ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

「ジャネーの法則」とは何か?(1)

2007-08-30 | 教室日記

「ブログ・アビット」読者のオトナのかたへ質問です。

小学生のときは、夏休みがとても長く感じられたのに・・・。
高校生くらいになると、短く感じられるようになりませんでしたか?
「もう夏休み、終わりかよ~★」みたいな。

もしくは、小学生のときは、1年がとても長く感じられたのに・・・。
オトナになると、1年はアッという間に過ぎるような気がしませんか?
「もう今年も終わりか、速いな~」みたいな。

なぜ、年を取るにつれて、時間が速く進むのでしょうか?

これは、「ジャネーの法則」と呼ばれています。
フランスの心理学者、ポール・ジャネーが提唱した、心理学の考え方です。

「主観的に記憶される年月の長さは、年少者にはより長く、年長者にはより短く評価される」という説です。

たとえば、今まで生きてきた長さが、誰でも50cmだとしましょう。
「今まで」と誰でも一瞬で考えれば、誰でも同じ一瞬ですからね。
その一瞬を50cmと考えてみてください。

50歳の1年間は・・・。
50cm÷50年=1cm
つまり、1cmが1年間となるのですね。

5歳の1年間は・・・。
50cm÷5年=10cm
つまり、10cmが1年間となります。

50歳の1年間は、1cm。
5歳の1年間は、10cmとなります。
1年間の長さの感じ方が、10倍違うということです。

2006年に、テレビ番組の「トリビアの泉」でも紹介された法則です。

また、なぜ子どもとオトナで、時間の感覚が違うかというと・・・。
子どもとオトナで、日々の感じ方に違いがあると言われています。

その話は次回へ・・・。

コメント
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