銚子・角巳之・三代目

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戦闘経済学の法則

2019年03月15日 | 日記
昨日の続きかもしれません...。また数年前に掲載した...かも。
戦闘経済学の法則...なる用語、一般的に認知されているかどうか不明でありますが、
20年以上前に読んだ書籍の中にあった一説。あるいはその書籍の著者の方の造語かも
しれませんが、その内容、今でも諳んじられるほど記憶の中にありまして...。
(記憶違いであればご容赦を。ただし、その内容はなるほど...と)
曰く、戦闘に投入できる戦力量は、その兵器体系の精緻さの水準に反比例する...。
要するに兵器が近代化し、その構造が精密になればなるほど、稼働力は低下する...。
当時は折しも湾岸戦争の直後、砂漠の嵐作戦に投入された近代兵器は、その精密部品の
中に砂が入り込み、故障が相次いだ...。この事、現在に至るまで様々な場面で思い出し
ております...。能力は上がっているはずなのに、投入すべき場を間違えると...。機械の
性能に安住し過ぎて、故障したら何もできず...などなど。自分を含め、周囲で良く見掛け
ます...。写真は本文とは無関係でありますが、巻き網船の帰還風景。そういえば漁船も、
どんどん近代化し、魚群探知の精度は格段の進歩なのだとか。もっと獲りたいと近代化を
進めたら、今度は魚がいない(資源保護だ)...。より鮮度良く持ち帰るように漁船の冷蔵
設備を強化したけれど、水揚げ後の市場や流通の整備が追い付かず、まだその威力を発揮
できていない...。部分の強化が全体の強化に結び付かないのは何故だろう...。この話題、
またいずれ...。