銚子・角巳之・三代目

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補陀落山・那古寺にて(結願)①

2022年04月15日 | 坂東三十三ケ所めぐり

坂東三十三霊場巡り...、今回の補陀落山(ふだらくさん)・那古(なご)寺にて結願(けちがん)
となりました...。一都六県・約1,300kmに及ぶ行程でありました...。開始したのは納経帳
によると平成28年7月31日、東京・浅草寺から始まり、約5年半を有したことになります..。

途中コロナ禍等ありまして2年ほど中断しておりましたが、これまた生きているが故の出来事と
思えば、やがて再開し結願となる日に思いを巡らす貴重な時間でありました。思い立って後...、
始めたものは終わらせる...。何故かこのことを考えておりました。終わらせる..。大切なことです。

結願(けちがん)とは、巡礼をすべて廻り終えました。ということで、結願寺とはその終わりを
証明するお寺...。それが那古寺(千葉県館山市)にあることも、この巡礼が鎌倉時代に成立した
ことと大きな関係を持つようです。那古寺眼前に広がる海岸は北条海岸と呼ばれております...。

納経帳に結願印を押して頂き、結願の証(証明書)を拝受して参りました...。今率直に思っている
こと...。発心(何かを為そうと決心したら)、結願(おわらせる)まで...。むろんこれからも寺院
巡りは続けて参りますが、一つの区切りです。この話題少し続けます...。

館山へ

2022年04月14日 | 日記・エッセイ・コラム

千葉県館山市に行って参りました...。主目的は坂東三十三霊場めぐり結願寺、補陀落山・那古寺
訪問...。館山は同じ千葉県どうしながら、最も遠い(印象の)あるところ...。九十九里をひたすら
下る道を通れば、片道3~4時間掛かります...。それでも行く意味のあるところ...。

春の南房総...、特に海岸線はドライブするだけで気持ち良いのですが、今回は九十九里を南下せず
銚子から横芝光(中央連絡自動車道)に入り、東金・茂原と進み、館山道で内房(東京湾岸)コース
で参りました...。途中渋滞もありましたが、行程約3時間ほどで館山に到着致しました...。

時間ありましたので房総半島最南端の野島崎灯台へ。野島崎灯台は対岸・神奈川県三浦半島の
観音崎灯台と対になって、東京湾入り口を守る要衝。東京湾に進む船舶にとっては観音崎と並んで
最重要拠点になっております。銚子の犬吠埼とは違ったどこか南の海の雰囲気があります...。

当日は赤口(大安とか友引とか...いわゆる六曜)...。赤口に何か行うなら昼の2時間くらいに...と。
これは信じるか信じないかの領域でありますが、今回の目的は那古寺での結願...。丁度良い時間
でもありましたので午前11時半ごろ、補陀落山・那古寺に入りました...。

バイパス(トンネル)

2022年04月13日 | 日記・エッセイ・コラム

久しぶりに広域農道を通りましたら、バイパス工事(トンネル)だいぶ形になって来たようです。
この事業は15年以上前に採択されていたようですが軟弱地盤でもあり工事は難航し、その他
事情も相俟って現在に至る...と。素人目ですが見る限りだいぶ出来上がっております...。

成田方面から広域農道に入り、旭市の終点まで来るとT字路になり、右に行くと海岸線...。旭市
(飯岡)へ向かい、左に行くと利根川沿い...。小見川(おみがわ)、東庄(とうのしょう)に
続いております。従来、銚子へ行くには左右どちらかでも丘を越えて...そんな感じでした。

この一帯・清滝(きよたき)と呼ばれております...。天保水滸伝に清滝佐吉と言う名があり、
この付近(写真近く)に供養塔があります。浪曲にあります天保水滸伝...、この舞台の分岐路
がこの地...。飯岡助五郎と笹川繁蔵、侠客の勢力争いに留まらない奥深い人間の物語です...。

このトンネルが出来ますと、左右迂回せずとも銚子へ真っすぐに行くことが可能となり、銚子
側の出口は利根かもめ大橋に繋がる道路に合流することから、茨城(波崎・鹿島)方面へも
大幅な時間短縮となります。来年以降、開通するようです。今から楽しみです...。

