銚子・角巳之・三代目

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地域ということ④

2023年04月07日 | 日記・エッセイ・コラム

今年は千葉県150年、銚子市市制施行90年だそうです。今の千葉県は安房、上総、下総
の国からなり(鎌倉殿で描かれていた世界です)、それが江戸時代には佐倉藩、大多喜藩など
17の藩によって構成されておりました。時が進んで大政奉還、そして廃藩置県...。

その廃藩置県により26県に再編施され、明治4年(1871年)に行われた県の統廃合により
木更津県(現在の房総半島の下の方)、印旛(いんば)県(現在の千葉市中央部)、そして新治
(にいはり)県...。これは現在の利根川両岸。銚子と周辺地域はこの時、茨城県であったのです...。

明治6年(1873年)に木更津県と印旛県が合併して千葉県となり、今年はそれから150年が
経ちましたという節目の年という事であります。銚子を含む香取、匝瑳、海上が千葉県に編入された
のはその2年後、明治8年(1875年)ということでありました(出所:千葉県HP等)

歴史を振り返るまでも無く、何かの制度が出来てやがてその制度は疲弊する。そして再びその時代
の最適な形に再編成されていく...。統一地方選挙が始まり各候補者から盛んに“広域”行政という
言葉が飛び交っております...。すでに再編が始まっているのです(続きは次回に)