風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

My Funny Valentine

2019-02-14 | 音楽


古いスタンダードナンバー。
今日はチェットベイカーで → My Funny Valentine
世界中の人たちが愛に包まれる日でありますように。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

HaNaMaKi-JaM

2019-02-13 | 文化


昨年12月なかばごろだったと思う。
花巻市のキーマンから突然連絡があり
「紹介したい人がいるので今夜空いていないか?」とのこと。
別件の編集会議があったが、その後で合流。
お目にかかったのは、
昨年メジャーデビューしたポップスバンドBlue Hairsリーダーで
大手ITベンチャーの経営者でもある服部さんと、
音楽系クラウドファンディングを運営している井草さん。
初めは何お話かわからなかったのだが
どうやらBlue Hairsを中心としたプロジェクトを立ち上げ
クラウドファンディングで資金を集めて
花巻のまちをプロモーションする映画を作ろうという話だった。
面白い。
花巻のまちを舞台とした映画については一昨年から興味があり
実は密かにあちらこちらに当たっていたところだったから。

聞けばBlue Hairsのメンバーはそれぞれが経営者で
仕事と音楽どちらも真剣に取り組む二刀流バンドとのこと。
彼らひとりひとりがそれなりの発信力を持つし
新進気鋭のクリエイターとも繋がりがある。
市のキーマンが言うには
市のお金をアテにするのではなく、
クラウドファンディングを使う手法がたくさんの人も巻き込めるし
東京の有名人、クリエイターだけが参画するのではなく
地元の人たちもたくさん巻き込んだプロジェクトにしたい由。
願ってもないことだ。

花巻市が運営するシティプロモーションサイト「まきまき花巻」も
地元側からの本プロジェクトの情報発信に使いたいとのことで
私に声がかかったようだ。
おまけに既存の地方自治体では
こういう新しい取り組みにはなかなか関与しにくい。
クラファンのリターンや観光協会などのつなぎ役で市の支援を受け
私のような民間の人間が地元コーディネーター役を担えれば。
・・・という役割分担もだんだん見えてきた。

Blue Hairsの動きは早かった。
1月半ば過ぎには全メンバーが花巻にやってきて写真撮影。
これでLPやクラウドファンディングページを作成しようという感じだ。
ついでに今後の段取りなどを、温泉担当者などと打ち合わせ。
さっそく昨日LPが公開となり → HaNaMaKi-JaM
まもなくクラウドファンディングも始まる。
最初の撮影も計画中だ。

今後の展開に、乞うご期待。
逐次まきまき花巻で経過報告予定。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

復活!

2019-02-12 | 風屋日記
先週火曜日発祥のインフルエンザから
1週間ぶりにようやく復活。
熱は2日で下がったんだけど、
一応保菌者だったので自宅に軟禁状態だった。
PC持って帰っていたので、ほぼ仕事してたけどね。
1週間、食事と風呂以外は寝るときもマスクを外さず
今もまだ耳の後ろが痛い(^^;

発症翌日から5日、解熱翌日から2日が過ぎた昨日は
快復の仕上げとコリ固まった体をほぐしに大沢温泉で入浴。
いやーゆっくりした。



風呂上がりはやっぱりコレでしょう(^^)
久しぶりに飲んだフルーツ牛乳。
もちろん腰に手を当てて(笑)



大沢温泉は坂の下にあるのでこの季節は道路がヤバい。
何も手を加えていないと凍った道で上り下りができない。
ってことで、ホースで温泉のお湯を流していた。
なるほど、こりゃいいや。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

建国記念の日

2019-02-11 | 世界・平和
神武天皇が大和朝廷を開いたと日本書紀に書かれた日の
新暦がこの日ということで、戦前は紀元節と呼ばれた。
史実ではなく神話の世界の話だから
日本という国を考える上で建国を祝う日があってもいいけど
この日に決まった理由が上記の通りということは
ひっくり返せば
「ヤマトによる既存勢力や文化への侵略が始まった日」
ということもできるわけだ。
神武天皇が駆逐した土蜘蛛や蝦夷たち、
みちのく(道の奥)の「まつろわぬ国」の人々、
そして琉球王朝や、朝鮮半島。
すべてそれぞれ独自の文化を持ち、
ささやかに暮らしていた生活を追われて、
ヤマトに武力で駆逐されていった。

