銚子・角巳之・三代目

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

カワラケの煮付け

2007年02月07日 | 料理に挑戦

100_1166 写真はカワラケ(カテゴリ:銚子の魚参照)の煮付けをそのまま放置し、冷えて固まった翌朝の状態です。“煮こごり”という料理がありますが、まさにその状態。因みにこれはカワラケのヒレを塩で何回も揉んでヌメリを取り、酒、醤油、みりん、砂糖だけで煮たもの。カワラケの成分が煮汁に溶け出し、冷えて固まったものです。これコラーゲンの塊と珍重されている方もおります。さてカワラケ、正式名称はガンギエイ。北海道で有名なカスベとほぼ同種だと思います。エイを食べようというと、沢山の魚が日常的に揚がる銚子で、何が好きでエイを食うんだ!という方もおりますが、食べれば絶対に納得されるはず。美味いです。私はカレイの煮付けより、こちらの方が断然美味いだろうとさえ思っております。身離れが良く、軟骨も噛み砕けるくらいの硬さ(食べてしまう人が多いです。コリコリとした独特の食感)です。知人の韓国の方はこれが大好物なんですが、変なものを食べる。では無くて、韓国の方は美味しいものを知っていると言い直すべきでしょう。あのゼラチン質は間違いなく美容とか薬効成分もあるはず。美味しく食べて綺麗に、そして健康に。足元を見ると銚子にはまだまだ隠れた逸品が眠っております。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