写真は、東京医科歯科大学です。
161217、「オーラルケア・フォーラム2016」に参加しました。
「大学教授に聞く! オーラルケア」というタイトルがついています。
場所は、東京医科歯科大学、M&Dタワー2階講堂。
東京のJR御茶ノ水駅から、徒歩3分弱でした。
講演会の定員は300名。
M&Dタワーという近代的な大きいタワーは、よくわかるのですが・・・。
入口が、どこだかわからないという★
私を含む多数の参加者が、ウロウロしていましたね。
案内のポスターなり、立て看板なり、出しておけばいいのに・・・。
↑写真は、M&Dタワーです。
講堂内は、わりとゆったり座れました。
集まったのは、200名弱だったでしょうか。
先着200名に、書籍のプレゼントがありましたが・・・。
まだプレゼントに余裕があったようです。
大学教授の4人が、講演をしてくれます。
↑この中の4人です。
ひとり目は、日本大学、宮崎真至先生。
「虫歯は削らなくても治せるってホントですか?!」
医師らしからぬ長髪で、しゃれた感じがありました。
講演を見ていると・・・。
スクリーンには、ご自分が出演したテレビ番組の画像が。
数多く、歯のトラブル関係を扱った番組に出演していました。
外見からしても、テレビ向けの先生だなあと思いました。
2人目は、昭和大学、馬場一美先生。
「歯ぎしりで歯を失うってホントですか?!」
気になったところを紹介します。
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● 上下の歯は、接触していないほうがいい。SMAPの中居君は、上下の歯の合わせ目が平らだ。歯ぎしりをしているのかも。
● 起きているときの歯ぎしりと寝ているときの歯ぎしりがある。歯ぎしりは、睡眠の浅い時に起こるのが80%。
● お酒を飲むと寝るのは早くなるが、睡眠は浅くなる。
● 歯ぎしりは、自分の体重くらいの力がかかる。もし歯がなくなると、残った歯1本あたりにかかる力が増えてしまう。
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私は、寝ているときに上下の歯が接触しているような気がします・・・。
3人目は、東京医科歯科大学、和泉雄一先生。
「歯周病が糖尿病のリスクになるってホントですか?!」
気になったところを紹介します。
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● 「歯肉炎→歯周炎(軽)→歯周炎(中)→歯周炎(重)」・・・これをまとめて、歯周病と呼んでいる。
● 平成23年度、5歳以上の人を調査すると、70.8%が歯周病に関わっていた。
● 歯周病の人の29.8%は、しっかりと症状がある人。
● 60代以上は、歯周病と糖尿病が増える。歯周病を治療すると、糖尿病がよくなることがある。糖尿病の治療をすると、歯周病が改善することがある。
● 歯周病を改善するには、喫煙をしない、不規則な食事をしない、運動不足を解消する、過度の飲酒をしない、口腔清掃を徹底。
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歯周病に関わっている人は、聞いていた通り大勢いますね。
4人目は、東京歯科大学、柴原孝彦先生。
「若い女性でも舌癌が増えているってホントですか?!」
気になったところを紹介します。
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● 舌に白っぽい出っ張り、もしくは赤っぽいところがあれば癌のサイン。初期は、痛くもかゆくもない。
● 舌癌の色は、赤と白。形は、外向きのもの、内向きのものがある。また、周囲は固くなる。内向きのものはわかりにくいので、触るしかない。できやすいのは、舌の横の部分。
● 虫歯のまま過ごしていると、何か食べるときに舌と接触して、擦れて舌にダメージが残る。
● 昔は、口腔癌になる人は、「男:女=3:1」だった。今は、「男:女=3:2」に。若い女性に増えてきた。よくないのはタバコ。
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今のところ、舌癌については自分とは関係ない話だと聞いていましたが・・・。
・・・次回、私の感想でラスト☆
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