シャツのほころび涙のかけら

昔よく聞いたNSPのタイトルを拝借。…趣味や日常を綴っています。基本はガンバレ自分!時々覗いてみてください。

北本:ジャコウアゲハ幼虫・蛹、アミガサハゴロモ幼虫

2024-07-15 | 主に野鳥や昆虫

6月30日(日)、久し振り(3か月振り)に北本自然観察公園へ行ってきた。

自然学習センターの横にグリーンカーテンがある。事前に公式Webの「公園日記」を見た際に、“グリーンカーテンでつるを伸ばしていたウマノスズクサが、ラッパ型の花を咲かせ始めた”という記載があったので、グリーンカーテン見てみると、


花は無かった。終わった?念のため公園日記を再度確認。・・・6月5日の記事だった。花はあきらめよう。でも・・・
ウマノスズクサの葉は、ジャコウアゲハの幼虫が食草としている。探してみると・・・いた。独特の白黒カラーに全身の突起。突起の先端は赤い。


他にもいないかと探すと、大屋根の軒天にも幼虫発見。さらに、近くの軒先(鼻隠し?)の白っぽいのは蛹か。


カメラを高倍率のコンデジに替えて確認する。幼虫はほとんど動かないし、葉が無いところにいるので、蛹になるのが近いのかも。


蛹を見るのは初めてなのでWebで画像を確認。やはりジャコウアゲハの蛹だ。蛹も独特な形状。幼虫の白い脇の模様がそのまま残るようだ。


遠いので見難いのが残念だけど、初めましてなので挨拶したということでヨシとしよう。

最初に見たジャコウアゲハの幼虫の近くには、別の種類の幼虫もいた。大きくて黒地に白い横縞模様。目玉のような斑点が並ぶ。
元来イモムシ系は苦手だ。じ~っと見ていられない。なので、写真は撮ったけど載せるのは遠慮しておく。一応画像で調べたところ、セスジスズメの幼虫らしい。


葉の上に白い綿毛のような・・・。これは見たことがある。初見は3年前の同園だった。
アミガサハゴロモは、ハゴロモ科の昆虫。幼虫はお尻からロウ状の物質を出し放射状に広げる。


直径1センチ弱の糸状のロウ物質は開いたり閉じたりできる。自分の身を隠すためだとか。


葉の上で幾つか見かけたが、極めつけは葉の上ではなく、茎に密集していた。何事なのだろう。

アミガサハゴロモとしたが、同じ仲間のベッコウハゴロモやスケバハゴロモ、アオバハゴロモの幼虫も同じ特徴を持つので、ひょっとしたらそれらかもしれない。

 

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4 コメント

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面白い (地理佐渡..)
2024-07-16 06:15:38
おはようございます。

ジャコウアゲハは楽しみですね。
そして、アミガサハゴロモは面白いです。
どちらも現物は見たことがないです。
返信する
○○ハゴロモ (ディック)
2024-07-16 14:59:52
後半のなんとかハゴロモ!!!
細かい分類はわかりませんが、これってわが家が庭でもっとも困っている害虫の幼虫じゃないですか!
親も子も、見つけたら即、害虫退治の噴霧器の対象です。
そうしないと、どんどん広がって、数が増えて、大変なことになります。
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地理佐渡さん こんばんは (KAEDE)
2024-07-17 21:56:58
ジャコウアゲハの成虫が増えることを期待してます~。
アミガサハゴロモの幼虫を初めて見た時は驚きました。面白いものですね。
返信する
ディックさん こんばんは (KAEDE)
2024-07-17 21:57:21
このハゴロモには、他にも仲間がいますね。
近年は外来種も侵入し生息域を拡大しているそうです。
どんな昆虫も大発生すると被害がありそうですから、注意が必要ですね。
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