とても残念なことだが、ときどき会社帰りに立ち寄る神田の角打ち(酒屋での立ち飲み)『加島屋酒店』が10月末で閉店となった。
ここ数ヶ月でいえば、1ヶ月に1回程度行っていたと思う。いつからか同僚と「今日はパトロールに行く」というのが符丁のようになっていた。
10月の中旬に行った時、「実は・・・」とお母さんから閉店のことを聞き驚いた。前々から考えていたことなのだろう。代々続いた店を閉めるということは、大きな決断だったと思う。(私の実家にしても約3年半前に蕎麦屋を閉めた・・・)
その後、10月26日にも行き、最後は10月30日に行ってきた。この時は3時間くらい居たのではないかな。店の品物も減らしつつあるので、缶詰中心のつまみだった。(とはいえ、立ったまま3時間って、お酒で酔っていることもあるけど、他の人に話すと呆れられる。)
まぁ、それはともかく、思い出すと、この店に最初にいったのは約5年前。この備忘録日記で検索すると、それ以降、加島屋酒店さんのことは何度も取り上げている。
最初に行った時・加島屋酒店のこと。「酒は純米 燗ならなお良し」のこと。硬貨を数える「銭枡」もこちらで初めて見た。清酒「神田橋」。お母さんの趣味の「大輪あさがお」のこと。神田須田町の納涼会のこと。角打ちで角瓶などなど。
憩いの場を提供して頂き、お酒に癒され、お父さんやお母さんの人柄にも癒され、ありがとうございました。
長い間、お疲れさまでした。
行きつけの店の閉店、淋しいですね。高齢化で後継ぎがいないという理由なのでしょうね。
周りに競合店が増えてきたことや設備の老朽化、お父さんたちもお歳で、息子さんは新たな道を・・・。残念ですが、仕方ないですね。