あまりにもバカバカしくて、この話題に触れるのも憚られて来たが、
今日だけちょっと言わせて欲しい。
小泉さんへ
あなたのやっていることにいちいち揚げ足を取る積もりはないが、
どうしても言いたいことがいくつかある。
まず第一に郵政民営化について。
あなた方は「旧国鉄の民営化の成功を見ても、郵政民営化が正しいことは明白」
という言い方で国民や政治家達を納得させようとしているが、
「旧国鉄の民営化」とは一体どういうことだったのか。
確かに借金はなくなったが、
それはタバコ税をはじめとした「税金」という形での借金の国民への押し付けと
赤字路線廃止という公共交通機関の最大の役目を捨てたからだ。
その結果、職人気質の無骨な昔ながらの国鉄マンがいなくなり、
今いるのは利益と効率ばかりを追い求め、
安全性をないがしろにするサラリーマンだけだ。
それが「国鉄民営化成功」の本当の姿だと思うのだが。
郵政民営化も借金こそないものの同じ道を歩むだろうことは想像に固くない。
2つめとして、
その郵政民営化があたかも政治改革の全てであるかのような言い方でことを進め、
自分の理論ばかりを「変える気はない」と押し付けてきたこと。
そこには議論の余地すらなく、人の意見に耳を貸さない。
あまりの強引さに法案が否決されるといきなりの解散。
今回の法案否決は更なる議論を求め、また手法の強引さへの反論なのに
「改革に賛成か反対か」と問うのは問題のすり替え以外の何ものでもない。
自分の考えが改革の全てであり、他の改革はありえないということか。
まして法案反対に回った自民党議員は公認せず、対立候補をたてるというのは
自分のいうことに逆らう人間の切り捨てだ。
このままだと、このやり方は郵政民営化ばかりのことじゃなくなるよ。
歴史をひも解いてみると、これとそっくりなことがかつてあったと書いてある。
戦争に疑問を持った人達が「非国民」と呼ばれてつるし上げられたこと。
体制に反対の立場をとったことによって逮捕され拷問死した人達。
そっくりのやり方だ。
ただし、法案反対を唱えて切り捨てられた議員達も情けない。
「衆院での説明では反対だったが、参院の説明を聞いて賛成することにした」
とは一体どういうことだ?
自分の政治的信念から反対の立場を取ったんじゃなかったのか?
選挙時の公認からはずされると聞いて慌てふためく方々には幻滅した。
自分のこと、選挙で勝つことしか考えていない。
そのむかし政界を牛耳っていた骨太の政治家は姿を消し、
職業として議員になる政治屋ばかりだ。
自分の信ずるところ、自分の信念を選挙民に問うたらいいじゃないか。
変に体制に媚びて、中途半端に公認をもらうよりも
よほど支持を受けられると思うのだが。
ここまで読んで「そうそう、その通り」とうなずいているあなた。
そういう二世・三世や官僚上がりのひ弱で情けない政治家を選んだのは
厳しいことをいうようだが、残念ながら私達自身だ。
「その国の政治や政治家を見れば国民のレベルがわかる」という格言は本当だ。
私達自身がそういう政治家を選び、小泉さんを支持してきた。
選挙権を持つものとして、それは痛切に責任を感じる。
「私は投票しなかったから責任はないよ」と思っている人達も間違い。
投票しないということは消極的に信任したことになるのだから。
与えられた選択肢の中から最善の道を選ぶということは国民、選挙民の義務だ。
あとで後悔しないためにも真剣に選び投票する必要がある。
憲法問題も、防衛・外交も、社会保険制度改革も、経済問題も、教育も、
まだまだ問題は山積みで、郵政民営化のことばかり考えているわけにもいかないしね。
確かにここまで書いたことを考えるとバカバカしくて投票する気にならなくなる。
あのドロドロのドタバタを見ているだけでも、脱力感に襲われる。
もしかしたら、わざとそういう場面を見せて無党派層の投票率を下げ、
組織票に支えられた与党の勝利を目指しているのではないかしらん・・・と思うほど。
そこまで計算ずくなら、それはそれで大したもんだけどね(笑)
ちょっと手厳しい発言、失礼しました。
・・・今日だけにしときますのでご寛恕ください。
今日だけちょっと言わせて欲しい。
小泉さんへ
あなたのやっていることにいちいち揚げ足を取る積もりはないが、
どうしても言いたいことがいくつかある。
まず第一に郵政民営化について。
あなた方は「旧国鉄の民営化の成功を見ても、郵政民営化が正しいことは明白」
という言い方で国民や政治家達を納得させようとしているが、
「旧国鉄の民営化」とは一体どういうことだったのか。
確かに借金はなくなったが、
それはタバコ税をはじめとした「税金」という形での借金の国民への押し付けと
