ざまあみろ!....。最近、農業関係者の方から良く聞く言葉.....。そういえば、日本を代表する農民作家さんの本のタイトルにも、ざまあみろ....と。何がざまあみろなのか?と言うと、昨今の食料品値上げ、中国問題、要するに農業をバカにし続けてきたツケが回っている。自らは安全地帯にいて、すべてをカネで解決しようとしてきた方々へ。今後もより高い価格で買ってくださいね....。皮肉を込めておっしゃっておられるようです。あなた方が高く買わないなら、海外に輸出しますよ....。と。食べる側からすれば、食料品の値上げ。でも、作る側にしたら、今までが安すぎで、これから適正価格に近づくだけ....。やはり物事には沢山の見方があるものです....。ただこの問題、人間の生死に直結するだけに笑い話では済まない.....。景気の波は都市から地方に移るのだそうです。都市が好景気と聞いても、地方がそれを実感できるまでには10年くらいの時間差があるらしい。反対に食糧生産は圧倒的に地方発。後継者がいない惨状とか、労働の対価が理解されない悔しさとか....、食糧生産を放棄しろと言わんばかりの状況にやり場の無い怒りを溜め込む...。いつか爆発するのですが....。好景気が来なくとも人は死にませんが、食料が無くなるとどうなるのでしょうか。農業(水産も畜産もですが)は生命維持産業。もはや食と農の距離が離れた故の弊害....など悠長な事を言っている場合ではないんだよ....。労働力確保に付いては移民を含めて仕組みとして受け入れる準備をしないと....。都市部からそういう状況が見えるでしょうか?地方からは良く見えます....。非常に深い話....。詳細はいずれ.....。“ざまあみろ”.....。本当に根深いです。
直売所に2年も通っていると、お客さんから店員さんと間違われる場合が多い....。先日、トマトありませんか?と質問されました。売り場は良く分かっているつもりなので、確かあの辺に...という事でご案内したら、トマト売り場ありました。これで一件落着のはずだったのですが、同じお客さん、またお越しになって、トマトが無い....。トマトあったじゃないですか? いや無い....。要するにもう指名買いなんですね。トマトは全部同じではない。あの人が作ったあのトマトなんです....。これブランドの領域。写真のトマトは1個100円相当ですが、売り場に来たらすぐに売り切れる。物凄く甘くて美味しい....。生産者の方は私の一つ上の39歳。地域の農業後継者会議の会長を務められ、地域行事には先頭に立って汗を流す...。農作業の合間、売り場に1日何回も来て、試食を出したり、商品の説明したりしている。本当に精力的に.....。これなんですね。直売所の醍醐味....。こういう方が周囲にいると仕事は楽しい。引っ張られる....。俺はまだまだだな....と。最近、農業後継者の同年代との交流が非常に多くなりました。海と山の握手なんだよね....。意味が少し分かってきたような気がしております。
さて本日は851回目、当面1000回を目標....。陸上競技などで言えば最終コーナーに差し掛かった辺りでしょうか。ただ最近、回数は殆ど気にしていないのが実情。すでに生活の一部ですし、何か書かないと気持ちが悪くなる....。すっかり習慣になっているのでしょう。引き続き、感情の趣くまま続けて参りますので、宜しくお願い致します。さて、最近は毎週末のように直売所に通っております。印旛のグリーブさんなんですが、彼岸、連休と人出が非常に多い。千葉の匝瑳にある直売所さんなど、週末には2万人集まったとか、あっちは5万人だって....。冗談抜きにそれくらいの人が集まる....。週末は....。週末は。と書いたのには意味があって、反対に平日は?と言いたいのです。週末でも雨だとお客さん来ない。お天気が良すぎても来ない。お天気が良すぎたら、もっと遠くの行楽地に行くのでしょう。自らの東京生活を考えればよく分かる話です....。直売所も慈善事業ではありませんので、“経営”という現実がのしかかる。週末に2万人...、客単価1000円としたって~千万円の売上か?しかも一日で、すげえな~。という事なんですが、同じ場所に平日の日中、しかも雨が降っている時などに立ち寄ってみて下さい....。現実を知ることとなるでしょう。直売所は全国にすでに数千箇所。市場規模も数年内には“兆”の単位を越えるのが確実と言われております。中国問題や、食糧自給率の低さに危惧を抱き始めた方々を中心に、国産農畜水産物への支援の輪が広がっているのを実感しております。で、直売所、全国的に建設ラッシュ....。でも廃業スピードも非常に早い...。ここ2年、ほとんどの週末を通い詰めてみて分かった事。グリーブさんのような10年以上続き、東京にも支店を持っているようなところ、ここは単なる物販の“場”ではない。ましてお土産物屋さんでも、余った野菜を二束三文で売るところでもない....。そこは地域交流、世代間交流、異業種交流の場であり、学習の場であり、実体験の場、で、それが地域の誇りになっております....。本日もグリーブさんに出没しております。それでは印旛でお会いしましょう.....。
