この写真、昨日掲載の銚子電鉄・本銚子駅付近です。鬱蒼としていますが、この付近、6月頃になると沿線一面に紫陽花の花が咲き乱れます。この紫陽花沿線を抜けると一面キャベツ畑。キャベツ畑を抜けると犬吠埼があります。なぜ紫陽花か良く分かりませんが、私が小学生の頃からこの沿線には紫陽花が咲いていたと記憶しております。先日久しぶりに銚子電鉄に乗り、本銚子で降りましたが、実に趣のある電車でした。鉄道ファンならずとも、この風情には何か感じるものがあると思います。電車の床は板張り、中吊り広告は手書き。社内で切符を買って、本銚子駅のような無人駅ではすかさず車掌さんが降りて切符の回収...。それからNHKの教育番組で、この沿線と母校の清水小学校が舞台になっているようですね。清水小学校は丘の上に立っており、眼下に銚子の町を見渡す事が出来ます。久しぶりに近くを通りましたが、雰囲気は全く変っていませんでした。昔からスポーツ、芸術、音楽が盛んでしたが、最近は吹奏楽が際立っているようです。全国レベルの演奏と各方面で注目されております。銚子で芸術・音楽?と思われる方々もいらっしゃると思いますが、偉大な先人の礎の上に、着実に伝統が積みあがっております。因みに銚子には花屋さんが多く、人口に占める花屋さんの割合は全国でもトップクラスだそうです。花を大切にする心は文化的水準を表す一つの指標と思っております。私はまだまだその域には達しておりませんが....。