銚子・角巳之・三代目

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副業...②

2019年06月11日 | 日記
銚子の小型底引き船は資源保護のため、6月~8月は休漁。同様に沖合底引きは
7月、8月休漁...。直接収入のない時期が2~3ケ月...。みなさんそれぞれ
その期間も“何かして”、逞しく生きてきた訳ですが、小型は最盛期60隻から
今は6隻、沖合は同様に40隻が5隻に激減...。サンマ船は8月頃から11月末頃
までが漁期で、そのあとは他の漁法に切り替えたりしている訳ですが、その中に、
漁期のみ操業し、漁期が終わったら乗組員は全員解雇。翌年また漁が始まる前に
雇用...。そんな形態がありました。で、船の成績は良いし、乗組員もさも当たり前
のように解雇され、また雇用されて行く...。漁期でない時期に乗組員は農業だったり、
自営業だったり、それぞれの仕事(どちらが副業かわかりませんが)に就いている...。
漁業会社(経営者)、乗組員(社員)双方にとってメリットのある形態...。
他方、大企業に勤務する知人...。会社が副業解禁と言い出したら、何故か不安になり、
精神的に病んでしまった...とのこと。同じ時代、同じ日本での働き方と、受け止め方...。
一つの形態に過剰適合するのは良くない。と薄々感づいていながら、まあ何とかなるだろう
と楽観視していたら、会社トップの発言がかなり変わってきて、不安が増幅し、まだ何も
起こっていないのに心が病むほどに...。かつてこの界隈、漁業なんて不安定な仕事...。
会社勤めが一番良いなんて言われていたような気がします...。で、他の要素も相まって
船は激減したけれど、生き残った船は強い...。先般のCに繋がる時代...。飛び道具も、
あれもこれもある...。ない。と言っているのは前時代の感覚が抜けきっていないから
かと...。どのような職業が良いのかどうかではなく、時代の大きな変わり目にあたり、
受け止め方を変えないと...ということでありました。かくいう私は、会社員時代の感覚
が抜けて来たな~と感じるまでに10年近く掛かってしまった...。遠回りしすぎたな~。
と思う反面、時に遠回りもいいかも...と思ったりしています。


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