写真は、平成29年度入試用、埼玉県公立高校入試問題です。
170228の新聞に「埼玉県公立高等学校 入学志願数(確定)」が載りました。
埼玉県公立高校入試の倍率が、ついに決定しましたよ。
志願先変更後、確定した倍率です。
170227より、埼玉県教育委員会のHPには、すでに載っています。
毎年、新聞に載るのは、そのあとですね。
詳しくは、埼玉県教育委員会のHP↓をクリック。
http://www.pref.saitama.lg.jp/f2208/29nyuushi-jouhou.html
全日制(普通・専門・総合学科)の志願者数です。
170222の入学志願者数は、46613人。
170227の志願先変更後は、6人増えて、46619人となりました。
定時制の志願者が、全日制に変更した場合もあるようです。
全日制の平均倍率は、1.19倍となりました。
目に付いた、普通科と総合学科の倍率を書いておきますね。
そして、北辰テストの偏差値【SS】もつけてみましょう。
平成28年度(2016年度)の入試をもとにしてつけていますよ。
あくまでも、“めやす”ですからね。
上尾 1.45 【SS 57.0】
伊奈学園総合 1.15 【SS 58.8】(人文系)
浦和 1.40 【SS 70.7】
浦和第一女子 1.36 【SS 69.1】
浦和西 1.57 【SS 63.1】
大宮 1.40 【SS 70.1】(←理数科の方がSS高い)
春日部 1.28 【SS 66.2】
春日部女子 1.11 【SS 56.3】
春日部東 1.36 【SS 57.5】
久喜 1.17 【SS 50.4】
白岡 1.03 【SS 41.2】
杉戸 1.19 【SS 53.7】
不動岡 1.47 【SS 63.8】
宮代 1.08 【SS 38.0】
与野 1.53 【SS 55.8】
市立浦和 1.70 【SS 67.1】
大宮北 1.29 【SS.59.5】
久喜北陽 1.16 【SS 50.5】
もちろん、もっとたくさん公立高校はあるのですが・・・。
白岡地区で候補に挙がりそうな高校を、ひとまず書きました。
旧大宮地区にも、公立高校はたくさんありますよね。
もちろん、白岡地区から電車やバスを使って通学が可能です。
出願のあとの170222、一度その時点の倍率が発表になります。
それを見て、170223&170224、志願先変更があります。
志願先変更は、1回(2日間)ありました。
基本的には、倍率が高い高校は低くなります。
そして、倍率の低いところに移動する印象がありますね。
全体の倍率が“ならされる”ことになります。
たとえば、浦和西は、出願のあとの170222、1.61倍。
志願先変更後で確定の170227、19人いなくなり1.57倍。
まだ高いですが、残った生徒にとっては、合格の可能性が高まりましたね。
逆に、白岡は、出願のあとの170222、0.95倍。
志願先変更後で確定の170227、12人増えて1.03倍。
4人ほど、不合格になる中3生が出ることになります。
ただし、大宮は、出願のあとの170222、1.41倍。
志願先変更後で確定の170227、3人がいなくなっても1.40倍。
少し移動しましたが、公立最難関校の人気は高いですね。
昔からそうだと思いますが、上位校の倍率は高いです。
偏差値【SS 60】超えたあたりから、1.5倍くらいになることがありますね。
上位校には明確な競争があり、質を保っている印象です。
逆に、偏差値【SS 50】前後以下の学校の倍率は・・・。
近年、1倍くらいになることが多いです。
あまり競争がないので、昔よりは【SS】が落ちている印象です。
さて、中3受験生は、過去問5~6年分を解き終わりましたよね。
できた問題や、答えを覚えてしまった問題もあるでしょう。
原則、過去問を3度も通して解くことはないと考えます。
それよりも、できない・わからない・忘れていた問題。
こちらに注目しましょう。
教科書、参考書、今まで使っていた教材に戻って確認し直しです。
できないところが発見されたら、チャンスだと思いましょうね♪
それを埋めれば弱点がひとつ減り、合格に一歩近づきます。
今から新しい教材に手をつけることはありません。
学力検査は、170302。
面接・実技は、170303。
合格発表は、170310にあります。
入試当日は、邪念をなくしましょう。
● 「これは見たことがある、カンタンだ☆」
● 「難しい~、解けそうにない・・・★」
どちらも、邪念です。
カンタンと思えば気が緩み、ミスをしやすくなります。
「いい流れが来ているときほど、酔わず、驕らず、浮かれずという感覚を保持するべきなのです。勝利の酔い――それこそ敗北の序章です」
(林修〔はやし・おさむ〕 予備校教師)
難しいと思えば悲観的になり、脳は答えを出そうとしません。
「あきらめたらそこで試合終了ですよ」
(『SLAM DUNK』第27巻 バスケ部監督 安西先生のセリフ)
「思い(想い)」というのは、とても重要なものです。
あなたは、今まで自分なりに勉強をしっかり取り組んできたのですか?
それだったら、次のことだけ考えてください。
どんな問題が出題されても、集中して一生懸命に取り組むこと☆
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