◆◇◆『受験生が絶対使ってはいけない100の言葉』柏村真至〔かしむら・まさし〕、武田康〔たけだ・やすし〕、村田明彦〔むらた・あきひこ〕著(中経出版)より◆◇◆
あなたが発した言葉を一番聞いているのは、ほかの誰でもない、あなた自身です!
はじめは、私が共感した、もしくは紹介したい内容の要約です。
次にアビット新白岡校からの補足となります。
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③この問題、わからない
「わからない」と言えば言うほど・・・。
頭は働かなくなる。
あきらめるクセがつく。
その結果、合格は遠のいていく。
できる受験生は、難しい問題に直面しても・・・。
部分点を狙う。
とにかく1点でも多くかせごうとする。
解答用紙に何か書こうとする。
そうすることで、正解が見えてくることがある。
あきらめなければ、必ずどこかに突破口がある。
あきらめたら、そこで終了だ。
最後の最後まで戦い続けること。
難問を解くのは「知識」ではない。
「最後まであきらめない姿勢」だ。
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「あきらめたらそこで試合終了ですよ」
マンガ『SLAM DUNK』第27巻・・・。
バスケ部監督、安西先生の名セリフは、あまりにも有名です。
おそらく、勉強、スポーツ、仕事・・・あらゆるものに当てはまります。
点数が取れないひとつの要因は・・・。
できないと思い込んであきらめることです。
たとえば数学では、少しヒントをあげると・・・。
あとは簡単に自分で正解させてしまうことからもわかります。
また、式まで正解していて、あとはただ計算をすればいいだけなのに・・・。
なぜか「わからない」と。
完全に思考停止なのか、消してしまっているのか・・・。
そこには、計算のあともありません。
とにかく最大の敵は、「できない思い込み」ですね★
できる子どもは、その反対です。
粘って、色々かき込んで解いています。
数学の図形の問題では・・・。
模範の解き方よりも面倒な解き方で正解させることもあります。
図は補助線などで一杯です。
私が言うことは・・・。
「よくこんな見たことないやり方で解いたな~。逆に頭がいいよね」
そのあとに、模範の簡単な解き方を教えればいいのです。
「鬼に金棒」でしょうか♪
普段のこんな行動が、よりできる人の方向へと導いていくのでしょう。
平成26年度、埼玉県公立高校入試問題の数学を見てみましょう。
大問4(2)に、「途中の説明も書いて答えを求めなさい」という問題があります。
正答率は2.1%。
一部正答は7.5%の難問です。
この「あきらめなかった」約10%が・・・。
上位校に合格している可能性が高いですよね☆
「試練にあって、ダメだと思ったらダメになる。何とかなる、耐えて耐えて、工夫しまくって、荒波を乗り越えた後に、自分の中に力が備わってくるんでしょう」
(150108の新聞記事より 加山雄三〔かやま・ゆうぞう〕 歌手、俳優)
・・・次回へ続く。
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