まつろわぬ蝦夷の後裔という立場から考えると
「建国」を押し付けられた屈辱の日ということになる。
「何をいまさら」という人は、
虐げられた人々の立場に立って考えてみて。
そういう想像力こそ
社会的弱者や沖縄、韓国、北朝鮮を考えるとき
今まさにかけている視点では無いのか?
沖縄の立場で地図を見てみると、中国も日本も同距離。
琉球王朝はそれらの国とうまく付き合ってきた。
当たり前のように「沖縄は日本」と言い切るのは
もしかしたら日本人の欺瞞なのかもしれない。
朝鮮半島も同じだよね。
彼らにしてみれば虐げられた歴史がある。
金出したからもう終わりってのは少々乱暴だと思うんだ。
福島もいま同じような立場になりつつある。
この国は、弱者をどれだけ踏みにじってきたのだろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春祈祷

2019-02-10 | 神楽・芸能






昔から続く、いわゆる「霞(縄張り)」を回る春祈祷。
祈祷申し込みのあった家々を回り、権現舞を奉じる。
私が参加した20年ほど前は2日間で40軒ほど回っていたが、
今は年々申し込みが減少してきて15軒ぐらい?
その代わり神社に来て、社殿で祈祷を受ける人が増えた。
今年も回って歩くのは初日の昨日だけ。
2日目の今日はほぼ社殿のみとなる。
金曜日は地吹雪で心配だったけど、
日中も氷点下の真冬日ながら穏やかでよかった。

まだ保菌者のワタシは急遽欠席。
近くまで来たのを見て、遠くからの見学だった。
知人に会っても、できるだけ近寄らず(^^;
やれやれ・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チキンラーメン

2019-02-09 | 食べ物・お店


朝ドラ見てたら無性に食べたくなってサ。
NHKのドラマなんだけど、
半年かけた長尺のCM見てるようだ(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コーヒー

2019-02-08 | 文化


本当は淹れる直前にミルで挽くのがいいのだが
ミルは東京を引き上げるときに処分してしまったし
普段は慌ただしい朝淹れることが多いので
挽いてある豆を買ってきている。
だからお湯を沸かし、フィルターをセットすれば
すぐにコーヒーが淹れられる。

コーヒーの粉をフィルターの中で山盛り型にする。
そのてっぺんあたりからお湯をひと回りちょっと垂らし、
コーヒーを充分に膨らませたら、
真ん中あたりだけを狙ってお湯を注いでいく。
薄めにしたいときにはフィルターの縁まで一気に、
少し濃いめが欲しいときには小分けにしてじっくりと
お湯をおとしていく。
淹れ終えたら最後にサーバーをひと揺らし。
以前は茶筅を振ったりもしていた。
えぐみが取れて味が柔らかくなるんだよね。

学生時代、コーヒーショップでアルバイトし
淹れ方を手取り足取り教わった。
どうやら覚えが早い方だったようで、
店の切り盛りもある程度任せてももらえていた。
その頃から、コーヒーを淹れるのは
ある意味趣味に近い行為になっている。
もしかしたら飲むことより淹れる方が好きかも。

だから現状のように、
家の中に閉じこもらなければならない状況だと(^^;
「ミルがあったらゆっくり淹れられるのになぁ」
と思ってしまう。
普段はバタバタしていてそんなこと考えないんだけどね。
・・・というか、
そのぐらいの気持ちの余裕持たなきゃダメかな?(^^;
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インフルエンザA型3日目

2019-02-07 | 生活の風景


月曜日は夕方からちょっと喉がイガイガしてきた。
風邪っぽいなと思い、イソジンでうがいしてマスクした。
日中まではまったく異常はなかったんだけど。

火曜日、起きた時から背筋がちょいとざわざわ。
すぐにイソジンうがいとマスクをし、熱を測ったら37.2度。
「37度台が一番嫌だよねー。
 38度超えると逆にテンション上がるんだけど」
なーんて減らず口叩きながら事務所へ出勤。
とにかくその日やるべきことを最優先に午前中は仕事。
昼メシ後、ふとまた熱を測ってみたら37.8度。
あーこりゃいかん。
編集会議が予定されている翌日に差し支える。
・・・ってことで、午後イチには自宅に帰って寝た。
(前日の夜あまり眠れなかったこともあって爆睡)
夕方16時過ぎに目を覚ましたら、なんか足が冷えていて寒い。
羽毛布団なのに寒いってのはなんだ?と
また熱を測ってみたら38.4度。
あちゃー(^^; 上がってきた。
こりゃインフルエンザかもしれん・・・と、
すぐ車に飛び乗り、個人的にも付き合いのある近くのクリニックへ。

「あーインフルエンザだねー。A型。薬どれがいい?」
わからないので(^^; 一番いいと思われるやつを。
「じゃ、まぁ普通のオーソドックスなやつにしますか。
 それより一緒にライブやりましょうよ」
いやいや、後でまた話しましょ(^^;
帰りの車を運転しながら今後の段取りやリスケを頭の中で反芻し、
家に帰ってから関係各所へ連絡。
「インフルの反応薄かったから軽いんじゃない?」
と先生は言っていたけど
それから熱がぐんぐん上がっていった。
軽いんじゃなくて、検査タイミングが早かったんじゃない?
22時ごろには39.5度まで上がり、もらってきた頓服を服用して寝た。

水曜日。
目が覚めたらだいぶ楽になっていた。
熱は(布団の中で測った状況で)38.4度、全然違うなぁ。
家族への感染を避けるために、みんなが食べ終えてから朝食。
起きていると、まだまだ体がだるいし、節々が痛い。
朝食の片付けして(家族に感染する可能性あるから自分で洗った)
すぐまたベッドへ。午前中爆睡。
昼過ぎに起きたら、すごく楽になっている。37.4度。
今の薬はすげーなぁ・・・と、午後から仕事すべくPCを出した。
ありゃー(>_<) 電源コードを事務所に忘れてきたじゃん(^^;
車で取りに行ってきた・・・が、だんだんダルさがぶり返してきた。
熱は38.0度。やれやれ。少しづつできることからやろう。
それでも夜には37.5度まで下がり、風呂にも入った。

そして今日。
目覚めた時の違和感全くなし。
熱は・・・35.6度(笑)
寝過ぎで頭が重いのと、マスクの紐で耳が痛いぐらい。
あとは何の異常も感じられない。
それでも保菌者であることは違いないからねー。
明後日までは引きこもります(^^;
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

移動おもちゃ美術館 in 花巻・マルカンビル

2019-02-06 | 文化




マルカンビルがまたまた仕掛けるらしい。
しかも常設美術館を1年後に2階へOPEN予定とのこと。
1階と6階の営業だけから
地下のスケートボードパークに続き
2階もOPENNしていくことによって、また新たな魅力が。
今後の3階〜5階も期待が膨らむ。

まずはファミリーの聖地になりそうなおもちゃ美術館を
今回の移動展示で体感してみたい。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「憲法についていま私が考えること」

2019-02-05 | 読書


「そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、
 その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、
 その福利は国民がこれを享受する。
 これは人類普遍の原理であり、この憲法はかかる原理に基くものである。
 われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する」(序文)

「日本国民は、国家の名誉にかけ、
 全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ」(序文)

「国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。
 この憲法が国民に保障する基本的人権は、
 侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与へられる」
                           (第3章11条)

「すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない」
                          (第3章15条2)

「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、
 この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ」(第10章99条)

憲法改正論議は良いだろう。
憲法で言論の自由が保障されているから。
しかし「押しつけ憲法」だとか、「自虐(あるいは屈辱)憲法」だとか、
果ては「護憲集会は政治的だからダメ」だとか政治家や公務員が言う風潮は
序文や11条、99条に反することだ。
どんな考えを持っていようとも憲法を擁護すべき義務を公務員は負う。
昨今の省庁での不祥事に至っては15条に定植しているだろう。

本書は日本ペンクラブ編による会員の方々のオピニオンオムニバス。
たくさんの執筆者の意見はひとつひとつ貴重なものだが、
一番ハッとさせられたのは吉岡忍さんの「はじめに」に書かれている
以下の一文だった。

「しかし、前文から一貫しているのは、
 主語が『われら」、すなわち国民(英訳では、単にピープル)だということ。
 つまり、国民主権、主権在民です。
 われらピープルが国会や内閣や司法や地方自治のあり方について、
 これはこうしなさい、と命じているということです。
 天皇に対しても『日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、
 この地位は、主権の存する日本国民の総意に基づく』(第1条)ですよ、
 と言っている。その上でさらに『天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、
 裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ」(第99条)
 と、わざわざ念押しもしています。
 先ほどの押しつけ云々でいうと、われらピープルが
 国会、内閣、司法、地方自治等(で働く公務員)に対して、
 この憲法の通りにこの国を運営しなさい、
 ここから逸脱したことをやってはいけませんよ、
 と押しつけているということです」

安倍政権はこの「ピープルからの押しつけ」を嫌っているとしか思えない。
総理大臣みずから憲法をディスることこそ99条違反だろう。
本格的な憲法論議が始まる前に、
改憲派も、護憲派も、ぜひ本書を読むべきだと考える。

「憲法についていま私が考えること」日本ペンクラブ編 角川書店
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

