「ブログ・アビット」読者のオトナのかたへ質問です。
小学生のときは、夏休みがとても長く感じられたのに・・・。
高校生くらいになると、短く感じられるようになりませんでしたか?
「もう夏休み、終わりかよ~★」みたいな。
もしくは、小学生のときは、1年がとても長く感じられたのに・・・。
オトナになると、1年はアッという間に過ぎるような気がしませんか?
「もう今年も終わりか、速いな~」みたいな。
なぜ、年を取るにつれて、時間が速く進むのでしょうか?
これは、「ジャネーの法則」と呼ばれています。
フランスの心理学者、ポール・ジャネーが提唱した、心理学の考え方です。
「主観的に記憶される年月の長さは、年少者にはより長く、年長者にはより短く評価される」という説です。
たとえば、今まで生きてきた長さが、誰でも50cmだとしましょう。
「今まで」と誰でも一瞬で考えれば、誰でも同じ一瞬ですからね。
その一瞬を50cmと考えてみてください。
50歳の1年間は・・・。
50cm÷50年=1cm
つまり、1cmが1年間となるのですね。
5歳の1年間は・・・。
50cm÷5年=10cm
つまり、10cmが1年間となります。
50歳の1年間は、1cm。
5歳の1年間は、10cmとなります。
1年間の長さの感じ方が、10倍違うということです。
2006年に、テレビ番組の「トリビアの泉」でも紹介された法則です。
また、なぜ子どもとオトナで、時間の感覚が違うかというと・・・。
子どもとオトナで、日々の感じ方に違いがあると言われています。
その話は次回へ・・・。