風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

同級会

2008-05-05 | 風屋日記

母ちゃんがモグをブラッシング。
気持ちいいよねぇ。
昨日はバリカンを買ってきて床屋さんしたし、
手をかける対象は子から犬へ(^^;
うん、正しい老後のスタートだ(笑)

  ◇      ◇      ◇

3日の夜は中学校の同級会があった。
その時感じたことが2つ。
33の厄年、42の厄年と集まってきたけれど
歳をとるごとに、穏やかに楽しくなってきた。
中学時代のしがらみやわだかまり、
意地や見栄などをはじめとした面倒な人間関係が
何だかどうでもよくなってきたせいだろうか。
あまり仲が良くなかったヤツとも楽しく話したし、
会場全体がふうわり丸く柔らかい感じ。
それだけみんな大人になったということか。
それとも歳をとったということなのかな?(笑)
今度小学校に入学する孫(!)の写真を見せるヤツから
まもなく第1子が誕生予定のヤツまでいろいろ。
これまで50年近く生きてきて
それぞれ色んなことを経験してきたんだよね。

もうひとつ。
とにかく表情が豊かで笑顔が素敵な人達は
不思議に歳を感じない。
化け物じゃないか(笑)というぐらい
まったく中学高校時代と変わってない人もいたし、
とにかくうらやましいぐらい若い。
特に女性の方々ね。
男連中は白髪になったり、根本的に無くなってたり(^^;
腹やアゴが豊かになっているヤツらもたくさん。
それでもやっぱり笑顔が素敵な人達は
男女に限らず、風貌の変化(笑)に限らず
やっぱり若くて生き生きしてる。
表情って大事だねぇ。

同級生約360人のうち亡くなっているのは13人とか。
これから同級会を重ねる毎にその人数は増えていくよね。
誰かと話をしていても
「次はもう会えないかも知れないから」
という言葉があちこちで出ていたよ。
次の予定は還暦。
それまでみんな元気で。
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5 コメント

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表情。 (imuimu)
2008-05-05 21:31:05
同窓会楽しかったみたいで良かったですね.
私も最近あったのですが、古い思い出が良くない物なので
行く気になれませんでした.
行っていたらまた楽しい会だったのかもしれませんね。

表情の良い人は若く見えますね.
そして・・・モグちゃんの表情。何か言いたげでかわいいです.
返信する
>imuimuさん (風屋)
2008-05-05 23:30:56
苦い思い出の心のキズも、ヒビの入った人間関係も
もしかすると歳とともに薄れていくのかも。
50も近くなると先が見えてきますからね(笑)
先日も数人から
「還暦までにはもう会えなくなるかも知れないから」
と半分冗談、半分本気で言われました(^^;
私も中学時代は好きではなく、
今回も行こうかどうしようか迷ったのですが
せっかく幹事の方々が苦労して開催してくれたので
とりあえず行ってみたのですが、
豈図らんや結構楽しい同級会でした。
imuimuさんも次回は是非、笑顔でご参加下さい(^-^)
返信する
あの時は・・・ (まつたけ)
2008-05-07 01:43:19
中学3年のある時、あることがきっかけでクラスで嫌われていることに気付きそれ以来卒業するまで孤立した状態でいました。
そんな訳で楽しい思い出など1つもないのですが、それでもクラス会があるとノコノコ出掛けてしまう。
「昔は昔、今は今」と割り切りたいのと自分もクラスの一員であったことを示したいという思いから。
行けばそれなりに楽しむのですが、昔話となるととたんについていけなくなる。「俺って本当にこのクラスだったっけ?」と思うくらいに話についていけない。
色々な出来事も"当たらず障らず"でいたのでそれを深く共有するに至っていない、というのがその原因。
(と最近になってようやく分かってきた)

でも、何かが縁で昔よりも今のほうがずっと親しいということもあるでしょうからマイペースで付き合ってみようと思っています。
独り言で申し訳ありません。


返信する
Unknown (さんじゅ)
2008-05-07 10:09:06
同級会って回数が少なくて、誘われればとりあえず行くものの、今でも交流がある人達と違って、新しい交友関係で暮らしている私はやっぱり微妙です。
学生時代は同じ制服着て同じように過ごしていたのが、卒業して別な道を目指す毎に良くも悪くも差がついて、それぞれの人生なんだなと実感。
(孫やら第一子という文章を拝見しながら)
結構忘れている事が多いけど、覚えている事まで知らんぷりして、実は自分が誰よりも構って欲しかったりして…。
死ぬ前に同級会、もう1回ぐらいしないかなぁ。
返信する
>まつたけさん・さんじゅさん (風屋)
2008-05-07 12:35:39
私も中学時代はみんなのノリについて行けず
正直言って「鬱々として楽しまず」という日々でした。
でもね、お2人のコメントを拝見して気がつきました。
なぜこの歳になってからの同級会は楽しいか。

さんじゅさんの「良くも悪くも差がついて」がヒントです。
卑近な例えで申し訳ありませんが
麻雀は必ずついているヤツとそうでないヤツが出てくる。
でもダラダラと1~2日続けていると
ひと回り4人みんなに順番にツキが回るため、
最後はあまり差がなくなり、勝負がはっきりしなくなります。
人生も同じようなものかな・・・と思いました。
「勝ち組」か「負け組」かなんて、
最期になってみないとたぶんわからないのでしょう。
私の同級生でも、
人が羨む暮らしをしていながら突然病に倒れたり、
一流企業に勤めていたのに関連会社に飛ばされたり、
優秀なことで有名なお子さんが心の病となったり。
一方では受験も就職も希望通りいかなかったヤツが
今じゃ一流企業の部長だったり。

どんな立場も、どんな境遇も先はわからない。
というより、もう終点が徐々に見えてきていて
どんなにいい暮らししても、見栄はっても
「殿様だろうが乞食だろうが、最期は一緒」だなと
みんな気づき始めた結果ではないでしょうか。
33の時や42の時は「うちのダンナの仕事は」とか
あるいは「うちの子は」「オレの仕事は」という話が
まぁ結構多かったように思うのですが
先日はほとんどなかったのですよ。

何だか達観したような同級会ですが(笑)
だんだん歳とともにそうなっていく気がします。
返信する

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