ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

『受験生が絶対使ってはいけない100の言葉』レポ(4)

2017-02-02 | 勉強に役立つ書籍

◆◇◆『受験生が絶対使ってはいけない100の言葉』柏村真至〔かしむら・まさし〕、武田康〔たけだ・やすし〕、村田明彦〔むらた・あきひこ〕著(中経出版)より◆◇◆

あなたが発した言葉を一番聞いているのは、ほかの誰でもない、あなた自身です!

はじめは、私が共感した、もしくは紹介したい内容の要約です。
次にアビット新白岡校からの補足となります。

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運が悪い

「直前に見ていた問題だった」
「もともと知っている話が出た」
運良く合格する受験生がいる。

その受験生たちには、ある共通点がある。
それは、運ではなく、最大限に準備していたということだ。

準備とは、以下の2点。

勉強量を増やすこと。
勉強の質を高めること。

合格するには、まず、ある一定量の勉強をこなすことだ。
範囲、傾向、パターンが似ているので、知っている問題が出る。

もうひとつは、勉強の質を高めることだ。
知っているだけでなく、解答に丸がつくようにしておくこと。

「運が悪い」と嘆く受験生ほど、勉強不足のことが多い。
「運が良い」と言う受験生ほど、よく勉強しているものだ。
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教室で勉強しているとき・・・。
間違えるたびに「運が悪い」と言っていた子どもがいましたね。

詳しく話を聞くと、「勉強は、すべて運」とのことです。
面白いことを言いますよね。

子どもの話を聞いてみましょう。

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できた場合は運がよくて、自分ができる、知っている問題が出ただけ。
間違えた場合は運が悪くて、自分のできない、知らない問題が出ただけ。
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ある意味、正しい理論にも聞こえますよね。
でも、こんなことを言うのには訳があるのです。

それは、以下のようなことです。
「だから間違えた場合でも、それは自分のせいじゃない」

結局、できない言い訳として「運」を使っているのですね。
私はそれがわかったので、次のようなことを話しましたよ。

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できても運のせい、できなくても運のせいなら・・・。
普段勉強していることは意味がなくなるんじゃない? 

単純に、勉強していて理解しているところはできるし。
勉強不足で理解していないところはできない。
それだけだと思うけど。

だから運じゃなくて、普段からの努力が必要なんじゃないかな?
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まあ、実際はもっと激しく言いましたけどね★

勉強についての運は、普段の努力で引き寄せたいものです。
勉強は、しっかりやれば自分なりに成果が出てくるものですよ☆

「私は大いに運を信じている。そして懸命に働けば働くほど運が増すことを知っている」
 (トーマス・ジェファーソン Thomas Jefferson アメリカの第3代大統領)

・・・次回へ続く。

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受験生が絶対使ってはいけない100の言葉
南極流宗家
中経出版

 

コメント
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