銚子・角巳之・三代目

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シンポジウム感想

2007年02月20日 | 利根川シリーズ

100_1149 既報の通り、2/17(土)千葉科学大学にて公開シンポジウムが開催されました。私は翌日のイベント参加のための準備があり、基調講演とパネルディスカッションの一部を拝聴させて頂いただけでしたが、私にとっては実に有益なシンポジウムでありました。テーマが利根川流域のネットワーク構築に向けて。という遠大なものであるため、ややもすれば総論、総花的な話になりがちですが、基調講演を拝聴するに、その内容は現在起こっている諸問題を煎じ詰めると、私は誰で、これからどこで、どのように生きていくのか?に繋がっていくように思っております。切り口を食べ物。とした場合、人間は食べなければ生きていけない訳で、故にどう食べるか?は、どう生きるか?と同義語と思っています。その食べ物が実は殆ど海外に依存しているという事実。経済大国(死語でしょうか)と言われて久しい昨今、その“大国”が様々な制度疲労に直面している。“食べ物”の前に農畜水産物を“生産”するという行為がある訳ですが、価値基準が“お金”一辺倒であると、儲かんねえから止めた。とか、もっと労働賃金の安い国に作らせれば。となり、お金を沢山産ませるため効率化を追っていくと、グローバリズムという怪物に遭遇します。全世界で統一の基準。あたかも一神教で、自分達の信仰以外はみな敵だと見なす世界と同じ。さてそれでは日本は?という事ですが、豊葦原の瑞穂の国であったはず。八百万(やおろず)の神が居て....。本日は少々抽象的かと思います。詳細は明日に。