銚子・角巳之・三代目

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出世魚(ブリ)

2006年01月19日 | 銚子の魚

000_0368_1 ブリと言えば日本海。が有名ですが、銚子をはじめ太平洋沿岸でもこの季節には良く揚っています(ワラサ、イナダと呼ばれるサイズですが)これまた出世魚。ワカシ、イナダ、ワラサ、ブリ。とこの辺では呼んでおります。ブリは九州周辺で産卵、孵化しその後北上。北の豊富なエサでどんどん大きくなり、秋ごろに南下を始め、一番脂の乗った冬に能登半島周辺へ。佐渡ブリ、能登ブリ、富山湾に入って氷見のブリ。超有名で、築地あたりでは㎏あたり1万円を超えるものが出るようです。あまりにも有名なのでブリは日本海のみ。と思われる方も多いと思いますが、三重尾鷲の定置網、銚子のまき網など、太平洋沿岸各地でも今の季節は頻繁に揚っております。日本海産に比べ値段も手頃ゆえ、知る人ぞ知る産地として知られているようです。私は銚子の水揚げで10㎏を超えるサイズをまだ見ていませんが(市場に出てからまだ半年未満ですので)、イナダ、ワラサというサイズは良く見かけます。太平洋産は大味で日本海のように冷たい海水に晒されていないので脂が少ない等という事を聞かされました。以前、富山に行って食べたブリは確かに美味かった。ただ太平洋産には太平洋産の良さも有る。銚子のワラサやイナダ。刺身で良し、煮て良し。本当に美味い。しかも値段が手頃です。銚子の魚屋さんでは連日、銚子港に水揚げされた新鮮なワラサやイナダが並んでいます。銚子には魚屋さんが92軒あり、それぞれが工夫した食べ方提案をしています。銚子観光・魚屋さんめぐり。これは面白いと思います。これまた既成概念を捨てると新しい発見があると思います。


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1 コメント

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魚シリーズを興味深く拝見しております。やっと知... (吉川 正洋)
2006-01-19 09:24:06
魚シリーズを興味深く拝見しております。やっと知っているというか頭の中で味を想像できる魚が登場してきて興味津々で読んでいます。近所の魚屋(東信と他一社があり、切り身と丸のままと売っています。)ではブリは切り身でしかお目にかからない。佐野さんところのように92件も魚屋があれば、食べ方や料理方法も変化があるのでしょうけれど・・。照り焼きか煮るのかぐらいで他の料理方法を知りません。我が家は私が肉好きで、嫁が魚大好きですが、力関係と家計の問題で魚はいつも決まった料理方法でたまにしか食べてません。土曜日か日曜日にチャレンジしたくアドバイスあれば・・。
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