セグロ(カタクチ)イワシ、特に大型のゴボウセグロと呼ばれるサイズが揚がってます。手開きにして、酢漬けにしたり、そのまま干したりするのが一般的なのですが、いつものように一工夫。小アジの要領で、南蛮漬けになりました。これまた師匠の作ですが、何かのコマーシャルのように、やめられない、止まらない....。このセグロが刺身で食べられるのが銚子(刺身で食べられるくらい鮮度が良いと言う事)です。お隣の旭市飯岡ではこのセグロをブランド化、確かヒカリ・イワシと言ったかと思いますが、それだけ価値の高い魚だろうと思います。銚子のスーパーの売価は100g30円前後と驚くほど安いですが、一工夫で高級魚にも負けない美味しさです。セグロは鮮度劣化が非常に早く、すぐに変色してしまいます。こういうのは産地でしか食べられない醍醐味かと思います。我々、知らず知らずに商品の価値=値段。と決め付けてしまいがちですが、値段が高い=美味い=高級では決してありません。この南蛮漬けが証明しておりました。
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