風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

60年

2020-12-19 | 風屋日記
自分の人生にはどんな意味があったのだろうと
最近時々思うことがある。
おそらく還暦とはそういう年代なのだろう。

息子たちや孫たちの存在を考えると
そういう意味ではささやかな自分の人生も
それなりに意味あるものだったとも思えるけれど、
社会的にはどうだろう。
その時その時で必死に考え、選択をして、
自分なりの人生を走り抜けてきたと思っているけれど
果たしてそれは何かの役に立ったのかな。
何かしら生きた痕跡を残すことはできたのかな。

別に痕跡を残していなくても、
別に記録や誰かの記憶に残らなくても
人生を終える時に振り返り、充実した人生だったと
自分で満足してこの世とさよならできるのかな。
そんなことを最近時々考える。
コメント
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