銚子・角巳之・三代目

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

ネズッポ(メゴチ)...。

2019年10月27日 | 銚子のうまいもの
ここ1ケ月ほど...、命を守る行動を!とか、安全な場所に避難して...とか、災害に
際して、命に直接結びつく言葉を何度も耳にし、平時であれば流してしまう話も、
自らが有事に身を置けば切実...。切実...。こんな言葉では軽いでしょうか、まさに
身の危険を感じる場面に遭遇した時、初めて知る世界...。現実を前にしながら、現実を
受け入れられない...。因みに、命と言う漢字、人は一度、叩かれる...と読めるのだそうです。
その深意は...。まずはご想像ください。8年ほど前、腹痛で入院し、医師から告げられた
言葉...。大腸がんの恐れあり...。もしかしたら人工肛門の可能性も...。ただ腹が痛いだけ...。
ウソでしょ...と。精密検査の結果、そうではなかったのですが、あの瞬間の感覚...。受け入れ
られません...ではなくて、ただ凍り付いたように固まってしまった...。その後は何だったっけ
と振り返ったら、これで、かつ丼が食べられなくなる、ステーキ、焼き肉、刺身...食べ物のこと
ばかり考えていたような...。要するに人間が生きている。ということは、美味しいものが美味しい
と食べられることだなあ~と。あの時の恐怖心を忘れ、暴飲暴食に走ると、今度は...という感覚は
ある種の抑止力になっているようであります。さてさて、本日は前置きが長すぎました...。
災害等々、。あまりに暗い話が多いので、美味しいもの...。写真、銚子でネズッポ、標準名では
メゴチの天ぷら...。江戸前天ぷらの最高峰と呼ばれる魚。隅田川の屋形船などでも、ハゼなどと
一緒に出されることがあるのでは?と思います。このメゴチ...、頭が大きくて食べるところ少ない
のですが、その身....。さすが最高峰と呼ばれるだけのことはある...。魚の姿はバックナンバー
ご参照下さい。