連日、イワシの水揚げが行われている銚子港です...。水揚げがある時は1日3,000㌧~
4,000㌧(あるいはそれ以上)...。漁師さん達と暫し話しておりましたが、イワシしか
いねえ...。10数年前は“緑のダイヤ”と呼ばれるほどイワシは貴重(水揚げが激減)でした...。
大きくて美味しそうなイワシじゃないですか?と言いましたら、魚体は大きいけれど脂が
乗っておらず、開き加工にも向かないんじゃないかと。缶詰メーカーさんも...微妙...と。それ
でも貴重なイワシです。ここからが銚子・波崎の水産加工場の方々の腕の見せ所...。
①属地陸揚げ量と、②属人漁獲量という2つの言葉があります。①はどこで揚がったか?、
そして②は誰が揚げたか?ということであります。茨城県波崎港の船が銚子港でイワシを100㌧
揚げたとすると、波崎の属人漁獲100㌧、銚子の属地陸揚げ100㌧となります。
これらのこと、地元(銚子~波崎)では言わずとも感覚で理解している領域でしたが、昨今
県外の方々が多数お越しになり、このことについて問われることが多くなりました。質問が
あるということは、そこに何か必要な視点が見えるかもしれないと思いまして(続きは次回に)
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