風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

12月8日

2006-12-08 | 風屋日記
昨日の閲覧数が1005pvって何???(@o@)
いつもの3倍。
初めての4桁だなぁ・・・。
驚いた。



さて、今日は12月8日。
大日本帝国陸海軍がハワイ真珠湾を爆撃し、
アメリカに戦線布告した日だ。
それまでも中国大陸で戦火は絶えなかったけど
昭和16年のこの日を境に、
人類史上類を見ない大量殺戮、無差別爆撃などの
血塗られた4年半が始まることになる。

米軍によって全国的な爆撃や沖縄での地上戦、
そして広島、長崎での原爆投下など
大量の非戦闘員の犠牲者を生み出されたのはもちろん
日本軍も731部隊事件や南京虐殺、重慶爆撃で
大量の非戦闘員の犠牲者を出したのも忘れてはいけない。
犠牲者数を議論する向きもあるが
数の問題ではない。

一昨日、映画「父と暮らせば」のDVDを借りてきて見た。
「こんなものを、人間が、同じ人間の上に落としたんだ」
というセリフが重かった。
すごい映画だ。

真珠湾攻撃から生き残った
日米の兵士達の会合の記事を新聞で読んだ。
65年前のことだから、当然みんな85歳以上になっている。
この会がいつまで続けられるのかわからないが、
もし当時を知る人間がいなくなってしまったとしても
日米戦争が始まったこの日を、いつまでも忘れてはならない。



そして今日は皮肉なことに
あれだけ平和と愛を訴え、差別や戦争や貧困を憂いていた
John Lennonが凶弾に倒れた命日でもある。

12月8日は皆がいろんなことを考えなければならない
大切な日だと思うのだ。
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
父と暮らせば (kt)
2006-12-08 12:43:29
ウチの娘が「これは…凄いよ」と言っていたっけ。
何でかは言ってなかったので、私は内容を全く知りませんでした。
返信する
>ktさん (風屋)
2006-12-08 18:10:43
お勧めです。
確かにすごい映画です。
原作は井上ひさしなので、
そのためなのか、
2人芝居仕立ての映画になっています。
舞台を見ているような感じですが、
挿入映像がかなり応えます。
返信する
父と暮らせば (Toko)
2006-12-09 01:55:45
風屋さん、こんにちは。映画、ご覧になったんですね!わたしは、原作の舞台を観たとき、相当こたえました。

ところで、映画の台詞ですけど・・・原作の台詞のまんまなんですよ。全然いじってないんです。なくなってる台詞はあるんです。けど、そこの部分は挿入映像になってたりするんです。

挿入映像は、わたしも衝撃でした。ラストシーンなんて、とてもお気に入りです。
返信する
>Tokoさん (風屋)
2006-12-10 22:16:13
やっぱり舞台ものでしたか。
ほとんど2人芝居ですもんね。
井上ひさしのものを映画にする時は
舞台の脚本はいじれないでしょう。
ひとつひとつの言葉に意味がありますから。

舞台の方も見たいなぁ。
返信する

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