梶哲日記

鉄鋼流通業会長の日々

発表会を終え

2008年09月07日 06時43分18秒 | Weblog
8月23日、わが社の第42期経営方針発表会を終えました。この発表会は、前期の結果を棚卸して今年度の利益目標を設定する、年度の大事な区切りです。

その後慌しく二週間が過ぎようとしています。発表会の直前まで準備に追われ、普段の仕事は後回し。終わると放心状態の中で、その溜まってしまった仕事に追われています。

今期の利益目標は鉄鋼需要などの外部環境を考えると、ハードルは低くはありません。前期と同じことをしていたのでは、また計画した方針や戦略を本気で実践しなければ、達成は不可能です。

前期末に八年間在籍した役員の退任もあり、今期は組織を再編しました。それにより私は浦安の溶断加工事業に深く係わることとなました。

従来は葛西本社、成田の近くの千葉溶断工場、浦安事業所の三箇所を均等に回りながら仕事をしていましたが、当然のことながら浦安事業所での仕事が主になりました。

わが社は素材販売事業と溶断加工事業が柱ですが、最近外注仲介業務が増えています。と言うのも自社加工が忙しく出来ない場合や、自社で持っていない素材や加工の仕事を依頼される時に、外注に出して繋ぐのです。

お客様からすると価格の折衝もありますが、何処かにやってもらいたい、断られると困ると言うのが本音です。直近の傾向としては、特にグレードが高い規格材が市中で逼迫していて、どこを探しても無いケースもあります。

依頼があったら極力お断りしないをモットーにしているわが社としては、当然社内の業務は混乱しますが、この繋ぐ商売は今期の利益を支える重要な戦略です。

そんな業務も営業の外注先の政策と社内業務の連携があってこそ、浦安事業所で、私もその調整に時間を掛ける必要を感じています。
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