風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

今できること

2021-08-22 | 社会
医学的知識がないので
新型コロナウイルスに対してワクチンがどう効くのか
その仕組みは説明を聞いてもよくわからない。
接種したにも関わらずブレークスルー感染があるし、
ワクチンによる抗体がどの程度効果が続くのかもわからない。
インフルエンザの例を見ても
ワクチンだけで元の生活が完全に戻るとも思えない。
たぶんタミフルのような特効薬ができない限り無理だろう。

でもね、飲食店や宿泊業、観光業、小売業、エンタメ業界を中心に、
このままでは日本経済や文化が崩壊してしまう。
そして影響はそれら特定の業界だけにとどまるわけではない。
飲食店や宿泊施設へ食材の納入する業者、農業、漁業。
観光業を支える交通関係や小売店へ商品を納入する卸業、製造業。
エンタメを支えるメディアや劇場、制作スタッフまどなど。
GDPや株価などのマクロ経済数値では測れない傷が拡がっている。
この状況を、ほんの少しでもなんとかしなければ。
そのために、今打てる策はワクチンしかない。

ワクチンの効果は7割とも9割とも言われるが
仮にそれが1割しか無かったとしても、
1日の全国の新規感染者2万人のうち2千人に効果がある。
大阪府の1日の新規感染者がほぼいなくなるなる割合だ。
たったそれだけでも大きな効果。
喧伝されるように7割の効果が出るなら新規感染者2万人が6千人に。
9割なら2千人になる。
前述のように、おそらくその効果は一時的なものだろうが
それでもただ手をこまねいているよりはいい。
そのうちに特効薬が出始めるだろう。

副反応が怖いという声も聞く。
病気になると熱が出るが、
それは体内の免疫機能が炎症という形で病原体と闘っている証拠。
ワクチンも体内に免疫機能ができる過程で熱が出るのだから
それが体調不良につながったわけではない。
逆にワクチンがうまく効いている証拠だろう。
頭痛も然り。
腕が痛いのは、筋肉注射だから仕方ない。
インフルエンザのワクチンも同じだ。
もし腕や肩が痛いのが嫌なら、子どものようにお尻に打てばいい。
(子どもの頃、大人は肩に注射だから早くそうなりたいと思っていた)
私の父は肺の病気で、最後は肺炎で亡くなった。
その時の父の苦しみ方を考えれば
発熱や頭痛や痛みなんざどうってことない。


とにかく、このままではいけない。
今できることを。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする