ジョージ・ハミルトン四世が亡くなった
George Hamilton Ⅳ (3)
カナダ盤 Camden Records CASX-2558 George Hamilton Ⅳ / Down East Country
(1)My Nova Scotia Home (2)Prince Edward Island Is Heaven To Me (3)Apple Blossom Time In Annapolis Valley (4)Maritime Farewell (5)Take Me Back To Old New Brunswick (6)Ghost Of Bras D'Or (7)Squid Jiggin' Ground (8)Atlantic Lullabye (9)Isle Of Newfoundland (10)Farewell To Nova Scotia
私がブログを閉鎖している間に往年のカントリー歌手ジョージ・ハミルトン四世(1937~2014年 ノースカロライナ州出身)が9/17亡くなりました。さわやかな雰囲気をいつまでも持っていた稀有のカントリー歌手でした、77才だったそうです。私のブログで過去に2回採りあげたことがありました(また復活させる予定です)・・・・・・亡くなったことを知って一番目に聴いてみたいと思ったのが今日のLPレコードです。アメリカで発売されたことがあるのかどうか不明ですがカナダ盤です、しかも採りあげてある曲が全てカナダ産のカントリー曲なんですね。
アメリカの隣国カナダにも昔からたくさんのカントリー歌手がいて 私のブログタイトル ”懐かしのカントリー&ウェスタン ” にも当てはまるような本場アメリカでも名を成した人達が少なからずいます、今日のレコードはアメリカ生まれのジョージがそんな人達の代表曲でしかもカナダのことを歌ったような曲を採り上げているようなんですね。ひかえめな女性コーラスが入ってはいますがカナダ独特のホッとするような牧歌的なカントリーのオンパレードでピアノにスティールギター、フィドル(カントリースタイルのバイオリン)等が伴奏をつけていてやはりこういうカントリーがいいなあと思うんです。
(1)My Nova Scotia Home (7)Sqid Jiggin' Ground はハンク・スノウの素敵な歌で有名なものです。(2)Prince Edward Island Is Heaven To Me は確か Hal Lone Pine という往年のアメリカのカントリー歌手の歌があったはず、(3)Apple Blossom Time In Annapolis Valley は Alberta Slim というカナダのカントリー歌手の曲。(8)Atlantic Lullabye はReg Smith というカナデイアンカントリー歌手の佳曲。 まあこのアルバムはタイトル曲を見てもわかるとおり Prince Edward とか Annapolis Valley とか Nova Scotia、Newfoundland 、New Brunswickなどのカナダの地名を入れた曲が目立つのも特徴のひとつかなぁ。
全曲文句なしにカントリーらしいカントリーが横溢している素晴らしいアルバムと私自身は思っています。
カナダ出身のカントリー歌手アン・マレーが短いコメントを寄せています(後日訳して載せます)。尚、録音自体はナッシュヴィルでされたようでスティールギターにウェルドン・マイリック、フィドルにジョニー・ギンブル&バディ・スパイカーなどの一流どころが伴奏をつけているようです・・・・・いいなあ。 Rest In Peace ジョージ・ハミルトン四世!!
私が中学か高校の頃に朝のテレビ番組にバンドと一緒に出て ”Jimmy Brown The Newsboy(新聞売りのジミー少年を)”歌ったのを覚えています・・・確かジョージ・ハミルトン四世だったはず。
尚、横のジャケットは先日中古レコード屋さんで見つけた日本盤4曲入りで150円でしたがまさか彼が亡くなるとは思いもせずに求めたものでした。(1)Clementine(いとしのクレメンタイン) (2)When I Grow Too Old To Dream(夢見る頃を過ぎても) (3)Aura Lee (4)Let Me Call You Sweetheart(恋人と呼ばせて)
Hank Snow がカナダのノヴァ・スコシア出身ということを知ったのも、そのシングル盤の解説文からでした。