ブログ・アビット

埼玉県新白岡の学習塾、アビット新白岡校の日常と教室長の日常をお送りします。

学校選択制は、よいか悪いか?(5)

2007-08-22 | 勉強コラム

学校選択制の話とは、少し話を変えますね。
アビット新白岡では、テストをどのように扱っているのでしょうか?

実は、毎週の確認テスト(確テ)はですね・・・。
「難しかったらヒント出すよ~」ということもあります(主に小学生に)。
ただし、これは“不正”ということではありませんよ。

確テは・・・。

子どもと指導員が、「できる・できない」を確認するためのツール
「勉強してくれば解ける!」と思わせて、やる気を上げるためのツール
子どもと指導員の、コミュニケーションのためのツール

・・・こういう性質があるからですね(模擬テストではありません)。

確テの点数は、周囲に公表しませんし、成績がつくわけでもありません。
もし、あまりにも「自分ができないこと」を確認させてしまうと・・・。
「ああ、やってもどうせダメだ~」と、やる気は出ませんし。

確テは・・・。

子どもが問題を自分で考えて、解こうとする
子どもが、自分なりにできることが増える
できると、やる気になる

・・・そのように機能すればよいのです。

テストのとき、一切何も言わないのは、以下のものですね。

●中学生が、北辰テスト過去問を解くとき
●小学生が、全国模擬テスト対策と全国模擬テスト本番(非受験用)を解くとき

今のところは、以上です。

これは、その子どもの実力をしっかりみたいからですね。
「やる気を出す」ためのツールとは、少し違う位置づけです。
これで実力をみて、普段の指導に活かしますよ~☆

ちなみに、過去問、対策問題の間違え直しでは、しっかり教えますけどね。

さあ、最後に「③前年の問題のコピーで事前に練習」について考えましょう。
これも、②ほどではありませんが、問題を含んでいますね。

それは次回へ・・・。

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学校選択制は、よいか悪いか?(4)

2007-08-22 | 勉強コラム

ある区立小学校の、学力テストについての成績向上不正とは・・・。

障害児3名を採点からはずす(他に18校24人がはずされた)
校長と教員5人が、テスト中に誤答の児童に合(この区立小のみ)
前年の問題のコピーで事前に練習(他に4小中学校も)

・・・この3点でした。

次に「②校長と教員5人が、テスト中に誤答の児童に合図」について。

これは、公的なテストではありえないことですな~。

普通なら、カンニングをしている生徒を発見した場合は・・・。
そのテストは没収、一旦0点とすることなどがあると思います。
それとは逆に、先生の方がカンニングを手助けしているようなものですよね。

このテストが終わったあと・・・。
違うテストにて、カンニングをしている生徒がいたとします。

先生がその生徒を見つけて、こう言われたらどうするのでしょうか?
「この前は教えてくれたのに、どうして今回はダメなの?」

根本的なことについて、意見がコロコロ変わってはいけません。
意見がコロコロ変わる人は、信用できないのですね。
子どもの教育をしている人間が、積極的に不正をしてはいけません。

「変化の多い現代、その変化に合わせていかないといけない」
「だから、その日の朝と夜では、指示が変わることもある」
会社や仕事の現場で言われるかもしれませんが、確かにその通りです。

でも、公的なテストで、先生が特定の生徒に答えを教えること・・・。
これは、根本的にありえないので、変化する必要はありませんね。

校長先生や5人の先生、「どんだけぇ~(by IKKO)」(必死なの?)。
・・・という気もしますが。

きっと、この区立小の校長先生・・・。
2005年度の44位のとき、イロイロ言われたんでしょうな~(←やや決めつけ)。

さて、アビット新白岡ではテストをどのように扱っているのでしょうか?
実は、ヒントを出すときもありますよ~。
「なんだ、この区立小と同じじゃないか、けしからん!」と思いましたか?

その内容は、次回へ・・・。

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