風音土香

21世紀初頭、地球の片隅の
ありをりはべり いまそかり

黒石寺・正法寺

2022-11-05 | 散歩
文化の日は午前中良い天気。
午後から天気が崩れる予報だったので
雨の前にちょっとしたドライブがてら紅葉を見に行った。
行き先は、若い頃何度も近くを通っていながら
一度も実際に行ってみたことがなかった、奥州市の黒石寺と正法寺。


最初は黒石寺。
全国的にも知られる奇祭「蘇民祭」の場所だ。
蘇民祭は蘇民将来伝説が元になっており
蘇民を助けた牛頭天王を祀っていることが多い。
「蘇民将来の子孫」という札を玄関先に貼り付けたり
神社で茅の輪をくぐったり、祭りで山車を引いたりするのが
蘇民将来信仰が現代にも残っている伝統的慣習。
もちろん蘇民袋を争奪するのも蘇民の子孫の立場を奪い合うものだ。
ちなみに全国にある八雲神社や八坂神社は牛頭天王を祀る。
山車を引く祇園祭も蘇民伝説によるものだという。
牛頭天王には8人の息子がいて、
八将神とか八王子とか言われていて、
東京の八王子の地名もそこからきているのだとか。


黒石寺は天台宗のお寺だが
仏教の寺に蘇民祭が残っているというのは神仏混交時代の名残か。
考えてみれば天台宗は修験宗の元になった宗派。
なるほど。
開基は西暦729年だから奈良時代のこと。
全国でも稀に見る歴史を持つ古刹だ。

山を背負った境内は紅葉真っ盛りだった。



黒石寺前の小川は瑠璃壺川というらしい。
ここもまた綺麗な水が緩やかに流れる美しい場所。



次に向かったのは「奥の正法寺」。


なんとこの門は17世紀の建立とのこと、江戸初期だ。


寛政時代に建てられた茅葺の本堂が美しい。


もちろん国の重要文化財だ。
寛政時代といえば江戸時代中期。


曹洞宗のお寺なので禅僧を迎える僧堂や坐禅堂もある。
鐘つき堂も含め、こちらも茅葺だ。
実は本堂の裏に稲荷社もあった。
こちらも神仏混交時代の名残なのかも知れない。
明治時代の廃仏毀釈の嵐によって仏教が排斥されるまでは
お寺は神社の別当(管理者)だったりしたから
かつては同じ境内にお社とお寺が同居していた時代がある。
そんな姿も垣間見られて、とても興味深かった。

どちらのお寺も岩手が誇る文化財。
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まち散歩は楽しい

2022-11-03 | 散歩

東京は巨大都市と考える人がほとんどだろうが
実はまちがたくさん集まったところなのだと
散歩して歩いてみるとよくわかる。
境目がよくわからないから勘違いするのだろう。
しかしあちこち歩いてみると
それぞれのまちの性格や文化の違いが見えてくる。
浅草は浅草の、新宿は新宿の、下北沢は下北沢の顔を持つ。

東京に限らず、全国どこのまちも同じ。
自分の足で歩いてみなくちゃまちの顔には出会わない。
住んでいるまちも、隣のまちも、
仕事や旅行で訪れる違う地方も歩いてみよう。
観光地や目的地だけにまっすぐ向かってもつまらない。
せめて少しでも目的地へ歩く。
時間の余裕があるなら、あてもなく歩き回る。
きっと旅行ガイドに載っていない
そのまちならではの顔や面白いものが見つかるだろう。
知っているつもりの住んでいるまちも、
歩くたびに新しい発見がある。
昨日書いた北上まち歩きもだったが、それが楽しい。
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きたかみスナップまち巡り

2022-11-02 | 散歩
先日の日曜日。
北上市役所企画部都市プロモーション課が企画・実施した
上記イベントにお誘いを受けて参加してみた。
隣町とはいえ、目的地に車で行くことがほとんどで
まち歩きする機会がなかなかない。
歩かないと見えない景色や見つけられない店があると
花巻でここ5〜6年ほど訴えているのだが
暮らしているまち以外だと外から目線があるのでより面白い。
結構楽しみに集合場所へ向かった。

参加者はスタッフ・ゲストを合わせ、子どもも入れて20名ほど。
奥州市からも参加者がいて、花巻からは私ひとり。
他は北上の人たちだ。
北上駅前からあちこち経由しながらhoKkoまで。
途中あちこちでゆっくりしたために
最後は駆け足になってしまったが、結構楽しめた。
花巻でフォトウォークした時は
制限時間内にそれぞれバラバラに歩いて撮影したけど
こうやってみんなで歩くのも楽しいなぁ。
11月にもまた計画されているとのこと。
次も期待しよう。
14時から1時間半ほど歩いて6200歩。

以下、ワタシが撮影した写真をピックアップ。








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早池峰神社

2022-10-05 | 散歩

花巻市大迫町のまちから更に車で30分。
日本100名山のひとつとして登山客に人気の早池峰山麓、
登山口近くに古刹早池峰神社はある。
周囲は古の昔、山岳信仰により当山を訪れる修験者たちの宿坊で
現代においては登山客のための民宿となっている「坊」が
いくつも立ち並ぶ岳集落があり
早池峰神社を本拠とする、国の重要文化財でユネスコ登録遺産の
早池峰神楽のひとつ、岳神楽を伝承する方々が住む。



この早池峰神社本殿や神楽殿は創建が建長17年。
なんと大阪冬の陣の2年前、夏の陣の3年前。
まだ豊臣家が健在で、淀殿や秀頼が生きていた頃だ。
またこの年、宮本武蔵と佐々木小次郎の巌流島の決闘もあった。
そんな時代に建てられた社が現代に残っている奇跡。
迫る周囲の山々の空気や、
本殿を取り囲む林の中から響いてくる急峻な渓流の轟きにより
より幽玄さが感じられる場所だ。



こんな山奥でも、岳神楽が見られる例大祭や舞納め、舞初めには
遠くからも含めて大勢の観覧客が訪れる。
その岳神楽もまた室町期に成立したとされる古舞。
山伏神楽と称され、権現舞は修験の祈祷が元と言われている。
古からの風景、古からの文化。
そして古からの生活がここにある。

先日、撮影仕事で訪れ、
周囲を改めてゆっくり歩いてみた。
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紫陽花ロード

2022-07-10 | 散歩
花巻には昔、花巻電鉄という電車が走っていた。
花巻駅と鉛温泉方面、花巻温泉方面の2方向を結び、
鉛温泉方面は路面電車(軌道線)、
花巻温泉方面は単独の線路(鉄道線)だった。
その鉄道線の単独の線路は、
現在の藤沢町郵便局あたりから
消防署のあたりにあった西花巻駅を通り、
花巻駅を経由して花巻温泉方面へと向かっていた。
その線路跡が今自転車専用道路になっている。

藤沢町郵便局前から消防署前までは
民家の間を通り、道路の下をくぐるのだが、
今の季節、そこが紫陽花ロードになっていることを
自転車でここを通る人しか知らないだろう。





今が盛りで、とてもきれいだ。
知られざる花巻の魅力スポットのひとつ。
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コミックいわて〜花巻さんぽ

2022-07-02 | 散歩

↑のリンクから見ることができるwebマンガ。
なんともツボな場面ばかりが出てきて何度も読み返した。
私が生まれ育ち、今も事務所を構えている実家は
花巻図書館から徒歩30歩、文化会館から徒歩100歩。
まさに著者のこども時代と被りまくりだ。
文化会館や図書館ができたのは私が中学1年の頃なので
できたばかりの頃のこともよく覚えているし
図書館にもよく通ったものだ。

身照寺周辺の坂道や崖は小学生時代の遊び場だったし
(こどもにとって崖って楽しいよねぇ)
文化会館や図書館ができる前の花巻農業高校も
実習用畜舎や校庭など(迷惑かけながら)格好の遊び場だった。
鼬鼠幣稲荷神社(イタチべイナリさん)の境内や裏の林も
そしてその林の中にある小道もよく覚えている。
その小道は保育園の頃に通園した道で
私もそこで蛇を見かけた。

花巻デパート(当時)の喫茶室は1階の奥。
確か菓子舗司が経営していたと思うが
ここも高校時代によく行った店だ。
当時土曜日は半ドン(死語)だったので、
授業が終わると吹張町の「どさんこ」で味噌ラーメンを食べ
(高校生には白飯を好きなだけサービスしてくれた)
食後に「花デパ」の喫茶室でコーヒーを飲む。
他の喫茶店ではコーヒーが250円だったその頃、
ここでは120円だったから。
それと、ひとりで切り盛りしていたきれいなお姉さんと
いろいろ話をするのももちろん目的のひとつ😁
毎回一緒だったヤツは2年前まで岩手県高体連会長をやっていた。