快適ズボライフ

2019-02-04 | 文化
事務所で仕事をしているときは大抵FMラジオを流している。
先日昼間の「シーズニング」という番組のテーマは
「快適ズボライフ」
普段の生活の中でどんなズボラしているか
リスナーからの投書を募っている内容だった。

私は、今はあまりこれといったズボラをしていないが
(仕事城月次の出納溜めるとか、片付けサボるとかぐらい ^^;)
東京に単身赴任しているときには結構頭使ってズボラしていた。
洗濯物は洗いかごに入れるのではなく直接洗濯機に入れたり、
出勤時に忘れ物しないように定期入れに部屋の鍵つけとくとか・・・。
中でもご飯関係は精一杯頭を使った。

週末スーパーで野菜類を一式買い込む。
(ひとり分のカット野菜ではなく、大根や人参など丸ごと)
マンションに帰ったら買ってきた野菜全て食べやすいサイズに切り刻み、
それぞれタッパーに入れて冷蔵庫へ。
少量買うと逆に割高なので、こういうやり方を会得した。
ついでに大量のご飯(炊飯器が小さかったのでせいぜい5合)を炊き、
1食分づつ、これまたタッパーに入れて冷凍庫へ。
これで1週間分の食事の準備OK。

朝ごはんは野菜類をひと掴みづつレンジ用のシリコン皿に入れ
レンジでチンしたら塩胡椒やオリーブオイルかけて済ます。
たまに変化をつけたいときは冷凍庫のごはん1食分をレンジで解凍し
インスタントの卵スープを載せてお湯をかけ、卵雑炊にして食べる。
東京生活後半は自分で弁当作って持って行っていたけど
それはさすがにタイマーかけてご飯を炊き、
冷凍食品詰めてできあがり。
ご飯が暖かいので、昼までには自然解凍できてるんだよね。

夜はひとり用鍋にダシ用の昆布入れたあと野菜を適当に突っ込み
豚細切れや鳥もも肉、時には魚などを入れ
火をつけた固形燃料にかける。
(風呂に入っている間に美味しい鍋ができあがっている)
これはポン酢やゴマだれなど、日によってバリエーションが楽しめる。
カレーも、シチューも、ポトフも、ルーなどで味付けさえ変えれば
みんなコレ式で至極簡単に料理できるという仕組み。
これらを肴に酒飲んだり、ご飯が欲しいときはレンジでチンだ。
楽チン楽チン(^^)

ラジオ聴きながら、思い出していたのはこのやり方だった。
我ながらうまいことやってたなぁ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

文化の違い

2019-02-03 | 文化
今日は節分。
明日が立春なので、季節の分かれ目だから節分という。
明日から春?という気持ちにもなろうが
「今から春の準備が始まるよ」ぐらいの感じだろうか。
首都圏ではぼちぼち梅の便りが聞こえて来るので
春近しと言ってもいいのかも知れないけれど。



ところで節分には鬼を追い払うための豆をまく。
当地ではまく豆が落花生だって知られてるのかな?
というか、少なくとも私は「落花生をまく日」だと思っていたので
ほんの数年前に、東京の人に「まくのは炒り豆だろう」と言われ
大げさじゃなく、天地がひっくり返るほど驚いた。
当たり前だということが当たり前じゃないと知ることは
自分の立地点が揺らぐことになる(笑)
少なくとも北海道〜北東北は落花生地帯だと思うのだが、
一体その線引きはどこなんだろう。
なぜ北国では落花生なんだろう。
まぁ殻に包まれたまままくから外で巻いても剥けば食べられる。
落花生の方が極めて合理的だ。
こっちがメインストリームになってもいいんじゃね?

岩手では歳祝いという行事が行われる。
以前は1月末から2月に変えてが多かったけれど
最近はそうでもないのかな?
もともとは20歳、40歳、60歳の節目に歳祝いを行ったらしいが
(多分全国的に行われていたんじゃないかと思うんだけど)
20歳は成人、60歳は還暦なので、40歳の歳祝いだけが残ったという。
それがたまたま数え42歳の厄年と重なることから
厄年=歳祝い→数え33歳の女の厄年も歳祝い・・・
に変わっていったようだ。
女の数え33歳、男の数え42歳の年になると
(花巻では)中学校単位での盛大な歳祝いが行われる。
ま、同窓会ね。
他にも職場や地域など、厄年の人たちは歳祝いという名の飲み会が続く。
「飲まされてばかりで、ホントに厄年」という話も聞くほど。
でも、これも立派な地域文化だよね。

