銚子・角巳之・三代目

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阿見町にて...。

2019年10月09日 | 日記・エッセイ・コラム

この後再び、世界が変わります...。前回の被害が癒えていない中、今週末は今年最強クラスが...。
事務所前を見ると船舶の避難も始まっておりまして...。やるべきことを行って、あとは祈る...。
出来ることはそれしかないです...。来ないことを祈るのではなく、来る...。ので、被害を出来るだけ
小さく...と。さて最近、仕事で土浦(茨城県)方面に行く機会が多く、その途上、写真の風景がとても
気になっておりました。予科練平和祈念館。銚子から利根川沿いに香取方面に向かい、最近は発酵の町
として有名な神崎町(千葉)から稲敷市(茨城)へ。これまた非常に有名な大杉神社を右に見ながら
国道を進むと、一面に広大な霞ケ浦が見え...。あと少しで土浦市街...と言う場所にその建物があります。
阿見(あみ)町...。最近はアウトレットで有名なんですが、もともとは帝国海軍の重要な拠点、霞ケ浦
海軍航空隊のあった場所。そして予科練...。航空機搭乗員の技能向上のために設置された海軍飛行予科
練習生...。14歳から20歳まで、昭和5年から終戦までの間に、予科練の卒業生2万人以上が戦地に
赴き、その8割は帰ってこなかった...。終戦近くになるとその多くは特攻隊に志願した...と。
敷地内には零戦の他、人間魚雷・回天まで...。大正末期から昭和5年くらいまでに日本で生まれただけ...。
これも運命なんでしょうが、英霊と称えられるのではなく、自分の人生を歩みたかっただろうな...と。
阿見町にて、気の引き締まる思いが致しました。