グレン・フォード西部劇「 シマロン 」を見た
1960(昭和35)年MGM映画製作 監督アンソニー・マン
レンタルで借りて初めて見た。「シマロン」という西部劇はもっと昔の1936年制作盤映画があってそちらの方はDVDで見ていた。でも1960年制作盤 を見るのは初めてで、自称西部劇研究家を名乗っている自分としてはちょっと情けないかぎりだ🤣今から約27年前くらいに佐賀県の鳥栖市に2年間住んだことがあって、鳥栖駅前のレンタルビデオ(VHS)屋さんに置いてあるのを見かけたのが最初でした。その時はビデオ装置を持ってきていなかったので借りて見ることが出来なかった……それ以来私の知る範囲ではどこのレンタル屋さんにも置いてなかったなあ🤣 その時のビデオがどこかにないかネットで探してみましたら載っているところがありました…右の写真がそれです。ジャケットが色褪せ気味で私が見かけた時のそのものという感じです🤣 DVDのジャケット写真もいかにも西部劇て感じでいいなあ🤣
西部劇を長年見ていると、私にとってはランドルフ・スコット、ジョエル・マクリーとこのグレン・フォードが西部劇 " 似た者三人衆 " に思えてきます。さて、「 シマロン 」なかなか見応えがありました。1960(昭和35)年作ですがカラーの色もきれいでした。
<ストーリー>
解説によると、アンソニー・マン監督が開拓民の夢と希望を壮大なスケールで描くオクラホマ開拓史劇……と書いてあります。正にその通りになっていてヤンシー・クラヴァット ( グレン・フォード ) という男の生き様を軸にオクラホマ州の成り立ちから発展を遂げていく過程を見せてくれる歴史劇 ( Great Run〜無法者の時代〜インディアン問題〜石油採掘など ) といえそうです。
ヤンシーと妻セイブラ ( マリア・シェル ) が合衆国政府から無料で土地を開放されるというオクラホマに馬車で旅立つところから始まります。早い者勝ちの土地争奪戦に負けたヤンシー夫妻は親代わりだった老夫妻の新聞社の経営を引き継ぎことにします。平和な暮らしを求める妻セイブラと冒険的な生活を望むヤンシーとは次第に気持ちがすれ違っていきます。やがて正義感の強いヤンシーは冒険的な行き方を求めて何度か失踪……そして年月が過ぎ……オクラホマは発展していき妻のセイブラが守る新聞社も立派になっていきます。そしてある日セイブラは失踪していた夫ヤンシーの……といったストーリー🤣 オクラホマの自然など色々と出てきます。
✴︎オクラホマ州は"Soones State(早い者勝ちの州)"という別名を持っています。最後の写真は無法者の一人として出て来るヴィック・モロー( 日本ではかつてテレビ戦争映画 ” コンバット ” のサンダース軍曹役で有名でした)。そして映画雑誌の宣伝切り抜きから
*なお、オリジナルの1932年版「シマロン」は1932年度のアカデミー賞を受賞しています
*4/22の記事なのでしばらくしたらまた元に戻します