銚子・角巳之・三代目

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ジンギスカン・うどん

2009年02月12日 | 日記・エッセイ・コラム

Img_4278 Img_4276 先週末、約2ケ月ぶりでバックス君に再会....。相変わらず、人間様の疲れた心は彼の一挙手一投足に癒され続け....。私はすっかり彼の子分になってしまったようです。彼なら....なんでも許します...。さて、ここにお邪魔すると。北海道ご出身のご夫妻なので、本場のジンギスカンを堪能する事が出来ます。しかも、ご主人は食肉のスペシャリスト.....。ラム肉が美味しい、タレが美味しい、何もかも美味しいのですが、最後の締めに、あの栄町の名店・“鈴や”さんの超極太うどん(ゆで時間15分以上)を投入してみました。この極太うどん、焼きうどんにすると絶品である事は分かっておりましたが....、結果は明らか。ジンギスカンうどん、もう言葉が無いくらい美味い。美味い。本当に美味い.....。日本を代表する重化学工業が底の見えない不況にあえぎ苦しむ中、名門酒蔵メーカーの30年赤字を出してきたビール部門が黒字転換したり、こだわり食品群が二桁増、軒並み食品各社の決算は良い....。せめて食い物くらい。そんな世相なのでしょうか? 如何に食べるかは、如何に生きるかと同義語。それをどこで、誰と、どのように、何を食べるのか....。不況になって、人間が心の底からああ“美味い”と何気ない、それでいて本当は最も大切な事に気付くようになっているのだとすれば、これは喜ばしい事なのでしょう。美味いの先にある、調理する人、素材を生産する人が見えて、そこに感じるものが少しでもあるのなら、更に良し。何よりも、生きているうちしか食べられない訳ですから....。仲間と楽しく美味しい食べ物を食べる。何物にも代えがたい至福の時間であります。ちなみに、こういう仲間と食卓を囲む時、殆どのものは持ち寄りか、労働の対価として物々交換したもの。いつも申し上げている労働の対価。某総合商社の会長さん(食糧出身)が、都会の30万円と、田舎の20万円、食を切り口に労働の対価を理解できるのであれば、田舎の20万円の方が遥かに豊かだね...と。同感です。これ非常に深いです。