今年はウチの長男の学年が女の歳祝い。
成人した時よりも、30歳になった時よりも、
息子の学年が歳祝いってことに、なんか深い感慨を覚えるのだった。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

どうなっているのか

2019-02-02 | 世界・平和
学校でのイジメ問題は根が深い。
加害者と被害者をくっきり分けることができないから。
首謀者は大概声が大きく力も強いのだが、
全てのイジメに彼ひとり直接手を下しているわけではない。
おもねる取り巻きたち、自分に矛先を向けられたくないものたちが
首謀者が望むであろうことに加担することにより
イジメはさらに加速度がつく。
この場合、もしかしたら首謀者よりもその周囲の人間の方が
罪は重いと思うのだ。

それは学校に限らない。
会社でも、趣味のサークルでも、地域の自治体でも
人が集まるところすべてに当てはまる事例がある。
一番顕著なのはアメリカと日本の関係ではないのか?
ネット時代となり、それはますます加速度を増している。
匿名で、物陰から他人を攻撃する風潮だ。
長いもののまかれるぐらいならまだいいが、
尻馬に乗るという、人間社会の中では最も卑怯な態度だ。
そしてそれは「忖度」という
一見要領良く見えるが、実は卑しい行動によってなされる。

森友、加計学園絡みから始まった省庁による『誤魔化し」は
防衛省でも明るみに出、厚労省でボロボロになった。
これだけのことがほんの1年とちょっとの間に次々明るみになった。
これはもう国の体をなしていないんじゃないのか?
灯台をはじめとする最高学府を出、
行政の最高機関で国を動かす地位まで上り詰めた人たちが、
政治家に忖度して次々に誤魔化しを行なっている。
ここまでデタラメな国のあり方の中で
一体何を信用すればいいのか。
もはや国や省庁の言葉が何も信じられなくなっている。
しかもアメリカや韓国や北朝鮮やロシアに翻弄され
政治そのものも国民の方を全く見ていない。
答弁も、記者会見も誤魔化しだ。
沖縄問題しかり。

責任はどこにある?
もちろん行政の長である総理大臣だ。
現政権を支持する人々は「野党の方が信用できない」と言うが
コトはイデオロギーmの問題をすでに超越している。
私はリベラル推しであり、防衛費より社会保障を
大企業より弱い立場の人たちを、国民主体に・・・という立場だが
もうこれ以上現政権に任せてはおけないから
百歩譲って、今までの通りの自公政権のままで良い。
でもアベはダメだ。
与党の中にそう言う気概を持って立つ者はいないのか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「昭和からの遺言」

2019-02-01 | 読書


紅白の総合司会もした元NHKのアナウンサーで
映画監督鈴木清順さんの弟、鈴木健二さんによる著作。
朝のニュースで見て、即買いした。

前半は旧制中学生だった戦時中の思い出がメイン。
当時の旧制中学校生活や、東京大空襲を生き延びた体験が
とても生々しく、リアルに描かれている。
これまで戦時中の体験記をいろいろ読んできたけれど
これほどまでに市井の少年が体験した手記を読んだことがない。
さすがはジャーナリズムを担ってきたアナウンサーだ。

当時鈴木少年は家族と共に両国に住んでいたらしい。
なんと昭和20年の東京大空襲のど真ん中。
昨年10月に訪れた東京大空襲慰霊碑のすぐそばだ。
その夜の描写は自ら体験したことを
憶測も何も加えず、目にした、耳にしたことを
そのまま描いているだけにリアリティがある。
生き延び、家を焼かれた2週間後に旧制弘前高等学校に入学し
戦果に塗れる東京と、、平和そのものだった弘前との違いに
大きな驚きを感じたことも。

でも本書後半は短い章立てでアナウンサー時代の思い出記。
確かにそれはそれで面白くもあったのだが
前半の鬼気迫る内容から読み進めると、肩透かしの感があった。
別な本にしてもらった方が良かったと思うけど
多分前半だけでは量が少く、出版物として成り立たなかったんだね。
文字組も大きな級数で行間が広く
なんとかページを稼ごうというレイアウトでもあったし。
(2時間もかからずに読み終えてしまった)
それが垣間見えて、少し残念。
お歳がお歳だけに(90歳)執筆は大変だったろうけど
それでも前半(終戦まで)の部分をもう少し語って欲しかった。
旧制高校から大学にかけての話ももっと知りたかったな。

1番の驚きは、本書が幻冬社からの出版であること。
あの百なんとかいう輩の、トンデモ歴史本と同じところだ。
どうなってんの?この会社。
売れりゃなんでもいいってこと?

「昭和からの遺言」鈴木健二:著 幻冬社
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする