本日は祝日ですが、最近は日曜日、祝日という概念が無くなってしまいました。新たなチャレンジ、基盤作りに奔走している訳で、休みだ、遊びに行こう。などという余裕が全く無い。そんな余裕の無いことではダメだ。と忠告されたりしますが、やるべき時期に、やるべき事を必死でやらないと後悔する。そんな思いが頭から四六時中抜けない、貧乏性の私であります。が、写真のように美味しいものや地域の仲間に恵まれて、問題山積ではあっても前向きに充実した日常を送る事が出来るということは何事にも変えがたい財産でしょう。理屈はこれくらいで、写真は真イワシの刺身。朝揚がったばかりのモノを氷で〆て、夜、師匠が刺身にしました。20人近くでテーブルを囲んだのですが、その中にイワシの刺身は生臭くて食べられないという方がおり、写真の刺身をバクバク食べて、この魚は何ですか?と質問。イ・ワ・シ・で・す・よ。と申し上げたら、絶句してました。今までのイワシの刺身は何だったんですか....。これがイワシの刺身です。写真をよ~くご覧下さい。真イワシですが、そろそろ腹に卵を抱えているようです。これから産卵期を迎え、脂が抜けて味が落ちて参りますが、また梅雨時期に一年間で最も美味しい“入梅(にゅうばい)イワシ”となって帰って参ります。全国的にイワシが獲れない中、銚子・波崎では水揚げがあり、刺身で食べる事が出来ます。刺身だけでなく、この状態の原料がその鮮度のまま急速凍結されています。急速冷凍されたものは解凍しても尚別格の味を保っております。