喫茶きょうらくさんに行くようになったのはここ5年。
マチココでいろいろお世話になったりしている。

生まれ育ち、今もリアルに生活しているまちを
こうやって改めて取り上げてもらうことは
自分が住むまちの魅力を客観的に再認識することに繋がる。
そういうことも含めて、著者には心から感謝。
それと、もうひとつ感じたのは
ここで生まれ育った私のような人間ばかりじゃなく、
人生の一時を過ごしただけの著者のような人たちにとっても
ここは故郷のひとつなんだなぁということ。
そういう人たちのためにも
久しぶりに訪れてがっかりさせないように
このまちをより魅力あるものにしていくミッションを
ここに住む私たち自身が担わなければならないな。
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花巻温泉は紅葉真っ盛り

2021-11-09 | 散歩
一昨日の日曜日、ふと思いついて花巻温泉へ。
なーんだ、すでに紅葉が終わった小岩井に行かなくても
こんな近場に見頃の紅葉があった(^^;
なんかほっこり(^^)










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ちょっと昔の花巻 写真散歩

2021-08-27 | 散歩
10年〜30年前の花巻のまちの写真を知人からお借りし
先々の資料のためにスキャンしてデータ化した。
個人的にも思い入れのあるほんの一部の写真を勝手にUP(^^;
今はすっかり変わってしまったものの
馴染みのある花巻のまちの姿がここにある。


花巻デパートの屋上(?)から見たかつての上町商店街。
賑やかだったころが窺い知れる。
今は時間限定で路駐できるようになっているが
このころはそうなっていなくてもたくさんの車が路駐中。
それだけ周囲の目もゆるかったのだ。
恐らく1980年代の写真じゃないかなと思われる。
ワタシが20代のころ。


若い人にはどこの写真かわからないと思うが
実はここは市役所からマルカンへ向かう館坂の風景。
かつてはこんなにも道路が狭く、家々が立ち並んでいた。
今はこの2倍ほどの広い道路となり、
右側には大きなマンションが建っている。


これは昔の税務署の写真。
今はマンション向かいの駐車場となっているところ。
当時は駐車場を広くとってある施設は少なかった。


この古い木造長屋はつい最近まであったので
若い世代も覚えている人が多いだろう。
市役所の北側で、ついこの前まで工事をしていて
今は道路が広くなり建物は少ない。
長屋の一角に有名な菱川お菓子屋さんがあった。


こちらは鍛治町。
渡辺商店やFURUKUMAさんはまだあるが、
その間に宮弥書店があった。
明るい雰囲気だった上町の誠山房や吹張町の芳文堂とは違い薄暗く、
こっそり大人の本を立ち読みする本屋として知られていた。

ここから先は、今はもうない同級生の家。


マルカン向かいの井形酒店。
今は1階にローソンが入っている復興支援住宅だ。
戦前からの建物で、蔵の壁に空襲時の火災の跡が残っていた。
ここの主人だった同級生は我々の神輿の幹部だったので
花巻まつりの時は毎晩神輿の打ち上げがここだった。
蔵の前の駐車場にブルーシートを敷き
売るほどある(笑)焼酎を大量消費したものだ。
メインストリートが真ん前なので
神輿の出番が終わった後は飲みながらよく山車を眺めた。
建物とともに、彼ももういない。


鍛治町の、正式には高喜電器?高喜楽器?
ギターなんかも扱っていたよねぇ。
店頭のビクターの犬の置き物が目印だった。
ここも老舗で、宮沢賢治が花巻農学校教員だった時代、
通勤途上にあるこの店でレコードを何度も買い、
発売元のビクターが田舎の店でそれだけ売れていることに驚き
様子を見にきたという逸話が残っている。
この同級生の家には、特に高校時代何度か遊びに行った。
実はその同級生が
今は花巻まち散歩マガジンMachicocoのカメラマン。
屋号を受け継ぎ、高喜写真事務所を名乗っている。
コメント (2)
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youtuberが花巻をルポ

2021-08-05 | 散歩
素晴らしい撮影と編集。
ざっと重要ポイント押さえている。
これはそのまま花巻観光案内にもできるなぁ。

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東和ビオガーデン

2021-05-10 | 散歩


5/4を除き、毎日天気が悪かったGWが終わった途端
暑いぐらい初夏の日差しが眩しい快晴(笑)
撮影仕事だったのでホッとしたけど
実際は撮影には日差し強すぎ(^^;
でも爽やかな風が吹いて気持ちいい日だったな。
そんな日にここはうってつけ。
東和温泉となり。
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盛岡市鉈屋町

2020-11-12 | 散歩
先日の映像フェステイバルの合間に
上映会場となった浜藤酒蔵跡のホール周辺を散策。
この辺りは古き良き盛岡の街並みが残り
それをリノベーションして町おこしに使っている。
でもね、それだけじゃないんだなぁ。
リノベしていない現役の建物も実に味がある。
この近隣にお住いの方々はこの景色の魅力に気づいてる?
見慣れた景色はあまり意識することがないけど
客観的に眺めてみると
私たちの周囲も魅力ある景色が広がっている。
それに気づいてもらえるような活動をこれからもしていきたい。