本日、連載850回(日)を迎えました。皆さん有り難うございます。節目なんで、スカッとした青空か、朝日の写真でもと思いましたが、ここ数日はあいにくご覧のような天候です。まあこれまた日常の一断面....。写真は犬吠埼から君ヶ浜海岸を見下ろしたところ。風が強くて立っていられないほどでありました。海はシケ続き、水揚げは殆どありません。不安定な水産業....。でも、こういう仕事に携わる人がいなくなると、魚は食べられなくなる....。漁師さんの平均年齢も60代後半、前浜の労働力も外国人の方々に多くを依存しております.....。さて850回。約2年半になります。誰でも出来る事で、なかなか継続出来ない事を継続すると.....。さて、どうだったのでしょうか? 最近は銚子出身で、現在は銚子以外にお住まいになられている先輩方、同級生などからも投稿を頂いたり、近所の高校生から毎日見てるよ....。など、読者層の広がりを感じております。アクセス数に見合った内容なのかどうか分かりませんが、とにかく1000回を目標に継続してみようと思っております。人間ですから喜怒哀楽の感情があるのが当たり前。この三年間を大きな境遇変化を受け入れるための転換期間とすれば、今年は何かが起こる.....はず。とにかく新しい事にチャレンジした以上、何事も諦めずに進んで参りたく思っております。日頃、ご愛読頂き誠に有り難うございます。引き続き宜しくお願い申し上げます。
井の中の蛙(かわず)大海を知らず....。良く知られたことわざ....。そんな小さな世界で威張ってたって云々という事なんですが、やはり物事は捉え方一つ。このことわざにも続きがあります。“されど空の高さを知る”....。井の中の蛙、大海を知らず。されど空の高さ、青さ、深さを知る”.....と。一昨日は銚子の各地で入学式。希望に胸膨らませた新入生に接すると、こちらまで清々しい気持ちになります。高校生くらいまではまだまだ井の中の~、なんでしょうが(38歳の私もですが....)、されど、空の高さ、青さ、深さを感じられる好機であります。この時期に出来た心の原風景は一生の宝。何物にも代え難い....。何かに気付く、感じる...これ非常に重要です。気付かず、感じず、大きな船に乗っていれば良い。という時代はとっくに終わってますから...。一葉落ちて天下の....という領域まではまだまだ達しておりませんが...。さて新入生の方々に。中学、高校の3年間は早い。会社に入っても最初の3年で一生決まると強迫観念を植え付けられて育ってきた私にとって、新社会人の皆さんにも。ちょうど読者の方に中高生が多いという事も判明しましたので、余談ながら...。誰でも出来る事でなかなか継続できないことがあります。日記を付けるとか、朝は1時間前に通勤、通学するとか....。何でもいいんです。何か決めて継続する...。大阪にある陸上の強豪校(中学)、ここは全国大会の常連なんですが、練習方法が非常にユニーク。先生は強くしてやろう、強くしてやろうと一流選手の練習方法なんかを見学に行ったそうです。でも勝てない...。一流選手の練習見ても、何だ同じような練習じゃないか。と。それじゃ何が違うんだ....という事で気付いたのは、一流選手の“心の強さ”...。その心を強くするため、入学してきた新入部員に3年後の目標を立てさせる。例えば全国大会への出場と。3年間の学生生活は約1000日。比叡山の荒行になぞらえて、1000日間の“行”を見守るのが教師だと。入学時に目標を立てている。そのために、例えば私は家での皿洗いを毎日行いますとみんなの前で宣言させる。例外はない。やるといったらやる。先生はやらせる。この先生、毎晩家に連絡して皿洗いしてたかどうか確認したとか。やがて習慣となる。習慣になると、やらないのが気持ち悪くなる....。サボろう、ズルしようという心の弱さが自然と消えていく....。仲間が頑張っているからサボると格好悪い....周囲にも好影響が....で、勝つ。勝ち出すとプライドが芽生える。プライドが芽生えると、自分自身と深く対峙するようになる....。継続は力なり。と申します。皿洗いしてして勝てるんか?とあざ笑う声。当然の事ながら多かったようです。ただ生徒が劇的に変わる。目の色が変わる。不思議な事にあらゆる面に好影響が出て、決して諦めず、挑戦する姿勢が人生の可能性を広げていく....。どうせ...僕なんか.....。と言っていた生徒が、勝ちたいと言い出す....。継続してみると“何か”が確実に変わる。それが良いことであれ悪いことであれ。自分が決めて継続した事、それが悪いこと(試合での負けなど)であっても長い目で見れば良い事が起こる前の必須条件だったりします。むしろ負けから学ぶことの方が多いとあとになってから分かる....。さて、本ブログも明日で850回。私は心の弱さから何度か中断してしまいましたが、850日間の軌跡は確実に残っております。多い日には1000人を越える訪問者、本当に有り難く思います。なんだそんな事、誰だってできるじゃねえか....、とか何とか、色々言ってくる方もおりますが、最近は腹も立たない...。他人から見るとくだらない事なのかもしれませんが、継続は力。850日の軌跡を振り返るにそう確信しているからです。誰でも出来る事でなかなか継続できない事を継続してみる。何かが変わります。3年間はあっという間ですよ.....。
“人生はかけ算だ、どんなにチャンスがあっても、君がゼロなら意味がない”....。週末、たびたび訪れる場所でいつも見掛ける額縁...。かけ算、ゼロ....、考えさせられる事が多いです。コツコツ積み上げ式で。と思いたいところですが、30代も残すところあと一年となった昨今、このかけ算数、ゼロの意味も少し分かるかな...と。小中高校は神童と呼ばれ、いわゆる一流大学に入って、一流企業に就職。20代~30代はエリートとしてもてはやされ、将来の幹部確実...。と言われていた方が、40代に入り、突如として崩れていく....。良く聞く話ですし、自分でもそんな方々を見てきたような....。こういう方々、確かにその地位に昇るまで相当の努力をなさってきたのでしょうし、ご苦労もされてきた事でしょう。ただしいつしか勘違いする...。自分の努力“のみ”でそこまで来たと....。感謝しない。ありがとうと言えない...。報われない努力、苦労があることを知らない。それでも努力しようとする人をあざ笑う、しかも自分だけ安全地帯から....。労働の対価を理解できない....すべてお金に換算して判断しようとする....。何か共通項があるようです。最初にいい思いをしてしまったので、それがベースになって、ちょっとでも境遇に不満があると、より弱い立場の人を探して罵倒する....。出逢い。その不思議なご縁を信じない....。どんどんマイナス志向になるので、人の意見を聞かない....。その時、いくら尊い人に出逢っても、自分がマイナスだから何も感じない。過去の前例なんか全く役に立たない。ゼロ・ベースで考えろ。なんていう時代。積み上げてきた自負があればあるほど動けなくなる....。最近、諸先輩方から沢山お話を聞く機会があります。上述の話なども踏まえて、とにかく自分はゼロを脱して、1以上の精神状態を保たねばと思っております。あとはケ・セラ・セラ...なるようになるさ。....と。
本日4月8日、“お花祭り”...お釈迦様のお誕生日であります。宗教はその民族の暮らす自然環境、風土によってそれぞれの発展過程を伴って参りました。はじめにロゴスありき.....。と断定から入り、自然すら管理できると考える宗教がある一方で、自然との共生を説く仏教....。仏法僧(ぶっぽうそう)の三宝(さんぼう)と申します。尊敬・主師親(しゅししん)とも。聞・信・戒・定・進・捨・斬...の七文字は仏教で言う七つの宝(しっぽう)....。仏(お釈迦様)、法(お経)、僧(僧侶)。彼岸だ、お盆だと節目・節目でお寺に行く機会が多いかと想います。法事の終りなどにお坊さんが法話を披露される場合も...。何故か背筋が伸びたり、気持ちがスッキリしたりする....。お坊さんは一般人には到底不可能な修行の末に、お坊さんとなる。一般人はそのところはわからないけれど、自分達が出来ない事を行ってくれているお坊さんに自然と頭が下がる...。仏法僧の三宝を敬え。主(会社の社長など)、師(習い事のお師匠さんなど)、親は尊敬しろ...と。尊敬なんか出来るか!と思っても尊敬しろ。それが仏教の教え....。さて、話は飛びますが先週末のお話。千葉県を代表する稲作地帯。そこは稲作農家の世帯数700。うち専業で生計を立てられるのが10%未満。他は、息子さんがサラリーマンで、田植えや稲刈りの時だけ仕事を手伝う程度。