赤字路線廃止という公共交通機関の最大の役目を捨てたからだ。
その結果、職人気質の無骨な昔ながらの国鉄マンがいなくなり、
今いるのは利益と効率ばかりを追い求め、
安全性をないがしろにするサラリーマンだけだ。
それが「国鉄民営化成功」の本当の姿だと思うのだが。
郵政民営化も借金こそないものの同じ道を歩むだろうことは想像に固くない。
2つめとして、
その郵政民営化があたかも政治改革の全てであるかのような言い方でことを進め、
自分の理論ばかりを「変える気はない」と押し付けてきたこと。
そこには議論の余地すらなく、人の意見に耳を貸さない。
あまりの強引さに法案が否決されるといきなりの解散。
今回の法案否決は更なる議論を求め、また手法の強引さへの反論なのに
「改革に賛成か反対か」と問うのは問題のすり替え以外の何ものでもない。
自分の考えが改革の全てであり、他の改革はありえないということか。
まして法案反対に回った自民党議員は公認せず、対立候補をたてるというのは
自分のいうことに逆らう人間の切り捨てだ。
このままだと、このやり方は郵政民営化ばかりのことじゃなくなるよ。
歴史をひも解いてみると、これとそっくりなことがかつてあったと書いてある。
戦争に疑問を持った人達が「非国民」と呼ばれてつるし上げられたこと。
体制に反対の立場をとったことによって逮捕され拷問死した人達。
そっくりのやり方だ。
ただし、法案反対を唱えて切り捨てられた議員達も情けない。
「衆院での説明では反対だったが、参院の説明を聞いて賛成することにした」
とは一体どういうことだ?
自分の政治的信念から反対の立場を取ったんじゃなかったのか?
選挙時の公認からはずされると聞いて慌てふためく方々には幻滅した。
自分のこと、選挙で勝つことしか考えていない。
そのむかし政界を牛耳っていた骨太の政治家は姿を消し、
職業として議員になる政治屋ばかりだ。
自分の信ずるところ、自分の信念を選挙民に問うたらいいじゃないか。
変に体制に媚びて、中途半端に公認をもらうよりも
よほど支持を受けられると思うのだが。
ここまで読んで「そうそう、その通り」とうなずいているあなた。
そういう二世・三世や官僚上がりのひ弱で情けない政治家を選んだのは
厳しいことをいうようだが、残念ながら私達自身だ。
「その国の政治や政治家を見れば国民のレベルがわかる」という格言は本当だ。
私達自身がそういう政治家を選び、小泉さんを支持してきた。
選挙権を持つものとして、それは痛切に責任を感じる。
「私は投票しなかったから責任はないよ」と思っている人達も間違い。
投票しないということは消極的に信任したことになるのだから。
与えられた選択肢の中から最善の道を選ぶということは国民、選挙民の義務だ。
あとで後悔しないためにも真剣に選び投票する必要がある。
憲法問題も、防衛・外交も、社会保険制度改革も、経済問題も、教育も、
まだまだ問題は山積みで、郵政民営化のことばかり考えているわけにもいかないしね。
確かにここまで書いたことを考えるとバカバカしくて投票する気にならなくなる。
あのドロドロのドタバタを見ているだけでも、脱力感に襲われる。
もしかしたら、わざとそういう場面を見せて無党派層の投票率を下げ、
組織票に支えられた与党の勝利を目指しているのではないかしらん・・・と思うほど。
そこまで計算ずくなら、それはそれで大したもんだけどね(笑)
ちょっと手厳しい発言、失礼しました。
・・・今日だけにしときますのでご寛恕ください。
新聞やテレビの解説より分りやすいです!
疑問に思っている事があります。
投票を棄権した先生方の態度が分りません。
特に大仁田氏の涙と弁明。
私には、卑怯者としか考えられません。
スポーツマンを売りにしているだけに
余計腹がたちました。
おまけに消極的な反対を態度に表したにもかかわらず、
結局はみんな「賛成」することにして公認得るのね。
その程度の覚悟しかないなら議員になるなと言いたい。
やれやれですね。
よくわかっていない小娘の私が意見することなんて
できんと思ってはいるのですけども。
一般に生きる人がオカシイときがつくことを、エライせんせいたちにわからんことないと思うんですけども…。
せんせいたちもその世界で生きることに必死なんでしょね。
国のためでなくて自分のために必死なんでしょね。。
どうも皆さんご自分の周囲しか見えないようで・・・。
木を見て森が見えないというか、大局を把握できないというか。
客観的に見ていると力が抜けてくるようなことでも
それぞれの方々は大まじめなんですよね。
じゃあ、お前ならできるのか?と言われても困っちゃうけど(笑)