銚子・角巳之・三代目

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天保水滸伝①

2023年01月18日 | 日記・エッセイ・コラム

利根の川風袂に入れて、月に棹差す高瀬舟...。浪曲・講談の世界で高名な天保水滸伝...。銚子の
両お隣、利根川沿いに東庄町(とうのしょうまち)、太平洋側に飯岡町(いいおかまち)...が、
舞台であります。中国の四大奇書に数えられる水滸伝になぞらえて...その天保年間の物語...。

銚子から香取方面への道すがら、国道356号線...。そこに天保水滸伝ゆかりの地があることは
知っておりました。ただしいつも通過するだけ...。先般、成田からの帰途、何故か気になりまして
珍しく途中下車...。しばし天保水滸伝の世界に浸ってみた...と言う次第であります。

水滸伝、この滸という字は、水のほとり...ということを示しているのだそうです。直訳すれば
水のほとりの物語。その水のほとりが梁山泊(りょうざんぱく)。中国・北宋末期、腐敗した
世相から国を救うべく、各地より集まった百八人の魅力的な人物が立ち上がる...。

さて天保水滸伝、水のほとり利根川河口(東庄町)で起きた、天保年間(今から約180年前)
の物語...。端的に侠客の喧嘩のお話...なのですが、そこに至る世相、人間模様はじめこの世界観
は一定の人生経験を経なければわからない...。そして50を越えた今...(続きは次回に)

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