気が付いたら、700世帯の平均年齢は63.8歳。廃業のスピードが年々速くなっているそうなんです。世の中、花見だ、行楽だといっている中、農家の方々は今月末の田植えの準備に余念がありません。そんな方々を尻目に、廃業してサラリーマンになった方々のセリフ...。何やってんだろうね....。あんな重労働したって、サラリーマンの稼ぎにも満たないのに....。自給率39%の国。米だけが唯一の自給作物。自分は出来ないけど、あるいは、逃げたけど、誰かがやっていてくれるから米が食べられる。ただ感謝すればいいじゃないですか。余計な事は言わない方がいい。平均年齢が60を越え、そろそろそんなことも言っていられない状況でもあります。時代は確実に変わってますよ...。仏法僧の三宝を敬えと教える仏教精神。自分が出来ない事を行ってくれている方への感謝...。そう言えば、身土不二(しんどふじ:体と土は同じ、人間は生まれたところから近い場所で取れた食べ物を食べると良い)の思想も仏教であります。
春爛漫と呼ぶに相応しい週末でありましたが、本日から花散らしの雨....かと。散るが故に、一瞬の輝きの素晴らしさが際立つ....。最近何かと話題に上っている映画・“明日への伝言”をふと思い出しました。一生、一代、一仕事....。この辺は改めて。さて、ここ連日、春の風物詩・春日子(かすご)が揚がっております。春日子とはタイの子。特に銚子で言う“ハナダイ”の子供を指すのが一般的のようです。ハナダイ....、関西ではチダイ、中国地方ではレンコダイかと。春の江戸前寿司は春日子で決まり。江戸っ子が大好きな味だそうで....。江戸っ子でなくとも確かに美味いと感じるはずです。特に揚がりたての鮮度抜群のものを味わえるのが銚子の醍醐味....。銚子でもこのハナダイを使った名物料理が出来て、観光客の方などに大変喜ばれているようです。魚へんに春のサワラが出てきて、この春日子、そろそろ田植えで、この時期にカツオ....、入梅時期は銚子のイワシが最高に美味い時期となり、夏が来て、また秋にはサンマ....。すっかり田舎生活が馴染んできたようです。自然の営みに少しは敏感になってきたようです。
ちょっと前まで、大衆魚の代表格“アジ” ちょっと前までと書かないといけないほど、最近は貴重品になっているようです....。ある会社の役員さんから、うちの商品担当者がアジが無いって言うんだよ。本当か?とお電話を頂きました。百聞は一見にしかずですよ....。という事で銚子へお越し頂きました。浜の相場聞いてビックリ、今までの倍、三倍以上じゃねえか....。これまたちょっと前まで、干物にするにはオランダ産が良い。いやミッドウェー産もいけるよ...。こういう会話良く聞こえてました。原産国表示が義務化される前の話のようですが....。要するに輸入アジが沢山入っていたので、国産アジの漁獲量は減少していたものの、依然としてアジが“大衆魚”の代表格として君臨していられたのです。が、様相一変。世界の水産物輸入の20数パーセントを独り占め出来ていた時代が去り、世界各地で“買い負け”状態。もう高級魚じゃねえか...という事になっております。気が付けば水産業(漁師)の平均年齢も60代後半。どうすんだ....という事であります。イワシの値段が上がったら、何もイワシ食べなくたって死ぬ訳でナシ..、アジも同様、キャベツは?、大根は?農業の平均年齢も60代後半....。今まで大衆商品であったものが、貴重品、高級品になる。そのスピードが非常に速くなっているように感じております。これがダメなら、あれを....。こんなんじゃなくて、根本的に何かおかしいぞ....。こう考えるのが妥当でありましょう。
脾肉(ひにく)の嘆(たん).....。内モモに付いた贅肉を見て嘆く....から転じて....。世の中メタボ、メタボと騒がれてます。男性でウエスト85㎝以上、女性で90㎝以上が危険水準なんだそうで、生活習慣病の原因ともなることから、皆さん気をつけましょう。食事に気をつけ、運動の習慣を。となっている訳です。さて冒頭の言葉、三国志の時代、乱れた世の中を憂い決起した劉備玄徳は、中原(ちゅうげん=天下)を目指して戦いを続ける.....が、敗走に次ぐ、敗走....。逃げて、逃げて、逃げ回り、齢(よわい)40を過ぎても独立国の建設どころか、親類の庇護の下、ひっそりと世を送る。かつては戦いに明け暮れ、天下を目指した。筋肉質で逞しかった自分の体も、気が付いたら内モモにべったりと肉が付き、哀れな姿を晒している.....。他者からあざけりを受ける....。自分は何をやっているんだ....。すっかり自信を無くし、わが身を嘆く....。しかしながら運命は彼を見捨てない。関羽、張飛という義兄弟の契りを結ぶ(桃園の誓い参照)心の友に出逢い、諸葛孔明という稀代の軍師を三顧の礼をもって迎え入れる....。すべて劉備の“徳”による....と。やがて蜀という国が出来上がり、魏、呉と合わせて三国乱立。孔明の言う天下三分の計により、国が治まっていく.....。脾肉の嘆....。内モモ、ウエストにこびりつく脂肪を見て、皆さんは何を思いますか?嘆く前に対策を...。私は虎の穴で....。
