国土(面積)が大きい国や人口の多い国が、大きく”ゆたかな”国なのか。結局、国民総生産(GDP)や国民総所得(GNI)が大きく豊かななのか。”ゆたかさ”が、必ずしも所得や金額ではないと思うが、まずは”一人当り国民所得”(平均)をみれば、その国に住む人々の豊かさがわかるのではないかと思いデータをみた。必ずしも国土や人口の大小によっていないというこが解った。
一人当り国民(総)所得が年間4万ドル強の日本とフランス(同じ)、国土はフランスが日本の約2倍、人口は日本がフランスの約2倍だ。人口が日本の約10倍のインドの国民一人当りGNIは、日本の約3分の1(2014年)だが、国土は日本の9倍もある。日本の約2.6 倍ほどの人口のアメリカの国民総所得は、約18兆ドルと日本(約5兆ドル)の3.6 倍だが、国民一人当り所得(GNI)は、日本(42,000ドル)の1.3 倍(55,000ドル)にとどまる(2014年現在)。
国や国民の”ゆたかさ”は、国土や人口(数)の大小によってはいない。しかるに、いま世界的には
爆発的な人口増加傾向の中にあって、わが国は文字通りの少子高齢化と人口減少傾向に、頭を痛めている。何故かといえば人間の数(人口)こそが、その国の付加価値生産力だという”人々が働くことを通じてのみ、付加価値を生むのだという古典に考えが縛られているからだ。生産人口こそが、(働くことのない/できない)子供や高齢者分の付加価値を生産しているという考えに捉われているからだ。
世の中には、いろいろな人がいる。汗して働く人もいれば、汗せずアタマや何かで働いている人もいる。お金や資本があって付加価値を生んでいると思っている人もいる。病気や障害があって、働けない人も食べていかなければならない。”働く人が減って”も、減った分食事や経費が減るとか、オートメーションやロボットが働き、AIが汗しない人の分付加価値生産をしてくれる世の中になろうとしている。付加価値生産や生産人口などの規定が変ろうとしている社会にあって、人口減少はネガティブではなく、ポジティブな要素なのだと、気楽に考えることが大事なのでなないでしょうか。
一人当り国民(総)所得が年間4万ドル強の日本とフランス(同じ)、国土はフランスが日本の約2倍、人口は日本がフランスの約2倍だ。人口が日本の約10倍のインドの国民一人当りGNIは、日本の約3分の1(2014年)だが、国土は日本の9倍もある。日本の約2.6 倍ほどの人口のアメリカの国民総所得は、約18兆ドルと日本(約5兆ドル)の3.6 倍だが、国民一人当り所得(GNI)は、日本(42,000ドル)の1.3 倍(55,000ドル)にとどまる(2014年現在)。
国や国民の”ゆたかさ”は、国土や人口(数)の大小によってはいない。しかるに、いま世界的には
爆発的な人口増加傾向の中にあって、わが国は文字通りの少子高齢化と人口減少傾向に、頭を痛めている。何故かといえば人間の数(人口)こそが、その国の付加価値生産力だという”人々が働くことを通じてのみ、付加価値を生むのだという古典に考えが縛られているからだ。生産人口こそが、(働くことのない/できない)子供や高齢者分の付加価値を生産しているという考えに捉われているからだ。
世の中には、いろいろな人がいる。汗して働く人もいれば、汗せずアタマや何かで働いている人もいる。お金や資本があって付加価値を生んでいると思っている人もいる。病気や障害があって、働けない人も食べていかなければならない。”働く人が減って”も、減った分食事や経費が減るとか、オートメーションやロボットが働き、AIが汗しない人の分付加価値生産をしてくれる世の中になろうとしている。付加価値生産や生産人口などの規定が変ろうとしている社会にあって、人口減少はネガティブではなく、ポジティブな要素なのだと、気楽に考えることが大事なのでなないでしょうか。