過日、観音様にて

2022年04月12日 | 日記・エッセイ・コラム

過日、4月8日(金)灌仏会(お花まつり)にて、いつもの観音様に行って参りました....。
特別何をしに行く訳ではありませんが、誕生仏に甘茶を掛け、その甘茶(掛けたのとは別の
ものだと思いますが...)を一杯ご馳走になって帰ってくる。毎年の恒例行事です...。

お釈迦様はお生まれになって、七歩あゆみ、右手を上に・左手を下にして有名な台詞を....。
天上天下唯我独尊...と。すべての人間は尊い目的を果たすために生まれてきた...。その尊い
目的とは何ぞや?ということですが、まずは生まれたこと、生きているだけで尊い...と。

毎年何気なく言っている甘茶...。甘茶とは何ですか?とお寺の方に尋ねたら、甘茶と言う植物
の葉を蒸して揉み乾燥させ煎じたものだと。アジサイ科の植物らしいです。お釈迦様誕生に
八大竜王がこれを祝って産湯に甘露(カンロ)を注いだという故事に倣ったとのこと...。

八大竜王とはひとまず仏法の守護者とさせて頂きます。そして甘露...。甘露煮という名称が
表す通り、甘く味付けされたもの。甘露味は美味しいとほぼ同義語であり、インド神話で甘露
は飲む者に不死を与える神秘的な飲み物..。さて春から初夏へ季節は巡って参ります...。



世界の水産動向③

2022年04月11日 | 日記・エッセイ・コラム

1980年、日本の水産物生産量は1,114万㌧で断トツの世界1位。それが2020年に
421万㌧世界10位に後退。代わって首位に立っているのは中国。その量何と8,392万㌧
次いでインドネシア・2,183万㌧、3位インド・1,416万㌧、4位ベトナム・803万㌧

5位ペルー・581万㌧、6位ロシア・537万㌧、7位米国・470万㌧、8位バングラディッシュ
450万㌧、9位フィリピン・423万㌧...そして10位日本と続きます。(記事中の数字はすべて
水産専門紙・記事に基づいて千㌧以下は切り捨てにしております...)

1980年・世界総生産量が7,600万㌧であった時代に日本は1,114万㌧...。現在2億
1,400万㌧時代に421万㌧...。むろん様々な与件ありますが、これが趨勢という事なので
しょう。他方世界人口は1972年・38億人、2021年・79億人と2倍に...。

世界人口は2倍になっているけれど、水産物の生産量は3倍に増えている...。いわゆる漁業(海面での
漁獲)は減少傾向も、養殖は増加傾向。養殖については陸上施設によるものが増加している...。
さてこの数字をどう捉えるかでありますが、まずは大きく動向を知る...この3日間はその一助として。



世界の水産動向②

2022年04月10日 | 日記・エッセイ・コラム

このマサバの分類の他、14位に大西洋サバ(いわゆるノルウェーサバ)が104万㌧掲載
されておりましたので、これは見慣れた銚子のサバと同じものかと...。世界136万㌧水揚
げのうち我が銚子港で約9万㌧なのか...。本日はそのくらいの感度に留めます...。

8位はヨーロッパイワシ・水揚げ量は133万㌧。9位にマイワシとありました。これがいつも
見ているものだろう...と。127万㌧でした...。10位がムロアジ類・126万㌧...と続いており
ました。以上が海面漁業(漁船で漁師さんが獲ってくるもの...)の生産量(漁獲量)...。

大きく捉えると、世界生産量2億1,400万㌧のうち、上記海面が9,100万㌧(約42%)
そして養殖が1億2,300万㌧(約58%)の割合になっております。養殖の方が多いんですね。
その養殖、1位はカキで545万㌧、2位バナメイエビ・514万㌧、3位はアサリ・426万㌧

4位サケ・271万㌧、5位ホタテ類・174万㌧....と日本でもお馴染みの海産物が上位に
入っております。ここ数年の推移を見ると、海面・養殖併せて2億1,000万トン前後で横ばい。
変化しているのは、プレーヤー(国)の交代と消費動向(人口等)...。(続きは次回に)

世界の水産動向①

2022年04月09日 | 日記・エッセイ・コラム

水産専門紙に世界の水産動向についての記事がありました...。こういう統計は自らの立ち位置や
業界動向を知る上で非常に有益ですが、自ら探そうと思うと...絶望的...。まず探せない...。探せ
たとしても、その信憑性や裏付けをとるだけで疲弊し、やがて調べることを止める...。

他方こういう新聞記事は、プロの記事ですので...大きな安心感。そのまま使えます。良い機会と
思いましたので、新聞記事を拝見しながら上記タイトルの話題(世界の水産動向)を数日続けます。
まず世界の魚種別・漁獲量ランキング。1位はアンチョビ(カタクチイワシだと思います)でした。

水揚げ量は489万㌧、2位スケソウ・354万㌧、3位はカツオ・282万㌧、4位は大西洋
ニシン・159万㌧(大西洋と付くので見慣れたニシンとちょっと違うかもしれない)、5位は
キハダマグロ・156万㌧(いわゆるツナですね)、6位はブルーホワイティングでした...。

ブルーホワイティング...?? 聞き慣れませんが、大西洋に生息するタラの一種なのだそうです。
日本でも“白身魚フライ”の原料として使われているとか...。7位がマサバ・136万㌧...。銚子港
の主力もサバで、令和2年の統計資料によると水揚げ量約9万㌧...。(続きは次回に)


進化⇒深化⇒真価

2022年04月08日 | 日記・エッセイ・コラム

本日4月8日。お釈迦様の誕生日・灌仏会であります。本日は観音様に行って甘茶を...と思って
おります。天上天下唯我独尊...そのお姿を拝見しに...。さて、何気なく書店で立ち読みしており
ましたら、進化⇒深化⇒真価...とありまして、思わず引き込まれましたもので...。

真価が問われる。という表現があります。真価...本当のこと、能力、価値...こういう意味と認識
しております。疾風に勁草を知る...ということわざもあります。無風状態ではどの草が強いのか
分からないが、強風が吹けばすぐ分かる。まさに真価が問われる場面を指しております。

大きな時代の潮目の中、まさに様々な分野で真価が問われておりますが、そこに至るにまず進化。
変わらなきゃ...ということでしょう。大げさなことではなくて、曖昧であったものを鮮明に。
昨日まで出来なかったこと、改めることが出来なかった(自らの)悪弊、悪癖を改める...。

そして深化...。表層的な知識、付き合いではなくて、その根底まで突き詰める。嫌なら諦める、
去る...そういう勇気も必要かと思っております...。法華経でいう七宝...曰く、聞信戒定進捨慚の
七文字...。さて真価が問われる時代になりました...。令和4年灌仏会(お花まつり)にて...。

多様性②

2022年04月07日 | 日記・エッセイ・コラム

銚子に渡海神社(とかいじんじゃ)という非常に歴史ある社があります(バックナンバー参照)
創建が709年と非常に古く、航海・漁業の守護神であるだけでなく、その周辺に広がっている
森林...(極相林:きょくそうりん)は千葉県の天然記念物に指定されております...。

極相林とは(私の解釈では)、様々な植物がその生育地の環境に適応すれば残り、適応できな
ければ枯れ、やがて適応した植物のみで安定化していくこと...。実際はもっと複雑で長い時間を
要するものですが、解釈として大枠はこの理解で良いと思っております...。

組織に当てはめると、多様性、多様性と様々な個を受け入れようとするけれど(排他的なところ
も多いですが)、その環境にだんだん染まって行き、適応出来た人だけ残り、適応できなかった
人は去っていく...。よそ者が排除されるか、よそ者によって排除されるか...過程は様々で...。

ここで言う“よそ者”とは本ブログ開設以降、悪い意味で使っておりません...。外部からの組織改革
者とでも...。多様性を認めることは重要。でもそれが全てではない。破壊と創造がセットになって
やがて極相へ...。その本質は生き残ること...。組織で言えばリーダーシップの領域であります。


多様性①

2022年04月06日 | 日記・エッセイ・コラム

昨今話題の“多様性”について、その世界観を表すと(勝手に)思っているのが写真(チューリップ)
であります...。“同時に”植えたのですが、すでに枯れ始めているもの。咲いているもの、まだ咲いて
いないもの(恐らく地中で腐ってしまっているかも)...。多種多様であります。

“同時に”植えましたが、各々の球根が持っていた遺伝子情報は千差万別だと思いますし、環境との
相性もあったことと思います。ある種残酷なのですが、それでも目に見えるこの写真のみが真実...。
咲けば枯れる..。みな枯れる運命ならせめて、花を咲かせてやりたかった...。咲かずに腐るを見て...。

多様性...。このことに付いては異論ありません。自然界になぞらえて多様性ある組織は強い。これも
そうだと思います。ただし多様性がありさえすれば何でも良いのかと言えば、ちょっと違う(と思う)
多様性を論じるについても、何か一本中心に太い線が必要と思う今日この頃であります...。

成長度合いは全て違っていたのに、同じプランター、土、肥料(いわゆる環境...)。そこで個別に
対処せず、咲かずに腐って=可哀そうと言ってる自分は何なのか?そこに想いが及びます...。このこと
も多様性を考える一つの切り口かと思うに至ります...。(続きは次回に)







鎌倉大仏にて

2022年04月05日 | 日記・エッセイ・コラム

長谷寺からの帰途...。5分くらい車で走ると“鎌倉大仏”の案内版が...。ああ懐かしや...、鎌倉の
大仏さんだ...ということで途中下車。記憶を辿れば小学生の時の修学旅行で訪れて以来ですので
約40年ぶりの訪問でありました。写真一番上...この風景、修学旅行の集合写真場所...。

今はどうなのか分かりませんが、我々世代(昭和44年前後生まれ)銚子の小学校の修学旅行
は鎌倉~小田原~箱根と決まっておりました。中でもこの大仏さんがメインイベントであとは
箱根で泊まるのが何よりの楽しみ...。断片的でありますが記憶が蘇って参りました...。

鎌倉の大仏さん(様)...、正式には鎌倉大仏殿・高徳院という浄土宗のお寺なのだそうです。
そしてこの座像は国宝。詳細は不明ながら、北条家の正史・吾妻鏡によると創建は1252年
奈良・東大寺の大仏様には及ばないものの、その大きさ歴史は仏教史における最重要建造物...。

40年も前のことゆえ、正確には思い出せないのですが、その場に立つと何となく、本当に何と
なく往時が思い出される...。あれから40年も...しばし来し方、行く末を思いながら大仏様と
対面しておりました...。それにしても鎌倉...、見どころの多い非常に魅力的な街であります...。

海光山・長谷寺にて

2022年04月04日 | 日記・エッセイ・コラム

そして今回の鎌倉訪問の最終目的地、坂東33霊場・第四番札所・海光山長谷寺(通称:長谷観音)
に到着致しました...。736年創建のこれまた非常に長い歴史のある浄土宗の名刹...。地元の方は
通称・長谷観音と...。ここは敷地も広く見どころ満載であります。まずは本堂に向かいました...。

ご本尊の十一面観世音菩薩は高さは10m弱あり、木彫りとしては国内最大級の観音様なのだそう
です。本堂裏に観音ミュージアムという展示場があり、実際入って見ましたがこれまた大迫力で
ありました。観音三十三応現身像はじめ由緒ある展示物の数々に時間の経過を忘れました...。

観音三十三...、観音様は33(無限の意)の姿に変わり人々を救済するといういわれ通り、様々な
お姿に変化している様子は必見であります。敷地内は四季を通じて花が絶えることが無く、この地
は鎌倉の西方極楽浄土と呼ばれているそうであります。眼下には由比ガ浜も見えました(写真下)

その他、弁天窟と呼ばれる弁財天を祀った洞窟などありますが、1時間ほどの滞在ではすべてを
拝見することは不可能でありました(次回また訪れようと思います)...。鎌倉時代の坂東武者が
西国で見た33霊場参りを関東で開始した...。さて残すところあと一か所・結願時へ...であります。

祇園山・安養院田代寺にて

2022年04月03日 | 日記・エッセイ・コラム

岩殿寺を後にして、安養院に向かいました。正式には祇園山・安養院田代寺と言うそうです。
もともとは北条政子が夫・源頼朝の菩提を弔うために創建されたのだそうですが、その後火事
など様々な出来事があって、現在の形に統合されたのだそうです。安養院とは政子の法号とのこと。

北条政子...。尼将軍と呼ばれたり、悪女と呼ばれたり...、評価様々でありますが、件の鎌倉殿...
でもすでに激烈な性格が描かれておりますので、そういうイメージが定着しているのだろう...と。
これまた歴史解釈の面白さです。人それぞれの北条政子像を描きながらで良いのだと思います。

頼朝が死に息子の実朝が暗殺されて後、朝廷の権威回復を望む後鳥羽上皇と鎌倉幕府が対立。
時の執権・北条義時(政子の弟)追討の院宣が発せられ御家人たちは動揺する...。これを収めた
のは政子の言葉だと言われております(有名な台詞)頼朝公の恩は山よりも高く・海よりも深い...

歴史の大転換点の一つ、承久の乱...。その大勢を決したのは政子の言葉であり、その演説(言葉)
がその後、数百年も続く武家政治の礎を作ったと言っても過言ではないような気がします...。
北条政子ゆかりの安養院...。小さくとも“凛”とした空気に満ち溢れた空間でありました。

海雲山・岩殿寺(がんでんじ)にて

2022年04月02日 | 日記・エッセイ・コラム

まん延防止...が明け、中断していた坂東33霊場巡りを再開しました...。すでに30ケ所を
周り、残すところ4ケ所(鎌倉3ケ所、館山1ケ所)となり、今回は鎌倉の3ケ所に参り
ました...。最初に訪れたのは第二番札所・海雲山・岩殿寺(がんでんじ)逗子・葉山...です。

地図で見ると葉山のマリーナに近く、その後訪問予定の第三番札所・安養院、第四番札所
長谷寺とも非常に近い事が分かり、巡礼の作法として良いのか否か(1日に数か所も...)
分かりませんでしたが、これまた思い立ったが吉日ということで...。

ナビには表示されているけれど、幹線道路からどのように入って行けば分からない...。この
巡礼はそういう場所が多い。岩殿寺も住宅街の細い道を抜け...、その先にひっそりと佇んで
おられました。創建は養老年間(721年)とこれまた非常に歴史ある曹洞宗の名刹...。

源頼朝の寄進により、三代将軍・実朝も頻繁に訪れていたそうであります。NHKの鎌倉殿...
ではまだ実朝は生まれておらず、鎌倉に結集した坂東武士がさてそろそろ京に...。そんな頃
であります...。岩殿寺...、静かに歴史を見守って来た...そんな表現がピッタリであります。


新年度!

2022年04月01日 | 日記・エッセイ・コラム

本日、4月1日...。昨日の年度末同様、今度は多くのところで新年度...。たった1日違うだけ
でありますが、これが節目と言うものでしょう。区切り、限りがあるということは尊いこと...。
これまた最近の心境です。特に四季の有る日本の生活然り、人の一生、組織もまた然りです...。

新年度を迎えると必ず発生するもの...人事異動。望む先に行ける人ばかりでなく、不本意な思い
もあるでしょうが、大きく捉えると異動は必要...。良いと思って行った先が地獄だった...。反対
に地獄と思って行った先が実は....。禍福はあざなえる縄の如し...なのでしょう。

最近、組織の長などの任期を明確に定める...こういうところ多いです。やれる人がやればいい
じゃん...と言っても、権力必腐の法則はどんな小さな組織にも当てはまる気がします...。慣れと
は恐ろしいもの...。人は変わるもの...。こういう知恵がある種の自浄作用となるのだと思います。

結局のところ、任期を定めたり何かの制約を背負うのは自分自身の為...そうも思っております。
人間は弱いものと言う自覚有れば、自ずと行動は決まるものです。天まで伸びる木なんてある
はずがないのに...。そう思いたい心の仇桜...という事でしょうか。ともかく新年度です...。