いくら錯覚しても、当たり前の事ですが月末に給料が振り込まれてくる訳でナシ...。でも“今”を生きていれば容赦なく経費が掛かる.....。本当に困ると行動が変る。正に窮すれば変じ、変じれば通ず。どこかで誰かが必ず見ている...。解決の糸口が必ず見える....。そう信じる...。人との出逢いも大きく変る。過去との決別ナシに新しい生活は無理なんだろうと思います。それが分かり始めた銚子生活4年目の春であります...。中途半端な決別は常に安全地帯から語るかが如く....。受け入れ側を苛立たせ、その方ご本人の成長を阻む....。そういえば以前、ある食品メーカーさんから、メーカーは“はじめに売価ありき”の状況の中で、一円、五十銭の切り詰めを行っている。爪に火を灯すように....。中間商社、流通はこの想い分かるか?と言われた事が...。分かりますよ...って言ったら大激怒。何も分からない若造が....。となりました。今なら分かるかも....。要するに立場、立場がある。自分も辛いけど、相手はもっと辛い....。何事も相手があることなので....。自分に余裕がないと、相手のこと思いやれない。確かにそうです。でもそれだけでない......。人間は変われる。本気になったら変われるんです。右か?左か?と常に二者択一を迫るのではなく、別の道、第三の選択も広がってくる....。人生には限りもありますし....。本日はかなり分裂気味。明日整理して掲載致します。再出発には過去の否定が必要だ...。と言いながら、人間は過去を振り返りながらでしか、前に進む事は出来ない....。あたかもボートを漕いでいるが如く....。
“労働の対価”実に深い領域で、これからを生きる幸せや豊かさの尺度を考える上で非常に大切な概念であります。結論も無く、だらだらと書き続けてしまいましたが、気が付くと本日4月1日。日本中至る場所で、新生活のスタートが切られている事と思います。かくいう私にも今まで節目、節目があって、その時に感じた希望や不安を昨日のことのように思い出します。“労働の対価”はいずれまた掲載する事として、本日は4月1日、再出発を。私もこの3月で銚子生活丸三年が経過しました。東京のサラリーマンで全国各地を飛び回っていた時代から、銚子という地方都市の零細商店へ。24時間眠らない街から、夕方6時には真っ暗な世界、いくら文句言ったって、月末にはキチンと給料が振り込まれる世界から、自分の器量次第でいくらでもと言いながら、自分が休めば一円にもならない自営業.....、極端から極端に移動した訳であります。お前、好きで銚子に帰ったんだろ。誰も帰ってくれと言ってないじゃないか? 変わってるね。東京で何かあって逃げ帰ったんだろ....。まあ他者はいろいろな事をおっしゃるものです。好きで帰った? その通りです。誰かに言われて?違います。自分の意思で。変わってる?そうかもしれませんね。逃げた?そういわれるの一番嫌ですね。東京の仲間に聞いて下さい。やりたい事があるんだろ? 答えはすでにこのブログの中にあります...。で、私は“今”を生きてますよ。サラリーマン時代からは考えられないほど変化した姿で....。でもこれも私。人間全て、変わろうと思えば変われる。窮すれば変じ、変ずれば通ず....。あとは信念。どうなるかわからないけれど、私は自分の信念を信じている、そのための代償を差し出す覚悟も出来てきた....。入社式の祝辞か何かで、学生気分を抜きなさい、初心忘るべからず...、こんな定番の言葉が飛び交っていることでしょう。でもこれら非常に大切な事。この季節は定番の言葉を思い返す日と言ってもいい。新入社員だけでなくすべてにおいて...。サラリーマン、東京時代にはいい思い出も嫌な思い出もあります。人間は過去を美化する傾向があり、その美化された過去が逃げ場となり、現実への適応を困難にする場合が多い。今、私はサラリーマンではない。現実が辛くなった時、サラリーマン、東京時代の良い思い出だけ思い出し、逃げている自分がいました。月末には給料が振り込まれているとすら錯覚する....。続きは明日。