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旅にしあれば

2020-08-03 | 散歩


沢木さんが言うことに100%アグリー。
病についても、オリンピックについても。
そして仕事についても。
沢木さんは知られたノンフィクション作家だから
必死こいて仕事を探す私とは違うけど、
私も基本的に自分で納得できない仕事はしない。
これまでに人生の中で、旅について何かを言えるほど
たくさん旅してきたわけでもないけれど、
たまに(ほとんど仕事絡みながら)ひとり旅に出ると
やはり沢木さんのような感慨にふける。
世界に病はあまたある。
もしそのどれかに罹ったとしても
それはそれで仕方ないことだと思ったりするんだ。

心地良い風に吹かれて、コーヒーを飲みながら
つらつら考えたこと。

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円万寺観音堂

2020-06-30 | 散歩

ぼちぼち紫陽花が見頃
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やなのうえプロジェクト

2020-05-06 | 散歩

最近数十年ぶりに再会した小中学校時代の同級生が
東和町の古民家を買い取ってリノベーションを始めたという話を
1年ほど前から耳にしていた。


興味はめっちゃありながらも、
これまでなかなか行ってみるチャンスがなく、
場所すらよくわからなかったのだが、
facebookにUPされた彼のエントリーを見ていて興味が増し、
天気の良い休日だった先日、三密を避けながらぶらりと訪ねてみた。



築120円以上という土蔵の内部は見事にカフェスペースとなり
2階はミニシアターにもなりそうな創作がなされていた。
土蔵だし、周囲にあまり人が住んでいないので
音を気にすることなくライブなどもできそうな感じ。
2階ではプロジェクターを使ったセミナーなどにも使える。


作りかけのイングリッシュガーデンを挟んだ母屋は
民泊用にリノベーションされていた。
こちらも古い部分は築120年以上ということだが、
各部屋フローリングが貼られ、
日差しがいっぱい入って来ていて居心地がいい。
なによりも、昔ながらの作りで部屋をぐるりと囲む縁側がいい。
自然いっぱいの庭や林がまるでスペクタクルだ。


とにかく広い敷地の中には井戸もある。
水質調査をしていないので使えるかどうかわからないそうだが
蓋をあげて下を覗いてみるとちゃんと水が溜まっていた。
そのまま残っていること自体が貴重。
少なくとも脇のイングリッシュガーデンへの水やりはOKだろう。
もちろん外に水道もあるのだが。

ここにいて聞こえてくるのはすぐ裏を流れる猿ヶ石川の音、
少し向こうから聞こえる草刈機の音、
そしてウグイス、ヒヨドリ、ヒバリの声・・・。
うららかな日差しの中、
そのままベンチに座って帰りたくなくなる感じ。
ここは楽園。
彼はいい仕事してるなぁ。

消防や保健所の認可待ちというカフェ営業が始まったら
また来てみようか。
大丈夫、ここは人と接触する場所じゃない。
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山を歩く

2020-05-03 | 散歩
新型コロナウイルス感染症拡大防止のために
「人との接触を最大限減らす」と世界的に叫ばれている。
人は他人とコミュニケーションを持つことによって社会を形成し
これほどの文明を築き上げてきた存在。
それを根底から覆すようなここ数ヶ月の世界だ。
もしかしたら自然が今の人間のあり方を問うて
こんなことを始めたのかもしれない。

それはさておき、
今日本で唱えられている「STAY HOME」とは
あくまで「人との接触を最大限減らす」ための方策のひとつ。
家にいればコロナウイルスがなくなるわけじゃない。
「人との接触」をしなければいいだけの話。
1歩外に出れば必ず他人との接触がある大都会ならいざ知らず
地方の、しかも郊外なら外に出ても人には会わない。
ということではないけれど(^^;
ちょっと仕事上の打ち合わせなどがあって
花巻市郊外、西の山の麓にある、
かつて高村光太郎が蟄居していた山に先日行ってきた。



記念館が建ち、光太郎が住んでいた山荘も保存されているが
当然のことながらコロナ対応で休館中。
とはいえ山は休んではいない。
世界中がどんな社会になろうとも、ちゃんと花は咲く。
人に会わず、花々や山の風に会ってきた。








もしかしたら人ではなく熊には会うかもしれないけど、
こんな散歩ならときどき行こうかと思う。
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