ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

『「1日30分」を続けなさい!』レポ(3)

2007-12-17 | 勉強に役立つ書籍

◆◇◆『「1日30分」を続けなさい!』古市幸雄(マガジンハウス)より◆◇◆

具体例いっぱいの実証済み勉強法!

はじめは、注目すべき内容のまとめです。
次にアビットからの補足となります。

---------------------------------------------------------------------
集中力の持続時間はどのくらい?

「勉強=イヤイヤ、我慢、不快」。
あなたが、がんばって勉強をしているつもりでも、このイヤイヤ勉強の行為が長期的に勉強を続けることを妨げる大きな要因になります。
なぜなら、勉強自体が嫌いになってしまう大きな原因になるからです。

脳の行動パターンは非常に単純です。
1.痛みを避ける 
2.快楽を得ようとする 

イヤイヤ勉強するということは、脳にとっては痛みになるわけです。
すると、脳は痛みを避けようと、勉強しないように指示を出し、勉強が長続きしなくなります。
---------------------------------------------------------------------

小中学生が、授業を聞いていられるのは、連続どのくらいでしょうか? 
学年や年齢に関係なく、人それぞれだとは思います。
ただ、やはり45分~60分連続くらいでしょうかね。

しかも、その45分~60分も・・・。
子どもが一方的に受身で聞いているだけでは、難しいかもしれませんね★

アビットでは・・・。
授業中、先生のほうから、どんどん質問する
教えた問題の類題を、塾生に解いてもらう

「自分も授業に参加している」という意識をもたせますよ~♪
その意識があると、しっかり授業を受けられると思います。

なにより、1クラス8人が定員ですから、先生の目も届きやすいです。
ボサっとしていると、すぐに注意されてしまいますよ~★

授業が終わったら、少し休憩しながら個別指導の部屋に移動です。
メリハリをつけて、勉強していってくださいね☆

---------------------------------------------------------------------
勉強中に避けられない感情とは?

多くの人が、この感情に耐えられなくて、数ヶ月~数年におよぶ勉強を続けることができません。
その感情とは? 
孤独感です。

勉強は通常、1人になって集中して行います。
仲間と楽しく勉強することもあるでしょうが、これは非常にまれで大抵は1人で行います。
そうしないと集中して知識を吸収できないからです。

勉強に限らず、創作活動も1人になって集中して行わないといい作品ができません。
作家の司馬遼太郎や芸術家のパブロ・ピカソが、友達とワイワイしゃべりながら創作活動をしていたはずがありません。
---------------------------------------------------------------------

今年、埼玉県で有名な私立中学校の説明会に参加しました。
そこで、「最近の子どもは、家で勉強できなくなっている。学校の自習室や図書室で勉強したがる傾向がある」と聞きました。

周りに誰かいないと勉強しない。
誰かが指示してくれないと(隣にいないと)勉強しない。
もし、こんな状態だったら、よくないですよね★

初めて習うところを導入してもらうこと
わからないところを教えてもらうこと
勉強のペースを作ってもらうこと

基本的に塾(アビット)は、そのように使ってもらうとよいと思います☆

でも、自分でも動けるように、意志を強く持ってほしいのです。
具体的には、家で勉強することですね。
1人で集中して勉強する時こそ、しっかり知識を吸収できますよ~♪

じっくり1人で考えること
じっくり1人で集中して、勉強内容を身につけること
じっくり1人で悩むこと

最後は、自分の行動が勝負になります。
それができる人は、やはり勉強ができますよね。
つまり、家でじっくり勉強ができる人は、成績もよいものです♪

塾で2時間勉強してきたら、家でも同じ2時間勉強する。
塾で3時間勉強してきたら、家でも同じ3時間勉強する。
まずは、そのくらい、1人になって家で勉強できるとよいと思います☆

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする