風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

「んだがら」

2020-07-30 | 文化
これは岩手でよく使う同意の相槌。
同じように「だから」を相槌として使うのは
鹿児島と沖縄だけという話を聞いた。
「雨続くねぇ」「だからさ」
「飲みサ行ぎでな」「んだがら」
この使い方をしない地域の方々にとっては
「だから・・・何?」というギモンが湧くだろうが
全国的に使う言葉で、最近
「んだがら」にぴったりの表現を見つけた。

「雨続くねぇ」「それな」

これでニュアンスが伝わるだろう(笑)

岩手では別れの挨拶は「んで」「そんで」「んでば」。
標準語で「それでは」という意味だが
これも他に地域の人たちが聞くと
「それで・・・何?」と
後に続く言葉がないことに違和感を感じるだろう。
しかし標準語で別れの挨拶は「さようなら」。
漢字で書くと「左様なら」になる。
ほら、意味は「それでは」と同じ意味だろう。
ちと訛ってるだけで、同じ意味のことを言っているのだ。
関西でも「ほな」と言うよね。
(「ほな、さいなら」は「それじゃ、それじゃ」になる 笑)
方言というより、言い回しだけの問題。
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