世界のびっくり記憶脳!』より)

・・・次回へ続く。

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