西部劇と懐かしのカントリー&ウェスタン日記

現代とはかけ離れたOld Countryの世界ですがずっと続けていきます。興味のある方は時々のぞいてみて下さい。

カウボーイ ソング 17 [ テキサス・ジム・ロバートソン(1) ]

2008年03月30日 | カウボーイ・ソング
Texas Jim Robertson (1) 
米国盤 Strand Records SL-1016 Tales and Songs of The Old West
 
(1)Little Old Sod Shanty ( = Little Joe The Wrangler と同じメロディ ) (2)Home On The Range ( 峠の我が家 ) (3)The Girl I Left Behind Me (4)Billy The Kid ( ビリー・ザ・キッド ) (5)Great Grandad And Me (6)Crawdad Song (7)Goin' Down The Road (8)Bury Me Not On The Lone Prairie ( 寂しい草原に埋めないでおくれ ) (9)Last Great Roundup (10)The Old Rugged Cross (11)Little Old Bible Of Mine(12)Don't Just Pray

興味があってカウボーイ ソングを歌った色々な歌手のレコードを見つけたり、聴いたりしていると思いがけない歌手に出くわすことがあります。このテキサス・ジム・ロバートソン(1909~1966年テキサス州出身)もそのような一人でした。生年からも判るようにかなり旧世代に属するカントリー&カウボーイ歌手で、日本ではレコードは出たことはないのでは・・・・と思われます。もう25、6年前になりますがアメリカの Old Homestead Records が出していた(今でも出ています)中古のレコード通信販売リストに載っていたのを見て ”Texas Jim Robertson ”という名前とタイトルの”Old West” という語、それに10ドルという安さに誘われて買ってみたLPレコードでした。「何となく良さそうだ」という僕の予想は的中して、送られてきた小包を開けてジャケットを見た時それだけでアメリカ西部の香りがするような感じを受けたものでした。
A面はジムが相方(アーキーという名?)に西部のことやその歌にまつわる話をしながら生ギターとスティール・ギターを伴奏に歌ってくれるもので、雰囲気抜群でジムのまろやかで深いバリトン・ヴォイスがカウボーイ ソングによくあって何とも素敵です。(8)Bury Me Not On The Lone Prairie からのB面はすこし Cowboy Hymn のような静かな感じの曲群になっていますが どの曲もジムの歌の上手さにウットリさせられてしまいます。
 そうですね、ジムの声はレフティ・フリッツェルとテックス・リッターを足して2で割ったような声・・・・・という感じでしょうか?? 解説によるとジムは1930年代から歌っていてアメリカでは結構名前の通ったカントリー歌手だったようで、日本の敗戦後に海兵隊として大村(長崎県)で KYUSYU NETWORK のDJ、アナウンサーを勤めたことがあるそうで、歌手としては1960年代初期まで歌っていた・・・・ようです。うらに解説記事がありますが後日に

古いですがカウボーイソングに興味がある人達にはきっと気に入られるもの・・・・と自信を持って言えるのですが、なにせ名も無いマイナー レコードで録音年も判らない・・・など不明づくしですので・・・・どこかのレコード会社がCDにしてくれないものかな、と切に願うしかないところです(涙)
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