銚子・角巳之・三代目

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魚種交代その④

2006年02月05日 | 銚子の魚

000_0595_1 捕鯨禁止以前から絶滅が危惧されていたシロナガスクジラが禁止後も増えていない。捕鯨禁止で増えすぎたシロナガス~と同じエサを食べるミンククジラが増えすぎたのでは?と言う説もあります。乱獲?これに付いては平成八年に“海洋生物資源の保存、及び管理に関する法律が施行されました。これにより日本近海のサンマ、スケトウダラ、マアジ、マイワシ、サバ類、スルメイカ、ズワイガニの7種に関しては毎年、生物学的漁獲可能量というものが提示され、その年の漁獲量が厳しく管理されています。そう言えば今年のサンマ漁。一回の漁獲量は制限され、一度出漁すると24時間、48時間休漁でした。サバもここ数日休漁です。家庭の台所は海の入り口。なんてコマーシャルも有りました。私など環境なんて偉そうな事を言えた立場では全くありませんが、生活排水による海洋汚染も漁獲量の減少と無関係ではなさそうです。要するに海の中のことなんて良く分からない。良く分からないけれど、何かおかしいぞ。と水産関係者のみならず、多くの方々が感じ始めているのもまた事実。この“何かおかしいぞ”大切な感覚だと思います。魚種交代なんて偉そうなタイトルを付けたにも関わらず、終わりは“何かおかしいぞ”....。見かけ倒れですいません。でも“何かおかしいぞ”この感覚は絶対に必要だと思います。写真は全国から終結しているまき網船団。明日からまた銚子の魚冬バージョンに戻ります。


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1 コメント

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魚種交代、問題提議ですね、イワシは何処に行った... (領家 百合雄)
2006-02-05 19:40:49
魚種交代、問題提議ですね、イワシは何処に行ったのでしょう、おそらく数が減ったのでしょう、実はいろいろな処に影響が出てます。
養殖魚の餌はイワシなどが使われています、また鶏やブロイラーの餌に魚粉(ペルーのイワシ)が配合されています、この魚粉が高い為、大豆粕
で一部代替されていますが大豆粕も高値に成っています。
食油や豆腐などの価格にも影響します、さつま揚げなどの製品も価格に影響するでしょう。
そういえば数年前『魚を食べると頭が良くなる』と云う歌が流行っていましたが、最近全く聞きません、これも魚種交代の影響ですか?。
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