銚子・角巳之・三代目

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サルエビ

2006年06月18日 | 銚子の魚

000_0114 昨日の車エビは目の保養。銚子でエビというと、このエビ(サルエビ)を指します。日本人はエビ好きで、統計によると日本人1人あたり一年間で約80匹のエビを食べているのだそうです。それではそのエビはどこから?というと、その殆どは海外からやって参ります(エビの国内自給率は10%前後です)多くは東南アジアでの養殖。これによってエビ好き日本人の欲求が満たされ、安い天ぷらそばが食えるんだからいいじゃねえか。と言う意見も有りますが、やはり物事には光と影。光が当たれば反対側に影が出来ます。ネットや書籍などでこの“影”の問題は沢山提起されておりますので、ここでは省略しますが、この影の発生与件は先日掲載した“過剰適合”のように思います。さてサルエビ、近海小型底引きが獲ってきますが、この水揚げも激減しております。近海小型は別名エビ曳き(銚子ではエビシキ:ヒとシが区別できないので....)といわれ、数年前までは大量に揚っていたようです。春先のマダイはこのエビを常食し、故に何とも言えないタイの旨みといわれてます。イワシ同様、何か海に大きな変化が起きているようです。近海小型は資源保護のため8/末まで休漁となります。休漁だけでなく、食べる側の意識が変わらない限り、資源保護は難しいのでは?そう感じる時が多々有ります。


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