銚子・角巳之・三代目

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協同組合原則②

2023年04月22日 | 日記・エッセイ・コラム

異体同心ということ、日蓮上人の御遺文“異体同心事”に書かれている内容で1274年、
日蓮上人53歳の時の書だそうです。中国故事にも触れられている...。殷の紂王は70
万騎もの大軍勢であったが戦に負けた...。これに対して周の武王は...。

周の武王は800騎と少数であったが戦に勝った...。前者が同体異心であったのに対して
後者は異体同心であったのである...。さて、協同組合というところ、かつては出荷高の
多寡など、その規模で優劣を語るようなところがあったように思われます...。

最近はどうでしょうか。出荷高ランキングなど一定の規模を示す指標はありますが、それ
ほど重要視されていないような気がします。それよりも協同組合であるということの本質
そのものが重要である(OB談)大軍勢を持ちながら敗れた故事があるではないか...と。

協同組合7原則という普遍の原則があります。農協、漁協、生協...。“協”の字が入っている
団体の方は必須で、これは絶対に曲げてはいけない憲法のようなものだそうです。頂いた
本に7原則載っておりました。ああ、なるほど...と(続きは次回に)