風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

ゼロ年代の50冊

2010-04-04 | 読書
今日の朝日新聞。
日曜の楽しみである書評欄に、
「2000年~2009年の間の10年に出た本の検証」として
「ゼロ年代の50冊」というシリーズが始まった。
識者アンケートによってランキングされた50冊を
興味を持って眺めてみた。

既読はたったの6冊(-"-;
「海辺のカフカ」(村上春樹)は2位。
「博士の愛した数式」(小川洋子)が6位。
11位以降では・・・
「敗北を抱きしめて」(ジョン・ダワー)は秀逸、
「PLUTO」(浦沢直樹・手塚治虫)は
マンガでありながらも選ばれていることに納得、
「悪人」(吉田秀一)、「真鶴」(川上弘美)ともに
話題になった小説だった。

ランキングで初めて存在を知り、読みたくなった本もある。
1位の「銃・病原菌・鉄」(ジャレド・ダイヤモンド)は
民族格差や南北問題を文化人類学で解いたものらしい。
「母の声、川の匂い」(川田順造)も文化人類学者の著書、
「東西/南北考」(赤坂憲雄)も
比較文化、地域文化で有名な学者であり
東北学の提唱者がどういう切り口を見せるか興味津津、
遷宮を数年後に控えた「伊勢神宮」(井上章一)で
独特の伊勢文化の一旦を事前に学んで
我が神楽の遷宮奉納訪問に備えようか。

まだまだ知らない本ばかり。
時間がどれだけあっても足りない。
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