ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

この名前、なんて読む?(2)

2007-12-19 | 教室日記

赤ちゃんの名前と聞くと、今でも思い出すことがひとつあります。
およそ13年前のことで、覚えている人も多いと思います。
かな~り話題になりましたよね~★

940114、「悪魔(あくま)」という名の出生届が出されました。
東京都昭島市の夫婦が、長男の名前として届出。

市は「子どもの将来に悪影響を及ぼす」と、変更するよう指導。
夫婦は、東京家裁八王子支部に不服を申し立てます。
ここで父親が、テレビなどにも数多く出演していたと思います。

940201に、「悪魔」の命名は認められたようですが・・・。
父親が不服申し立てを取り下げました。
940530に、「亜駆」という名前の届出を市が受理したようです。

この「亜駆」もクセモノです。
漢字を分解すると「亜区馬」・・・「あくま」になりますからね。
この父親は、1996年に覚せい剤取締法違反容疑で逮捕されています★

「悪魔」の命名には、2つの意見があるでしょうね。

とんでもない! 子どもの将来を考えたら、ありえない名前だ
行政が介入しすぎ! なにか信念があっての名前かもしれないのに

90%以上は、「とんでもない!論」だと思いますけどね~。
もちろん、私もそう思います。
この「悪魔」を受理しなかった役所の人、見事な判断だったと思います。

「介入しすぎ!論」は、法に基づくと、そのような考え方になるようです。
でも、法律やルールは、基本的に人を守るためにあるものですよね。
「悪魔」の命名を認めてしまうのは、子どもにとってどうかなあと思いますが★

さて、漢字の読みの練習になるかと、特徴ある名前を探しました。
ネット上のことなので、ホントにいらっしゃるのかは不明ですが・・・。
イロイロな名前の方がいらっしゃいますな~。

中には、このブログで紹介しにくい名前も・・・。
モチロン、授業でも紹介しにくい★
紹介できる名前のみ、読み方を当ててくださいね。

楽気
紗音瑠
路未央
楽瑠琥と詩慧瑠
(双子)
騎士

・・・まあ、子どもがどう思うかがすべてですからね~。
他人が、どうのこうの言うことではないのかもしれませんが。
紹介できる名前は、まだよくて、悪意あるものも多数見られます。

「受理できません!」と言える役所の人って、そんなにいないのかも★
「訴えられたりでもしたら面倒だ」という感じでしょうか?
「悪魔」を「受理できません!」と言った人、人情味がありますよね。

それでは、アビットの授業中・・・。

「『紗音瑠』・・・ってこれ、最初は『しゃ』だね。オシャレな感じ?」
女の子「・・・わかった!『シャネル』だ~」
「正解!」
男の子「『シャネル』って何?」

・・・これを正解させるのは、サスガ女の子の方だなあと思いました。
それでは、読み方を載せておきましょう。

楽気(らっきー)
紗音瑠(しゃねる)
路未央(ろみお)
楽瑠琥(らるく)と詩慧瑠(しえる) 「ラルクアンシエル」というバンドあり
騎士(ないと)

批判しているわけではありませんよ。
紹介した名前は、特徴がある名前ですよね。
問題は、紹介できないような名前もあるということです。

塾生が人の親になったとき、子どもが誇れる名前をつけますように☆

コメント
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