全国から1000編近い応募があるこの賞。
以前からこういう賞があることは知っていたし
表彰式の様子も地元新聞で見ていたが
宮沢賢治学会の立場で
先日の土曜日初めて今回参列してみた。
作品集も一気読み。
作品そのものもだけど、金賞の奈良の高校生は
受賞挨拶も素晴らしくて感動すら覚えた。
煌めく才能・・・すごいなぁ。
この賞の過去の受賞者からはプロの作家も生まれている。
今年もまた新しい才能が生まれ出たことを祝したい。
なにせ金賞は高校3年生だけど(奈良県立郡山高校3年)
銀賞はひとりが2年(東京都工学院附属高2年)と
残り2人はなんと1年生だったのだから
(千葉県市川高1年と高知県立山田高1年)。
そしてもうひとつ。
この賞の重要性は実行委員会の組織体制にある。
富士大学と花巻市、そして花巻市教育委員会なのだ。
地元の大学と自治体とのコラボに意味がある。
今後もこの枠組みが広がることを期待。